１９年度地域別最低賃金平均９０１円答申・地域格差解消ならず・九州地区はDランクの最低

中央最低賃金審議会は地域別最低賃金で全国平均９０１円と答申した。

最低賃金とは正社員・パート・アルバイト全ての労働者の賃金の下限額

都道府県毎に時給が決められ毎年改定されます。

企業が違反して下回れば最低賃金法で企業に罰金が科せられます。

最低賃金は地域差があって現在平均は８７４円ですが最低の沖縄と
東京は２２４円も時給にに差があるそうです。

長崎県は全国レベルでDランクの最低額７６２円だそうで東京都との差
は２２３円です。

それでも長崎ではこれだけ貰えれば恩の字と言う事ですね。

２０２０年予算概算要求６年連続１００兆円超え？財政再建後回し先ずは景気回復

来年度予算編成のため各省庁の概算要求が出揃った模様。

政府は２０２０年予算編成のルールのを示す概算要求基準を
閣議了解したそうです。

高齢化に伴う社会保障費の伸び・成長戦略重点配分となる
４兆円の特別枠等で一般会計の要求総額はは６年連続で
１００兆円超えの公算が大きい。

因みに今年１９年度は１０１兆４５７１億円で過去最高でした。

１０月実施の消費税率引き上げに伴う景気対策の別枠の
上積みもあり今年を上回る額となるのは必至の様だ。

今回も財政再建は後回しでまずは景気対策優先の姿勢です。

高齢化による社会保障費の伸びは５千億円の抑えたい意向。

公共事業等裁量的経費は前年比で１０％削減・削った額の３倍
は特別枠で要求可能とする。

１９年度に続き増税対策に加え消費税収を活用し施策を別枠
とする。

此れでは折角増額した消費税財源もパアーですね。

幼児教育無償化・低所得向け高等教育無償化等少し政策の
詰め込みが見られこれでは何時かは破綻してしまいます。

財政の健全化と経済再建と言う相反する政策の両立は大変
難しいものですね。

日米閣僚級貿易協議ワシントンで始まる

米国は貿易不均衡是正のため中国で閣僚級の米中貿易協議を
行って居ますが、同時に日本に対しても閣僚級による日米貿易
協議を行って居ます。

米国の要求は無制限の市場開放,牛肉・豚肉の無条件輸入等

を要求すると同時に自動車は自国産業保護のため追加関税を
課すと言う極めて手前勝手な要求を突きつけ来ています。

これに対して自動車輸入に対し米国が優遇策をとれば、農産物
牛肉・豚肉輸入について見直しもやむを得ないと言う姿勢です。

少なくともTPP協定範囲まで認めざるを得ないとの考えです。

トランプ氏が何処までそれを認めるか？

協議は可成り厳しそうですね。

国運が掛かって居ます、下手な妥協は後顧に憂いを残すので
頑張って貰いたいものですね。

参院選を受け今日から5日間会期で臨時国会開催される

参院選の結果を受け今日8月１日から臨時国会が５日間の会期で
開催されます。

参院の正副議長選出・常任委員長の選出・議席の指定等が行われ
ます。

５月に新たに即位された天皇陛下が初めて国会に臨席されお言葉
を下さる。

尚参院正議長には現在副議長の山東氏が、副議長には立憲民主党
で元法務相だった人に決まる模様。

山東氏先立っての役務は参院改革と言われる。

参院選１票格是正の参院選挙制度についてと、参院の独自性につき

何処まで改革が出来るかです。

なお今回初当選したれいわ新選組当選者の二人の難病LAS疾患等

の議員も初登院となります。

安倍氏は8月下旬フランスで開催されるG７先進国サミットに出席後
９月中旬に内閣改造と党役員改選を行う意向との事です。