内閣府が2023年4~6月期GDP改定値を発表しました。
速報値から1・2%下方修正した4・8%プラスとしました。
是は前期比で1・2%プラスでした。
設備投資の減少が大きく関係して居るが、3四半期連続のプラス
成長となった。
内容を見ると半導体不足の緩和で自動車輸出の伸びが大きい。
一方個人消費は物価高で低迷、不動産は中国の現状等あり、先が
見えない。
数値では、設備投資は前期比で、速報値から1・0%減に下方
修正、個人消費は同じく0・5%から0・6減に引き下げ。
公共投資も1・2%増から0・2%増の下方修正。
ただ住宅投資は1・9%増から2・0%増に引き上げた。
輸出は3・2%増から3・1%増に、輸出は4・3%減から4・4%減
に修正。
是で内需は速報値のマイナス0・3ポイントからマイナス0・6
ポイントに下方修正。
外需はプラス1・8ポイントで変わらず。
なお名目GDPは年率換算12・0%増から11・4%増に引き下げ
金額にして589兆円で年率換算の名目で最高値となった。
また2022年度の実質GDPは1・4%増の据え置き。