主要企業の労使が意見を交わす労使フォーラムが昨日開催され事実上の今年の春闘が
始まった。
何時も値上げ数値を出す経団連が今年は今までの官製春闘から脱皮で独自の方針を
打ち出した。
賃上げは本来企業と労働側の話合いで決まるものなので、経団連はあえて希望
数値等は出さない、お互い話し合って決めて欲しい。
賃上げもベア中心よりボーナスを含む賃金総額での値上げを望む。
これに対して連合はベアが主体でボーナスも上げ総額と二兎狙いです。
定期昇給2%プラス4%の賃上げ要求と可成り強気の姿勢です。
因みに昨年の賃上げは2・53%で経団連の希望数値3%に近いアップ。
それに夏のボーナスは平均9万5300円・冬のボーナスは9万4000円
何処の企業も業績アップで過去最高の賃上げだった様です。
今年の国内景気も依然好調ですが、10月の消費税率引き上げ・米中摩擦の
激化・英国のEU合意なき離脱等不安材料が多く、今年の春闘は高くは望め
そうにないとの予想も立ちそうですね。