米国では政府借入金限度額を定めた債務上限があるが、米国の
財政システム上これで大統領と下院が揉め何度も債務不履行の
危機に陥って居ます。
今回バイデン大統領は債務上限引き上げを巡り下院と揉めて
最悪の場合は6月に入ると政府資金が枯渇し債務不履行に陥る
危機となる可能性が出て来たとの事。
是は今月19日から21日まで広島で開催されるG7先進7ケ国の
サミットに場合によっては参加出来ない可能性が出て来たとか。
是は日本にとって由々しき問題です。
米国大統領が欠席するG7サミットは意義が半減してしまい
折角議長国として世界各地を回り根回した事が無駄となり
しないか?
バイデン氏にとっては世界の情勢よりまずは米国の財政危機
が問題となる様です。
今まで米国では債務不履行寸前まで行っても克って不履行に
なった事は1度もないが、現在米国議会はねじれ議会となり,
可成り深刻な状況になって居るので大変危機的状況にある。
もし米国史上初の債務不履行となれば、政府資金が不足し
金融市場は大混乱、政府機関の一部が閉鎖されれば米国民の
生活に大きな影響を及ぼすばかりでなく世界経済を大きく
揺るがす事態となる。
出来るだけ早期に解決して貰いたいですね。