16年6月の英国国民投票が出した英国のEUからの離脱は余りにも事が大きすぎて世界中を
震撼させた。
結果を出した英国民がまず驚いた様で国を二分する賛否が巻き起こった。
しかし国民の間には大英国思想が根強くこれが勝って居る様です。
17年6月離脱表明後EUと英国離脱交渉が始じまる。
11月EUと実務レベルで離脱協定案決定・英国特別閣議で離脱合意案決定・EU首脳会議で
合意案が正式決定し今回英国議会で合意案採決となった。
現在下院定数650名による集中審議が行われて居るがどうやら合意案否決が優勢。
英国のEU離脱期限は3月29日とされて居ます。
離脱合意ありでEU離脱するか?それとも合意なしで離脱するか?選択を迫られています。
もし合意なしの離脱となれば英国のみならず全世界を巻き込んだ大騒動が起きる可能性がある。
第3の策として離脱延期をEUに申し入れ、EUと再び本格交渉を開始する事。
英国内閣不信任投票で総選挙を行い新しい英国議会で再採決する。
それとも国民投票をやり直し2度目の国民投票をする。
ただEU離脱延期は現実味が乏しく国民投票のやり直し等は絶望的と言われる。
離脱合意案が否決された問題点は、英国全体を離脱後もEUの関税同盟に残す条項と見られる。
英領北アイルランドとEU加盟国のアイルランドの国境問題が解決するまで非常措置として
関税同盟に残る事は、英国がEUに縛られる事が続行する事への懸念とか。
さてメイ首相の命運もつきそうですが、6月の大坂G20首脳会談に出席出来るか?