我が国の消防体制は広域自治体が設置する消防本部と各自治体が条例で設置する
地域消防団があります。
共に消火活動や防災活動で活躍します。
消防本部は地方公務員で常勤ですが、消防団は非常勤特別地方公務員で市長村長が
任命します。
消防団員は日頃正業につき,一旦事が起きれば地域の消防・防災のため出動し地域
のため自主的に活動します。
出動に応じ手当が出る様になって居ます。
現在全国で86万4千人の消防団員が居るそうですが、色々問題が多いらしい。
まず若手が責任ばかり重くて自由が利かない消防団を嫌い成り手が少なくなった事。
消防作業は殆どが消防本部が行い消防団のする事が少なくなって来た。
それに地方財政の悪化で満足に手当てが支払れない自治体も出て来た。
手当は団員の飲み代に当たれて団員には回って来ない。
地域消防団は今や消防競技大会用の消防団となって居る所もあるとか。
地方では地域災害が起きればまず最初に狩りだされるのが消防団員です。
此れでは消防団員になろうと言う人が減って来るのも道理ですね。
今地域消防団の存続が問われて居る市町村があるとかないとか・・・