昔の軍隊は閉鎖された特別の空間で厳しい上下関係や我が身の保全のため凄絶な
イジメ虐待が日常茶飯事として行われたとの事です。
日本は戦後自衛のため軍隊でない軍隊と言われる自衛隊が創設されました。
民主主義国家に生まれ変わり、昔の様な悪い慣行はなくなったと思われて来たが
現実はさに非ず、依然としてイジメ虐待は横行して居ると言う。
今回海上自衛隊の2等海佐の艦長が部下の3等海尉に対し大声で長時間叱責したり
暴言で罵倒したりしたそうです。
2等海佐と言えば昔の海軍中佐で3等海尉は海軍小尉の幹部です。
叱責された3等海尉は堪らず自殺してしまった。
恐らく上下関係が巧く行ってなかったのでしょう。
此れを受け海上幕僚長はパワハラ行為で部下が自殺した事を認め関係上司を停職や懲戒
処分にした。
しかし軍隊では上下関係が絶対で、上司の命令には絶対服従です。
個人を認めると軍隊は回って行かない特殊集団です。
不条理が大手を振って罷り通る所です。
此れは氷山の一角で現在もこの様なパワハラは行われて居るのでしょうね。