日々好日

さて今日のニュースは

厚労省はシップ・ビタミン剤は保険対象外で自己負担を検討か

2019-08-27 07:35:16 | Weblog
現在シップ薬やビタミン剤を病院受診で貰うと1~3割の自己負担で済む。
厚労省はこれが医療費の増大に繋がると見て今後シップ薬やビタミンや剤
等の処方薬は健康保険の対象外とする事を検討する。
比較的軽症患者の薬は市販の薬購入で、医療費抑制に繋げたい意向。
シップ薬やビタミン剤を市販の薬にすると薬剤費は2126億円削減可能
と試算して居るとの事。
ただ処方薬と市販薬を比較するとその差額は大変大きい。
例えばシップ薬で処方薬の場合96円が市販薬の場合2551円となる。
ビタミン剤だと処方薬は156円に対し3974円と余りにも大きい。
勿論これは3割負担患者の場合だそうです。
ただ医師が1回に処方できるシップ薬は70枚までとなって居るそうです。
処方薬から外されれば薬剤店はその分売り上げが増えて歓迎でしょう。

厚労省は給付と負担の見直しで75歳以上の後期高齢者医療窓口負担を
1割から2割に引き上げる。
病院受診の際1~3割負担の窓口負担に一定額を上乗せするワンコイン
負担制度の導入も検討すると言う。
又資産や高所得の高齢者には相応の負担をして貰う事も検討。
これらは来年6月に纏める20年度2経済財政運営指針骨太方針で
具体的方向性を示し、21年度通常国会で関連法案成立を目指すとの
事でまだまだ先のお話しです。



日米貿易協定は両首脳会談で大筋合意・農産物関税はTPP水準で合意したが自動車関税は不明瞭か

2019-08-27 07:15:25 | Weblog
フランスで開催のG7先進国首脳会議で日本の安倍首相と米国の
トランプ大統領が会談し日米貿易協定の大筋で合意しました。
順調に行けば来月下旬日米貿易協定は署名年内発効となりそう。
ただ懸念事項があります。
日本への豚肉・牛肉・農産品課税はTPP水準となったが、肝心の
米国への自動車関税はどうなるかです。
米国は今まで通りで追加関税は課せないと口約束はして居るが
これが本当に署名されるまで信用は出来ないと言う。
下手するとワリ喰うのは日本だけとなる公算も大きいらしい。

G7・イラン問題・貿易問題米欧結束出来ず首脳宣言もなし閉幕・何だったのか?トランプ氏に振り回される

2019-08-27 06:20:13 | Weblog
今回のG7先進国首脳会議は結束処か首脳宣言もなく閉幕。
前回のカナダ会議同様またもやトランプ氏に振り回された首脳会議でした。
G7先進国首脳会議は厳密には資本主義体制先進国G7首脳会議です。
当然世界第2の大国・中国もロシアも参加して居ません。
日本はアジアで唯一のG7参加国です。
過去には世界を仕切るのは欧米だったのでG7サミットは重要な意味を
持っていました。
処がBRICsと言われる新興国が出現し最早G7でコントロール出来なく
なった。
でそこで生まれたのが5大大陸を代表するG20首脳者会議です。
G7はG20に対し先進国としてどう対応するかの会議となった。
処が米国トランプ氏が今までのG7の遣り方に反対して米国第1主義
でG7をかき混ぜ振り回してきました。
G7は前回のカナダの会議から完全に機能停止しています。
今回も同様で、イラン問題・貿易問題・地球温暖化問題・デジタル課税
問題すべてトランプ氏がぶち壊しています。
今年のG7先進国首脳会議は完全に失敗でしたね。
トランプ氏は今回のG7には初手から疑問を持ち参加を渋って居たと
言う話しも流れて居ます。
処で来年のG7は米国が議長国でトランプ氏がフロリダの私有地で
開催するらしい。
しかもロシアを招待しG8で開催すると言う。
来年はトランプ氏による、トランプ氏のためのG8となりそうです。