予定される内閣改造で公明の定席となって居る国交相・選挙協力リスク避け首相判断で留任か

東京都議選で自民党と公明党との関係が妖しくなって来たが、

今の処、連立政権優先で落ち着いて来たが、自民党内には、

公明が独占して離さない国交省の大臣席に不満の声が高い。

今回予定される岸田政権の内閣改造でこの問題が再炎して来た。

処が岸田首相は公明との選挙協力のリスクを避けて、党内の

根強い奪還論を避け首相の判断で公明独占を容認するとの事。

公明の協力無くしては国会運営が出来ない現状では仕方ない

方策でしょう。

2012年以来国交相を10年以上固守する公明に自民党内部からは

批判が相次いで居る。

国交省は我が国の海上保安を握る海上保安庁を所管するが

基本的に争いを好まない公明が強い態度が取れるか懸念の声

もあるとか。

と言って公明を怒らしても拙いと言う判断が先んずる様だ。

対中国を意識してか、自治体の頭超えの在日米軍の共同訓練増加で施設相互利用4倍に増える

近年は緊迫する対中国との関係で、自治体との合意なく自衛隊と

在日米軍の共同訓練が増加し施設の相互利用は4倍に拡大。

因みに日米地位協定では米軍が日本管理の施設や区域を使用する

場合や、自衛隊が在日米軍の施設を使用する際は日米合同委員会

の合意が必要と定めて居る。

自治体の頭超えで両軍施設利用は年々増えて、今年の8月現在で

23件に上って居ると言う。

G20初日核威嚇使用反対表明の首脳宣言採択・中ロ首脳欠席の会議・アフリカ連合参加合意

G20サミットがインドのニューデリーで開催されました。

国際犯罪者と手配されているプーチンと米国と覇を争う中国の習主席

が欠席と言う異常な状況での開催となった今回のG２０サミットは

どの様になるか懸念絡みの首脳会議でしたが、初日に核威嚇・使用

に反対する首脳宣言を採択して始まった。

些か欠席裁判の様な状況になったが今人類が懸念して居るのが、ロシア

北朝鮮・中国による核による威嚇・使用です。

今回はロシアと中国が欠席して居るので、初日首脳宣言として採択出来

たとも言える。

また今回はアフリカ地域50ケ国が加盟するアフリカ連合が新たに

G20に加わる枠組みが合意された。

世界経済等については、食料・エネルギー価格の高騰・気候変動を挙げ

逆風が吹いて居る事を指摘した。

また宣言ではウクライナ侵攻に対し、国家の領土保全や主権・政治的

独立に反する武力による行使は控えねばならないと批判した。

殆どの首脳がこれに賛同したがロシアを激しく非難する表現は避けた。

日本の岸田首相は今回の処理水海洋放出について安全性に万全を

期して行って居るのでと理解を求め一部の国が日本産水産物の輸入

禁止に踏み切って居る事を批判する発言を行った。

ウクライナ危機が食料や資源の高騰を招いて居る事を認識した。

物価高抑制の欧米の利上げは世界経済を冷え込ませる要因になり

兼ねないとも警告をはっした。

尚G20サミットは10日の今日最終日の討議を行い閉幕となる。