英国が期限の3月、EUに合意なき離脱を突きつけるのか注目されて居ます。
そんな中で英国の家電大手のダイソンがで本社をシンガポールに移し、近く手がける
EV車の製造もシンガポールで始めると表明し英国に大きな衝撃を与えた。
ダイソンの創業者はEU離脱推進者で大英帝国の思想の持主らしい。
EUの制約を受けるのを潔しとしないで世界に打つて出る公算の様ですね。
処に我が国のニッサンですが、英国のEU合意なき離脱を懸念し英国で計画して居た
次期スポーツ多目車の生産計画を撤回する事を発表しました。
此れも英国にとっては相当の打撃になるとの事。
ただニッサンがスポーツカーよりEV車開発が優先されるべきと一応の抗弁は用意
して居るようですが・・・
３月期限のEU離脱が迫る中、益々英国から移転する企業は増えそうですね。
先日総務省の審議会のトップ委員等が、携帯電話２社から研究費の名目で金銭授受が
暴露されました。
今回は経産省の審議会トップ委員等が、ガス業界から総額３９００万円の金銭授受が
暴露された。
いずれも審議会の委員で、審議会に金銭授受を制限する規定はなく受けた事自体は違反
性はないらしいが、矢張り利権を絡むものと推定されるので、拙いのではないか？
公務員なら即厳罰の対象になりますが、研究費とか助成金等の名目で審議会委員に出さ
れたものは違反しないのでしょう。
しかしガスや携帯電話の業務に関する事を取り決める委員に収賄と思われる金銭授受
は矢張り拙いのではないでしょうか？
ドイツのメルケン首相が特別機で来訪されました。
ドイツと日本は世界経済大国の3位と４位に位置し世界経済を引っ張って行く重要な国です。
此れまで安倍首相は度々EU諸国を訪問しドイツのメルケン首相とは会談する旧知の仲です。
今回の訪問は６月大阪で開催されるG20首脳会談サミットでの意見調整のためかも知れません。
米国トランプ氏が打ち出す米国第１主義の保護貿易的政策への対抗策、改革が叫ばれるWTOに
ついての日独の調整、英国の合意なきEU離脱等について話し合われたのでしょう。
メルケン氏は２０２１年には引退すると表明して居ますが、移民問題で荒れるドイツ・英国
のEU離脱でEUの危機感が増した中でまだまだ果たす役目は多い様ですね。
今回の訪日でどういった事が安倍首相と話し合われるのか？
なおメイケル首相は恐らく最後となる平成天皇と謁見される予定との事。
