日々好日

さて今日のニュースは

お産

2008-06-10 09:36:26 | Weblog
昔はお産と言えば家に産婆さんが来て、済ませたものでした。
産婆さんは現在助産婦と言われ医者の助言や手助けがないと医療行為が出来ません
3Kと言われる産科医は医者のなり手が少ない、また医療訴訟の一番起きやすいのも産科医と言われ、産科医不足は全国的傾向にあります。
今までの産科医が高齢化して辞める、残った産科医達に過重な負担が懸かり、耐えきれず次々と辞めて行くこの悪循環で、随分の産科医や産婦人科病院が無くなりました。それに追い打ちをかける様に、医療制度の構造改革が開始されました。
まず研修制度が改正され、研修生の優遇がうたわれ、大學の無給医のインターンが
無くなりそれまで大學の派遣医に頼っていた病院等が途端に医者不足になり、特に
婦人科小児科が極端に少なく閉鎖が相次ぎました。
更に医療報酬の見直し、公的病院の整理統合が進み更に益々医療機関は少なく
なってしまいました。
政府は地域毎に特定機能病院を設け医療機関の統廃合を模索しています。
地域毎に高度医療を提供する特定機能病院を設け集中化を図って居る様です。
その為昔は15分で行けた病院が3時間もかけて車、電車を利用しないと行けない
様になってきました。中には高速を利用して1時間もかかる産院に通院する妊婦
さえ居ると言う誠に危険な笑えないお話まであると言う。
日本の少子化は、社会的変化が一番の要因かも知れないが、産む事自体大変な状態
になって居る様です。
一方お産に関する格差も相当なものらしい。
セレブと言われる階層のご婦人、社会的にも金銭的にも余裕が出てきて、高齢出産
が流行っていると言う。
そこにはブランド産院と呼ばれる3大産院があつて、ラグジュアリーなまるで高級
ホテル並みの産院施設で高齢出産をするご婦人達も居ると言う。
腕利きの産科医が、揃い、下にも置かないおもてなし、個室で1日プラス5万円と
言うから驚きです。
お産の費用も軽く何100万円と言う金額らしい。
その様な別格なお産はさておき、産みたい人が安心してお産が出来る世の中に一日
も早くして頂きたいものです。
お産難民とか未受診妊婦とか言う言葉は早く死語にしてしまいたいものです。

09年度予算編成

2008-06-09 11:47:17 | Weblog
08年度の予算執行が始まったばかりと言うのに、もう09年度予算編成の話が
始まりました。
ご存じの様に今まで財務省が一手に行って居た予算編成を平成13年小泉政権から
内閣府に設置された経済財政諮問会議で大枠を決める事にされました。
まず6月に予算編成の基本的考え方について、審議会の分科会が建議します。
それから6月から7月にかけ経済財政運営と構造改革に関する基本方針、骨太方針を閣議決定を致します。
7月から予算の全体像を審議会が決定し、財務省はそれに基づく概算要求基準所謂シーリングを閣議決定します。
各省は8月末までに概算要求を出します。諮問機関は12月を目途に最終予算編成
の基本方針を決定します。その後財務省が査定作業に入ります。
12月20日財務省は各省庁に原案内示をします。復活折衝を経て政府案決定し
翌年の通常国会で審議、予算案が決定する流れです。
今年は小泉内閣時代骨太の方針06年で約束した2011年までに基礎的財政収支
黒字化達成目標を踏襲する事が困難化してきました。
各省や与党から歳出削減路線の見直し要求が噴出してきました。
審議会の分科会の建議はこの見直し要求を批判して歳出削減路線の堅持を求める
ものでした。
社会保障費を毎年2200億円削減する事。国民年金の基礎部分を国庫負担分を
2分の1に引き上げる事。後期高齢者医療制度の保険料軽減措置に伴う負担増等。
この様なニッチモサッチモ行かない難問題を抱え歳出削減路線の堅持が可能か?
國の借金800兆円幾らかでも減らす努力はするべきでしょう。
しかし小手先で国民を誤魔化したり、これ以上国民に塗炭の苦しみを与える事には
賛成しかねます。
私達も國の財政の半分40兆円は国債等借金返済に約20兆円。社会保障費に  約20兆円が充てられている現実を直視する事が肝要だと思います。

終身刑について

2008-06-08 09:38:00 | Weblog
来年から始まる裁判員制度を控え、選択せねばならぬ刑罰制度について議論が  活発化しています。
日本は死刑の次は無期懲役という期限を決めない終身刑があり服役10年経過すると仮釈放の権利が生まれます。
これに対し、世界では仮保釈を認めず一生牢で過ごす絶対的終身刑があります。
日本では昨年死刑確定者23名で執行者9名服役者107名でした。
処が鳩山法相になり、世論の後押しもあったのか昨年12月から今年は10件が
既に死刑執行されました。光母娘殺害裁判、長崎市長射殺裁判いずれも死刑判決が下されました。
今世界は死刑廃止の潮流にあって死刑の刑罰はあっても執行しない國が大部分です
日本でも超党派で死刑と無期懲役の間に終身刑創設の動きがでました。
これについて色々の動きがある様です。
現在無期懲役服役者で25年以上の受刑者192名。で40代7名。50代53名
60代85名。70代37名。80代10名で高齢者が目立ちます。
中には40年以上服役者24名。55年以上が1名居たと言う。
10年以上服役すれば仮釈放の権利があるが、この権利を有する155名は一度も
仮釈放の申請はなされないで、残り37名は延べ50回申請しても認められなかったと言う厳しいものの様です。
この段階で仮釈放を認めない終身刑を作っても意味がないのではと言う異論がある
しかし裁判員には余りにも酷い死刑判決より終身刑と言う選択があれば良いのでは
と言う反論が大勢だと言う話すらある。
受刑者にとっては、全ての望みを絶たれ、死を待つ終身刑と少なくとも仮釈の望み
がある無期懲役とどちらが残酷だろうか?
しかし社会や遺族の考え方から言えば即死刑を望むのが多いのではないか。
ちなみに死刑は日本韓国とも絞首刑です。
米国は殆どがタイ等と同じ致死量薬注射で執行します。中国北朝鮮、台湾、ベトナムは銃殺刑。アラバマ州等一部米国は電気処刑を執行しています。惨い斬殺刑はサウジアラビヤやイラク。石打ち刑はアフガニスタン、イランです。
このうち公開死刑は中国と北朝鮮で行われます。
この様な事を考えると、日本は今の死刑と無期懲役で充分で、これ以上の刑罰制度
は無用と思います。


コメ減反政策

2008-06-07 09:54:27 | Weblog
食糧危機が叫ばれ、日本の食糧自給率が取り沙汰される昨今、町村官房長官が
農水省等を通さず食糧不足の國があるのに、今減反しているのは勿体ないと発言し
た事で賛同、反対の声がわき上がりました。
是より前に東北農政局がコメの作り過ぎは勿体ないとポスターで減反を呼びかけて、農家から猛反発を喰いました。今回は佐賀県知事が減反政策はもう止めて欲しい。日本の食糧自給率アップに務めるべきだと早速賛同のコメントを出しました。
これに慌てたのが、農水省幹部や農水族と呼ばれる議員連中です。
減反を止めればコメの価格はどんどん下がり大変な事になると言うのが持論だ。そそもそもコメの減反政策とは何なんだと言う問から始まる。
日本は戦後食管法でコメ等は規制されていましたが、米作保護の名目で政府買い上げ米制度で、価格設定し一定価格を保障して農業の安定を図りました。
処が米余りや作り過ぎで、国の買い上げ金が増大化してしまいました。
そこで生まれたのが、米作農家の作付け面積の強制削減制度です。
これが所謂コメの減反政策と呼ばれるものです。
米作農家には、転作奨励金と言う補助金を出しコメ以外の農作物へ転作を奨励したり、是まで政府米にしか販売出来なかったコメを自主流通米制度を導入して、自由に販売出来る制度に変えました。これで政府米買い上げ代金の削減が達成出来ました。
この結果今農業は一体どうなってしまったか?
減反の8割補填や10アール当たり5000円の加算金。5万円の転作補助金を出され、嫌気をだした農家は次々と都会に出て行き、この30年間に高齢化や就農
不足で休耕田や荒れ果てた田畑が残りました。
そして日本の穀物自給率は10%を切る体たらくです。
幸いコメの自給率は80%と言われますが、これは国民のコメ離れによって辛くも
達成出来ているのが現実ではないでしょか?
休耕田や荒れ果てた田畑を元に戻すには、何年もかかると言われます。
思った様に簡単なものでは無いようです。
今政府は大規模農業の推進や異業種からの会社経営の農業へ政策変更の立場をとっています。
是からの弱小農家は益々居場所がなくなりつつあります。
次々と変わる猫の目農政と言われる日本の農業政策。
稲作経営安定対策、コメ需給安定政策の為のコメ減反政策は本当に正しかったのか
この見直しで何が変わるのでしょうか?
また大規模農業や会社経営農業の推進は今後も進んでいくのでしょうか?
私達の食に直接関係する大事な問題だと思います。




居酒屋タクシー

2008-06-06 10:08:52 | Weblog
お役人天国の極みみたいな暗い闇の部分がまた炙り出されました。
國のため日夜孤軍奮闘するお役人さんに赦されたささやかな、楽しみと言ってしまえばそれまでですが、国民にとっては我慢出来ない事です。
TVの受け売りでしかないので真実の程は判らないが、矢っ張り腹が立ってきます
問題になった発端は財務省のお役人が居酒屋タクシーと呼ばれる個人タクシーを
利用して金品やビール、ビール券を受け取って居たと言う。
中にはビールやおつまみまで貰い、タクシーの中でビールを飲み、すっかり居酒屋気分を満喫して、ご帰宅と言うお役人さんが居たと云うから驚きです。
そりゃ2時や4時の深夜ご帰宅とくれば、ビールを提供されれば、飲みたくもなってくるでしょう。しかし財務省で383名、文科省10名、金融省16名、農水省
13名。環境省11名等々・・と来ると如何なものかと思います。
中にはこの5年間で150万円から200万円のお金を受け取っていたり、   ビール券を受け取っていたのが18名いたとか、もはや恒例化して居たと言う実態
があると言う。
居酒屋タクシーは個人タクシーで深夜お役人さんから今から帰るとケータイに電話
が来ると官庁の近くで照明を消し待機する。
客を乗せるとトランク等から冷えたビール等を提供してもてなしながら、自宅へと
向かう。当然客は限定されるので、中には、ポイントカードまで作り乗車毎にポイントの印を納印して10ポイントになると豪華賞品をおくるサービスまで付いてい
るのまであるとか。大体1回で1万5000円から2万円のタクシー代で個人
タクシーとしては得難い金蔓でしょう。
しかしそのタクシー代はもとはと言えば私達が収めた税金から支出されるものです
また公務員は厳しい倫理規定で金品の授与は受けられない筈です。
上が上なら、下っ端まで腐れきって居る現在の役人天国。
心ある議員が何とか改革しようとすれば、霞ヶ関全体が寄ってたかって潰しにかかる現状では、泣きをみるのは何時も国民です。
國を動かすには、その道の専門家の官僚が必要です。
今はその力を過信した官僚の一部が暴走し國を危うくさしているのが問題です。
私達は是までお上の言う通りしておけば間違いないと言われ、その通りやって来ましたが、年金問題、道路財源問題、後期高齢者医療問題その他で、騙され続けられ
もう我慢の限度に来ています。
政治家もさる事ながら、この役人天国をドギャンカせんといかんバイ。


米大統領候補オバマ氏確定

2008-06-05 09:37:07 | Weblog
複雑なアメリカの大統領選挙、他国民には到底理解出来ない仕組みのようです。
熾烈な5ケ月にも及ぶ民主党大統領候補選びもどうやら、累計獲得代議員の過半数
を獲得した、オバマ候補に確定した様です。
オバマ氏はCHANGE変革を旗印に、黒人、若者、高学歴白人等が主体の幅広い草の根運動で選挙資金その他でオバマ氏を支え初の黒人大統領を目指しました。
是に対しヒラリ候補は負けは認めたもの、未だ撤退宣言を渋っています。
夫のクリントン前大統領の後押しで、白人労働者、高齢者、女性、ヒスパニック系
を主体にこれまた女性初の大統領を目指し運動を繰り広げました。
当初ファストレディーの知名度、経験豊かなスタッフ、抜群の集金力等で勝利は
間違いないものと思われていました。
処がアイオワの初戦でつまずき、強力なスタッフも途中で辞めさせられたり、空中
分解してしまい、有力支援者にそっぽ向かれTVでヒラリ自身が献金を呼びかける
事態となり金銭的にも可成り追い詰められての選挙戦だった様です。
8月の民主党大会での大統領候補正式指名。11月の共和党との直接対決、果たしてどちらの候補が44代大統領になるか?そしてどちらの大統領が日本にとって
有利か、日本の将来を決める大切な関わりを持つ事も事実です。
単純に言われて居るのが、共和党はブルジョアや国粋派が多く、民主党はリベラレ
派で低所得者等の支持が多くなって居ます。今問題になっている低所得者向け住宅
ローン、プライムローンは民主党のクリントン前大統領時代に創設したものです。
今回ヒラリー候補が掲げた低所得者向け医療保険の国家に依る保障等どちらかと
言うと低所得者向けの公約が優先でした。
日本は小泉内閣以来米国共和党とは蜜月期間を過ごし未だ脱却出来ていません。
イラク戦即停戦、兵力撤収を主張する民主党、徹底抗戦を主張する共和党マケイン
候補どちらが大統領に選ばれても、日本は大きく梶を切らねばならない様です。
現在の日本の政治家でそれを自覚して居る議員さんがどれだけいるだろうか?


取り調べ全面可視化法案

2008-06-04 11:42:02 | Weblog
富山や鹿児島志布志の冤罪事件を受け、民主党は警察や検察が容疑者を取り調べる全過程を録音録画(可視化)する事を義務づける、刑事訴訟法改正案を参院法務委員
会に提出して可決しました。
是に対し自民党は全面反対で、鳩山法相は取調官と容疑者との心の通う会話から
真実が解明されて来た。これを全面的に可視化すれば、疑心暗鬼が先立ち信頼
関係が出来ず犯罪解明が難しくなると言明し反対を表明した。
ただ、新聞等の伝聞等では志布志の免罪事件では可成り悪辣な取り調べが罷り通り
未だ取り調べ関係者は謝らず大きな顔して威張って居ると云う事等聞くと、矢張り
可視化出来れば是を防げるのではないかとも思われます。
全国で行われている警察や検察の容疑者取り調べが全てこの様な極端な例ではない事を信じたいが、手柄を焦り違法な取り調べが行われないと言う保障は何処にも
ありません。
しかし取り調べである以上、全て公開と言う事には確かに抵抗を感じます
私達がどちらが正しいか判断に窮します。
世間の風当たりを気にして、検察側も検察官が適切と認める部分に限り試行運用を
開始していますが、全面可視化には強く反対の立場を取っています。
一方警察庁も2008年中に一部で試行を検討して居るがこちらも、全面可視化には強く反対の立場は変わりません。
民主党案には警察検察の取り調べ状況は全て映像と音声で記録し、検察側に公判前
手続きの折、証拠リスト開示義務を課する様強い文言があり、弁護側有利の法案 です。
もし自分が容疑者になった場合は、その取り調べ状況がハッキリと記録され裁判の
折自分の主張を認めて貰えたなら、これに越した事はない事です。
しかし取り調べ側にまわると、容疑者は重い口が尚一層重くなり真実の解明は  程遠いものになる恐れもあります。
この法案は恐らく参院では可決されるが、自民与党絶対数に勝る衆院本会議では
否決廃案となる恐れがあります。
このどちらとも云えない処が微妙で、何とも云えません。




福田首相の外遊作戦

2008-06-03 08:40:08 | Weblog
福田首相は、今日ローマで開催される食糧サミット出席を兼ねてヨーロッパ訪問中です。
先日横浜で開催された、アフリカ開発会議(TICAD)では、5年間でODA援助1000億円から2000億円に倍増する大盤振る舞いを約束して、アフリカと 緊密化をアッピールしました。
今回は来月7日開催される洞爺湖サミットに先立ち欧州首脳と協力要請をかねて、今世界で問題化して居る食糧問題を討議するFAOの食糧サミットに参加して
居ます。
食糧サミットでは、穀物以外のバイオ燃料開発や食糧輸出国の輸出規制見直し等を提案すると言う。
洞爺湖サミットでの主要討議内容は地球温暖化問題、特にCO2排出量削減問題
と食糧問題ではないかと言われて居ます。
史上最大の参加国15ケ国首脳が集まり討議するのだから、日本の役割も大切な
ものであります。
今日の食糧サミットが世界190ケ国参加で開催されますが、この穀物の高騰や食糧不足、を解決する妙薬を導き出して是非首脳8ケ国会議に繋いで欲しいものです。
福田首相はドイツのメルケル首相や英国ブラウン首相等、地球温暖化や食糧問題で個別に会談を持っている様です。
いまや福田首相の目は洞爺湖サミット成功に向けての一点に精力を傾けている様です。
洞爺湖サミットで一挙に内閣支持率向上を図り民意を引き寄せたい処でしょう。
国内的には、今のところ民主党と妥協を図り法案も次々と成立して居る様です。
私達が望む行政の縦割りの弊害の是正とお役人天国の存続問題は依然として解決して居ません。
全ての政治の悪の根源は、官僚管理の政治と断言しても過言ではないと思います。
外国との付き合いも大切ですが、官僚管理の政治の見直しこそ、民意が戻る事ではないかと思われますが、どうでしょう。



裁判員制の疑問

2008-06-02 21:17:47 | Weblog
評判の悪かった裁判員制度導入がいよいよ来年5月21日近かまり秒読み段階になってきました。この秋には裁判員候補者選びが始まり通知が発送されます。
聖域だった司法の世界に市民が参加し裁判制度を変えて行こうと言う法曹界
の意向で裁判員制度が導入される事になった。
初めいかめしい裁判に対し拒否反応がはげしかったが、各地で催される裁判員フォーラムや説明会、或いは模擬裁判等で、可成り流れは変わって来たようです。
しかし問題点も浮き彫りされて来た様です。
新たな国民の義務の新設に対する賛同と反対。
裁判後の評議議決の際、裁判員が経験豊かな裁判員の言動に影響を受け裁判官の 意向をくんだ評決に成りやすい恐れがある事。
裁判官さえ死刑の判決には、耐え難い苦痛を感じると言うがシロウトの裁判員が
これに耐えられるか?
一方裁かれる方もズブのシロウトに自分の命や将来を左右される事に対して抵抗を
感じないで素直に受け入れられるか?
出来るだけ裁判日数を短縮するため、公判前整理と言う制度で審理の問題点をしぼり込んでおく手法が取られるが、複雑な事件に対応出来るか疑問です。
また裁判員は大体5日間日当として1万円そして旅費が支払われと言うが、裁判が
伸びた場合はどうなるのか?
裁判員が審議の際何の発言もしなくても罰則はないのか?
裁判員に選ばれて裁判に出席しなかったり、裁判で宣誓を拒んだら10万円以下の過料に処されると言う。
裁判は裁判官との打ち合わせ等で殆ど丸1日潰されます。法廷に出る時間は1日 大体5時間位だと言う。シロウトにとっては矢張り苦痛ではないだろうか?
判決文には裁判官が署名するので裁判員の名前は出てこない様になって居ると言うが、その裁判に裁判員が関係していた事が判る様な資料をつける事が検討されて
居ると言うから、将来は判決文にも名前が書かれるのではないでしょうか?
人それぞれで、裁判員になりたい方も多いと思いますが、私個人としては勘弁願い
たい気持ちです。


食糧確保

2008-06-01 13:45:40 | Weblog
今人類は温暖化防止が先か、食糧確保が先か選択を迫られています、
温暖化による干ばつ、洪水が作物の不作を招き、食糧危機の一因になりました。
しかし温暖化防止と石油資源の代替え燃料としてメタノール所謂バイオ燃料増産が
原料のトウモロコシや穀物等への耕作変更となり、一段と食糧不足を招きました。それに急激に力をつけて来た新興国の食糧の買い漁り、食糧輸出国が品薄で売り手市場に変わり輸出規制をかける様になりました。
品薄値段の高騰に市場価値を見て、ドル安、サブプライ問題等で行き場の無くなった潤沢なファンドや年金等投機資金等がドット流れ込み食糧の高騰を煽りました。
食糧不足とは言え、絶対数は何処かにあるが、手に入らない状態が起きて来ました
それが諸にアフリカやアジア等の比較的貧しい國を襲い民衆の暴動まで起きて居る
世界の消費量に対する在庫量の割合これを穀物在庫率と言うのだそうですが   2008年末の予測で15・5%日数換算でたった56日分だそうです。
自給率39%食糧の6割を輸入に頼る日本にとっては大変ショックなデーターです。米国は依然としてバイオ優先の構えは崩していません。
気候天候は地球温暖化と密接な関わり合いがあり、今後も食糧難は続き、食品価格
の高騰は続くものと思われます。
新興国との食糧の取り合いが日々激化する事が予想されます。
世界は遺伝子の組み換え技術で大豆やトウモロコシを量産し利益を得ようとしています。しかし日本では食の安全、安心と言う観点から遺伝子組み替えの農産物への
抵抗があります。食糧自給率の低い日本で何時までその様な贅沢が言っていられるか?
ローマで開かれるFAOの食糧サミットで福田首相は、過度の輸出規制の監視の 枠組や穀物以外からのバイオ燃料を作り出す新技術の開発等提案すると言う。
誠に結構な事です。明日の食べ物に困らない生活を保障して呉れるなら本当に
結構な事です。欲を言うなら少しでも安い食品が手に入るなら尚更言う事無しです