日々好日

さて今日のニュースは

走り出した衆院議員候補者

2009-07-22 14:17:28 | Weblog
待ちに待った衆院選が、ドン詰まりに来てやっと解散、もう議員先生もタダの人です。
神妙そうに党の公認証を押し頂いて、地元選挙区に飛んで帰り、今日は早速支援者回りに精を出して居られる様です。
自民党は果たして何人の現職議員が戻って来られるか不安一杯の選挙らしい。
一方民主党は民主党の旗さえ立てれば、ポット出の新人さんでも間違いないと言うのは東京都議選で証明済みです。
政権交代は間違いないと早くも「鳩山総理」と呼びかける気の早い人まで出てきています。
処で日本では小選挙区と比例代表並立制をとり一人2票を持っています。
300の小選挙区で300名と11ブロックで180名比例代表制合計480名を
選出します。
小選挙区は1区1名ですので沢山の死票が出てきます。
比例代表は上部にランクされないとまずアウトです。
自民党とか民主党の広告塔的有名人が必要となってきます。
兎に角自党の名前を書いて貰うことが先決です。
当然、どうかと思う人も上位にランクされたりする事もありこの制度はどうも余り
好きになれません。
この小選挙区制度は細川内閣時代、今度お辞めになる河野衆院議長当時自民党総裁との間で、2大政党に有利な選挙制度として設定されましたが、今回は自民党に とっては裏目に出た様です。
現在自民党は小選挙区227名比例76名合計303名です。
公明が小選挙区8名比例23名合計31名で与党総数は334名の絶対多数です。
是に対し民主党は小選挙区53名比例59名合計112名です。
社民が1:6。国民新党が3:2でもし共闘を組むなら124名です。
衆院で過半数は241名が必要です。
自民党では現状から63名以上落選したら単独過半数割れになります。
また公明も含め94名以上の落選者がでたら与党過半数割れなります。
公明は恐らく現状維持は難いと思われますので、自民党は現状維持し、94名落選までがギリギリの限界ではないでしょうか。
勿論現状維持は相当困難と思われますので、最悪の場合はモット酷い状態の落選者でアウトの場合が想定されます。
一方民主党は現状の倍以上129名を確保しないと単独過半数は達成出来ません。
民主党が共闘を組む社民等が現状維持の場合117名当選者増になると過半数を
とる事になります。
いずれの場合も、今の状況から見ると、起こりうる可能性が大いに有ります。
チョット見では民主党の倍増は困難の事の様に思えますが、流れはあり得ない事ではなくなって来ています。
しかし是から40日の山あり谷ありの長丁場です。
何が起きるか判りません。
何時風向きが変わるかも判りません。
何が起きても可笑しくない政治の世界です。
国民次第です、本当に国民の為になるのは果たしてどちらの政党だろうか?

自民党両院議員懇談会

2009-07-21 19:52:45 | Weblog
麻生首相の予告解散通り本日衆議院解散が決定し、8月30日投開票は決しました。
本日のハイライトはまず閣議で解散詔書に反旗を翻した与謝野財務相と石破農相が署名するかであったが、これはあっさり署名し、閣議で解散が決まりました。
また午後の衆院本会議前に開かれる自民党両院議員懇談会は噂では可成り紛糾が 予想されました。
麻生首相はまず自分の言葉や、ブレで大変迷惑掛けた事と、地方選で連敗した事を
涙流してお詫びをした事で会場の雰囲気が大分変わった様です。
それから各議員発言となり早速厳しい批判の発言が飛び出し、すわとばかり色めき立ちましたが、忽ちヨイショ発言が出て一挙に会場の雰囲気が変わりました。
それから皆賛同に変わり今までの騒動は一体なんだったのだろうか?
最後は反乱軍の張本人の中川元幹事長まで前に出てきて、賛同の演説をして麻生
首相と握手する演出までありました。
心の中では恐らく憤懣やるかたなしの態度が見え見えでした。
自民党のお偉方が言う事聞かないと離党せよとか、公認外し、選挙資金の減額や
刺客を立てるぞと脅されれば、それは腰砕けになるものです。
しかし是は噂真実の程は判りません。
なにせ両院議員懇談会は拍子抜けの会合でした。
なんで是まで大騒ぎしたのか不思議な感じです。
執行部は大成功と有頂天ですが、これでホントに挙党一致で闘えるのか疑問です。
麻生首相は景気回復や雇用子育てで不安のない安心社会実現を最優先課題にして
「安心社会実現選挙」と銘打って命がけで闘うと宣言しました。
ここらで政権交代をして政治を変えてみようと言うのは世の中の主流です。
オバマ米国大統領のCHANGEの流れです。
米国では成功の様でしたが日本では果たしてどうか?
誠に安易な選択とも解釈出来て危険な点も多々ありそうです。
一かバチか、やらかそうと言うのだから、そのリスクを覚悟の上での選択でしょうか?
今の自民党には幻滅な点は同感です。
しかしどうも民主党に全てを委せるのも考えものの様な気がしてなりません。
何れにしても選択するのは国民です。
結果を待つより他は無い様です。


自爆解散決定する

2009-07-21 10:57:45 | Weblog
麻生首相jは予告通り今日早めに開かれた閣議で解散を決定し全閣僚が署名した。
午後の衆院本会議で決定する予定です。
内閣支持率は最低レベルになり、「自爆解散」だ「ヤケッパチ解散」だと陰口を
叩かれ事実上の追い込まれ解散になってしまいました。
しかしよくまあ是まで保てたものと感心します。
本会議前に開かれる自民党両院懇談会に麻生首相は「つるし上げ」覚悟でマスコミ公開する旨を閣議懇談会で指示しました。
麻生首相は「逃げも隠れもしない」と強気の構えです。
果たして相次ぐ地方選敗北の総括と衆院選勝利の決意表明の場になるか?
犯人捜しや、相手の非を突きあう醜い騒乱の場にならないとも限りません。
是を乗り切ると、いよいよ珍しい夏場の熱くて永い衆院戦が始まります。
一斉に候補者は選挙区に飛んで帰って行きます。
世間の流れは東京都議選の流れで民主党に順風です。
誰でも民主党という旗のもとに立候補しれば当選間違いないとさえ云われる今日
この頃です。
丁度小泉政権時代の構造改革と規制緩和を叫び行った郵政解散の状態と良く似ています。
その結果を見ればどれだけのリスクを背負うかは火をみるより明らかですが、最早
流れは止めれそうにありません。
国民はどう判断し、決断するかは来月末の投開票をみなくては判りません。
出来ればモット早かったら違った展望があったのではと思えてなりません。

津島派領袖突然の引退表明

2009-07-20 06:57:22 | Weblog
二番手の派閥として最大の津島派会長が明日の衆院解散を前に突然の引退表明をし
政界に激震が走りました。
「私の政治哲学を理解する人に後を託したい」と言うのが理由だそうですが、当選
11回のツワモノでも青森1区では、今回の選挙は厳しいのものがあり、それが 世代交代を決意した最大の理由ではないかとも言われます。
既に引退表明した小泉元首相。河野衆院議長等与野党24名の議員が引退声明をしました。
健康を理由に世代交代するベテラン議員や当選の目途が立たず引退表明する議員
が目立ちます。
津島派会長は作家太宰治の娘婿と言う毛並みの良さ、税財政や社会保障関係に精通
したベテラン議員で長らく厚相や自民党税制調査会々長を歴任してきた自民党の
重鎮の一人に間違いありません。
今回の麻生降ろしの嵐の中で麻生政権を支えた一人でもあります。
しかし津島派の会長とは名ばかりで「雇われマダム」的存在と陰口叩く向きもあったとか。
津島派には、反麻生派の船田議員や、駄々っ子の鳩山元総務相、石破農相、額田元財務相等匆々たる面々が並び手綱を引き締めるのはどだい無理な話しです。
一騎当千の猛者揃いで後継者争いが大変です。
選挙を前に津島派は空中分解になるのではないでしょうか?
一番有力な後継者は額田前財務相だと言われて居るとか。
自民党内でのコップの中の嵐に過ぎませんが、是が日本の政界に少なからず影響を
及ぼす事は間違いない事実だと思います。
明日の解散、今後一体日本の政治はどう変わって行くのでしょうか?

事実上の衆院選開幕

2009-07-19 07:17:49 | Weblog
麻生首相の異例な解散予告に始まる一連の麻生降ろしのドタバタ劇は中に入った
領袖達の取り計らいで、麻生裁判の場になる筈の両院総会は開催されず変わりに
解散予定当日に非公開の議員懇談会を開く事で収まった。
その場で東京都議選の総括を行い、党勢回復策を説明し、併せて結束を呼びかける
段取りと言うが果たしてそう上手く行くか?
どうやら麻生叩きを意図する、中川、加藤、武部元幹事長の面々何よりも自民党の
崩壊を恐れる自民党幹部の面々との綱引きは、解散で浮き足立った議員を止められず、
反乱軍の腰砕けで敗北となった様です。
しかし都議選で払った自民党のリスクは大きかった様です。
小泉政権下郵政選挙で生まれた小泉チルドレンと言われる一連の泡沫的1年議員の
動向は危惧されましたが、山梨県の長崎議員の離党は自民党支持者3648名の
集団離党に発展し、又茨城県の医師会は医療政策反対で3400名が集団離党と
言う異常事態を引き起こし全国的に波及し自民党支持基盤はガタガタになって来て
居ます。
それはもはや麻生首相のもとでは自民党の勝利は覚束ないと早くも民主党政権交代
を見越し先を争って動き出したと見るが妥当ではないか?
無理もない事です。選挙間際と言うのに、未だ将来のビジョンは提示されず、別々
のマニフェストで戦う分裂選挙で情勢次第では脱党新党結成の動きすら噂される様
な状態では、誰だって信用しろと言うのは無理な相談です。
是で果たして新しい日本の明日があるのか?
民主党は甘い政権公約を掲げ政権交代がなければ敗北だと必死の選挙戦をやって
居ます。
また世間の流れは相次ぐ自民党のゴタゴタに嫌気がさして、この辺りで政権交代が
有ってもの期待感が先行して居ます。
しかし前の参議院選で言われた横暴な自民党にお灸をと言う感覚とは今回の衆院
戦はチョイと違う様です。
日本の政治形態を大きく変えようと言う思惑が働いて居る様に感じます。
私は政権交代に何ら異論を挟むものではないが、明らかにこれ以上不幸になる選択
だけは避けたいと願うものです。
民主党の掲げる政権公約は耳障りが良く大変結構なものだと思います。
しかしそれはあくまで理想論の域を出ないものに思えてなりません。
国防は財政は、消費税は、憲法改正は皆目を瞑っての議論では日本国は成り立ちません。
そこの処がどうも危惧する理由の一つです。
どうせ行き詰まって、細川内閣の二の舞にならないかと恐れて居ます。
先の事はどうにでもなるから、兎に角進もうと言う意気は評価しますが、イマイチ
思い切れない思いがあるのは、私一人でしょうか?

2回目の政党助成金交付される

2009-07-18 20:29:16 | Weblog
各政党に本年度2回目の政党助成金79億8549億円が交付されました。
本年度の年間政党助成金は319億4000万円が4月。7月。10月12月の
4回に亘り各政党に交付されます。
但し共産党はこの制度に反対のため交付の申請をしていません。
自民党も民主党もルール違反の政治資金が発覚し、国民からブーイングが出る中の
2回目の交付です。何か国民としては、割り切れない気持ちです。
自民党は大凡毎年170億円位交付され、制度が始まって以来約2000億円も 交付されている勘定です。
民主党が年間110億円前後累計で1000億円ほど交付されています。
公明党が年間28億円位累計で300億円位が交付されて居ます。
是は皆我々の税金が投入されています。
社会保障費や医療関係、福祉関係、文部関係等々を削って政党交付金は出されて居ます。
この様な思いで国民が助成している政党交付金を粗末に扱ったら罰が当たりますよ

時効廃止問題

2009-07-18 07:58:06 | Weblog
この頃は兇悪犯罪が増加し世間は裁判関係に関心が高まって居ます。
今年から始まった裁判員制度は、東京で初公判が開かれるのも、間近となって来ました。
今裁判問題で世間の最大の関心事は冤罪問題と時効廃止問題が挙げられます。
冤罪につながる取り調べの可視化について、全面的可視化は犯罪検挙支障を来すと警察側は強固に反対しています。
しかし裁判員制度実施下では有効な証拠収集のためにも、取り調べの可視化についたは絶対条件です。
世間の流れは取り調べの可視化に向け動いています。
また被害者や遺族の思いは犯罪の時効と言う壁で無念にも砕かれると言う不条理に
世論の高まりで、時効の廃止や延長が検討される様になった様です。
今回森法相は「殺人等生命を奪った兇悪で、重大な事件に関しては公訴時効廃止が相当だ」と言う法務省内での勉強会の検討結果を発表しました。
又改正前に発生し現在時効進行中の時効も「遡及適用」可能との見解も併せて公表
しました。
現在殺人等死刑について2005年から公訴時効が15年から25年に延長されました。
法務省は早ければ今秋にも法相の諮問機関である法制審議会に刑訴法改正案等を 諮問する様検討に入ると言う。
この勉強会は、時効廃止。延長。検察官の請求で時効停止等の案を提示して被害者団体や有識者。警察庁。日本弁護士連合会や国民から広く意見を聞いて、結論に 至ったと言う。
警察や検察側は、無期限の調査体制の無理や、長期化すると証拠や記憶が希薄になり犯罪の立証が困難となり冤罪を生みやす等で概ね反対である。
しかし時効で犯罪がチャラになり大手を振って闊歩する犯罪者に無念の涙をこぼす
被害者や遺族の心情を思うと矢張り考えさせられます。
また時効廃止の犯罪を何処まで広げるかの問題も新たに浮上して来ました。
兇悪犯罪に限らず、傷害致死罪や危険運転致死や婦女子強姦等をどうするかの問題
等も併せて検討される様になったとの事です。
シロウトの考えでは、簡単に時効を廃止或いは延長すれば済む事の様に思えますが
これに実際携わる側から言えばそんなに単純な事柄では無いようです。
遺族感情を配意する事も大切ですが、法運用面からの合理性や適法性等相当に学問的
領域に踏み込む事が問題を複雑化して居る様です。
まだまだ時効の廃止や延長問題が実現できるのは先の様な気がします。

自民党劇場終焉間近?

2009-07-17 15:19:50 | Weblog
自民党東京都議選惨敗に伴い引き起こされた麻生首相引き下ろしの自民党劇場が 開演されました。
東國原宮崎県知事担ぎ出しの番外劇も同時進行で、古賀選対委員長が腹を切らされ
中川、武部、加藤元幹事長や塩崎元官房長、その後ろにチラホラする小泉元首相の影何
かどす黒い陰謀の陰が渦巻いています。
両院総会開催の署名集めで規定の人数より多く135名集まり又、麻生内閣の閣僚でナンバーツウ
の与謝野財務相や石破農相等の反乱が起き、あわや麻生内閣も是までと思われましたが、
自民党の分裂を恐れる領袖が中に割って入り特に津島派会長
の締め付けは厳しく脱落署名集めは頓挫した様です。
自民党執行部や幹部の取りなしで自民両院総会は見送りになりました。
是に変わるものとして「衆参院両議員の緊急集会」開催を予定されています。
一応麻生下ろしは避けられ21日解散は変更無い様です。
しかし中川元幹事長等がこれで収まる筈がない。
第二幕が始まりそうです。
自民党とは別のマニフェストを掲げ分裂選挙を行う。最悪の場合は解散後新党結成
計画され、すでに与謝野財務相や石破農相等を担ぎ上げて鳩山元総務相や離党した
渡辺元行革相等を中心に動き出して居る様です。
緊急集会は相当荒れそうな気配との事です。非公開クローズとの事です。
どうも自民党議員先生は戦う相手を間違い、益々内部抗争が激化して居る様です。
民主党は是幸いとばかり着々とマニフェスト発表選挙態勢を整えて居ます。
これでは、自民党は勝つ事が出来そうにありません。
反対派はそれが望で兎に角麻生叩きが出来れば自民党等どうなっても良いと
勘ぐられても仕方無い事です。
小泉さんが言う自民党をたたき壊すと言う方針に一致します。
いずれにしても、自民党劇場は楽しませて貰いましたが、どうやら選挙結果で終焉となりそうです。
観客無視のこの自民党劇場を世間はどう評価するでしょうか?


与謝野財務相の反旗

2009-07-16 08:02:36 | Weblog
多寡が自民党内のコップの中の争いだと言ってしまえばそれまでですが、今この吹き荒む
麻生下ろしのうねりは、日本の将来を賭けての大きな争いになろうとして居ます。
当然他のニュースは霞んでしまい最大の関心事になって来ました。
その中に居るのは反麻生の首謀者中川元幹事長や武部元幹事長。加藤元幹事長。
塩崎元官房長官と言うソウソウたる自民党幹部です。
東京都議選の惨敗の総括や責任追及なくしては、衆院選突入出来ないと言うのが表面上の名目です。
麻生首相ではもはや衆院選は闘えないと言うのが、大半の党員の本音でしょう。
両院議員総会を開き総括は名目で党則変更し総裁選前倒し一気に麻生下ろしを図
ろうと言う作戦で、総会開催条件の両院議員の3分の1(128名)の賛成の署名集め
何が何でも解散予告を粉砕しようと言う意気込みの様です。
民主党提出の内閣不信任案には反対の意志表示した議員が、いざ党内では
不信任とは国民に大変判りずらい展望です。
あれだけ麻生首相を罵倒する中川、武部両元幹事長が、国民の前では信任投票をして、
党内で牙をむいて襲いかかるのはどうも納得がいきません。
都議選の総括のため両院議員総会を開く条件の議員数の署名は既に突破したとの噂
です。
もしこの状態で衆院選が強行されたら、自民党の分裂選挙は避けられそうに有りません。
これに対し何が何でも両院議員総会と言う裁判を避けたい党執行部ですが、ある種
のガス抜きは覚悟して居る様です。
此処でこの争いの大勢を決する意外な事が起きました。
麻生内閣を支えるトップツウー的閣僚与謝野財務相と石破農相が議員総会開催賛同者
にサインし、麻生首相に貴方の下(もと)では衆院選は戦えないと挑戦状を叩き付けた事です。
これには訳が有ります。
与謝野財務相の選挙区は東京千代田区第1選挙区です。
今回の都議選で不敗を誇った、都議議員のドンと言われ、自分の支持都議員
である候補者が、10日前に立候補を決意した民主党候補26歳の若造にいとも簡単に敗れた事実です。
先の読める与謝野財務相、これは大変な事が起きて居ると判断し、今まで麻生支持
を叫んで居た態度を180度変更してしまった様です。
恐らく解散の閣議書の署名も拒否する可能性が出てきました。
麻生首相は与謝野財務相等反対閣僚を罷免して解散強行か、解散を諦めて、詰め腹
を切るかの二者択一を迫られる事になりそうです。
政治の世界はどう変わるか予想不能ですので、今後どの様になるか判りませんが
国民側から言うともう良い加減に醜い争うは止めて、自民党の選挙公約を早く提示して欲しいと思います。

東京都議選の総括

2009-07-15 11:18:16 | Weblog
東京都議選での自民党の惨敗は思わぬ方向に波及して行きました。
麻生首相の解散予告、反麻生派の麻生降ろしは中川元幹事長の面と向かい退陣要求
となり、惨敗責任の追求はとうとう古賀選挙対策委員長に辞意を迫り行き着く所を
知らない様な混迷を深めて来ました。
東京都議選を石原都知事は国政の前相撲に利用され不愉快だと発言していますが、
是は確かに穿った点もあるが、余りにも無責任な発言だと思えてなりません。
石原都知事の独断専行で野放図な東京新銀行問題の破綻再建問題や、築地市場移転
問題、東京オリンピック招致問題等の都政は、全然関係なかったと言う積もりなのか?
これら一切合切を加え都民は自民党政治にノウーを突きつけたのが理解出来ない
らしい。
今期でお辞めになる石原都知事に言っても詮方ないが、デタラメな出張問題や都政
を許す自民党体制に対し都民がノウーを突きつけた事も事実です。
日本はオバマ大統領にあやかるCHANGEの嵐が吹き、民主党にとっては順風 自民党にとっては逆風になっています。
日本人の特質でこうなると民主党の言う事は全て「善」で、自民党の言う事は全て
「悪」となってしまいます。
事実民主党の掲げる政策は聞いていて耳に心地良い。
一方自民党は大切な国防問題だ、憲法改正問題だ、消費税引き上げ問題、財政問題と現実的な問題ばかり取り上げて、頭の痛い事だらけです。
これでは勝負にならない事は判っています。
しかし考えて見てください、是まで先送り先送りしてとうとうドンズマリまで追い込まれて来たと言う現実です。
民主党の夢の様な霞ヶ関解体論誠に結構ですが、この体制を変え具体的ビジョンは
見えてきません。
手厚い農業支援や子育て支援誠に結構ですがさて財源はとなると余りにも甘い考え
とてもやって行けない事は火を見るより明らかです。
一度やらせて見る事も大切ですが大きなリスクを背負う事も覚悟する必要がありそうです。
恐らく国家財政はタガがはずれた赤字国家で坂道を転がり墜ちるでしょう。
今我々は歴史の分岐路に立たされて居ると言っても過言では有りません。
どう選ぶかは、国民の総意で決まります。
今回の衆院選の重大さはこの点でもお判り頂けると思います。