1972年5月15日沖縄返還されて明日で51年になります。
島民は沖縄返還当時米軍基地も含む完全返還を期待して居たが実際は
日米安全保障関係で米軍施設の7割が沖縄に残され、沖縄は米軍に占領
された状態が継続される事となった。
日本は沖縄を米軍基地として提供する代りに日本防衛を約束させた。
日本は防衛を米国任せとし経済面に力を注ぎ世界経済大国の仲間入り
を果たした。
しかし世界の情勢はそんな甘い物でなく、専守防衛のため創設された
自衛隊も世界でも有数の武器を備えた軍隊に成長し今や米軍と一体化
して国の防衛に当たる様になった。
近年急激に力をつけて世界経済大国として成長した中国は米国と覇を
争う程になり、南西諸島方面の離島防衛が危なくなって来ました。
日本も防衛力強化が求められ、同盟国救援の集団的自衛権の行使が
認められ、国外派遣が可能となり、場合によっては武器使用が容認
される事となった。
今では敵基地攻撃能力保有さえ認められ事となった。
それに伴い沖縄の安全保障の負担は益々強化されて行く事となった。
3月には自衛隊が石垣島駐屯し離島防衛に当たる事となる。
また新しいミサイル基地部隊配備が沖縄本島や与那国島等に計画され
敵基地反撃のミサイルが南西諸島に置かれる事が有力視される。
今後益々沖縄は安全保障上重要な位置を占め負担も増えて来そうだ。