日々好日

さて今日のニュースは

藤井財務相辞任?

2010-01-06 09:11:17 | Weblog
正月早々またドデカイ事件突発で政界を揺るがしました。

藤井財務大臣が過労による体調不良を理由に辞任する意向を表明した。
鳩山首相は慰留したが、決意は固く容認する事になった。

鳩山内閣発足時、一番のポイントになる財務相を誰にするか相当揉めたらしいが、
過去に大蔵大臣の経験が買われ就任と決まったが、なにせ高齢のため危惧する
向きがありました。
図らずもそれが的中したとも言えますが、巷では近頃とみに権力集中してきた、
小澤幹事長との確執を云々する噂が流れて居るとか。

激務による過労で検査入院し医者の最終判断はまだと言う段階ですが、通常国会を
間近に控え内閣に迷惑を掛けてはの気遣いが多分にあると思いますが、
それにしても鳩山内閣にとっては「イタイ」藤井財務相の辞任表明です。

予算編成の中核に居て殆ど国の財政を仕切ってきた、藤井財務相の突然の辞任の
ダメージは鳩山政権には大変なものが有ります。

鳩山首相は大切な予算案審議の通常国会召集日が18日と迫っていますので、
国会の影響を最小に食い止める為財務大臣の後任選定を急いで居るとか。

さて誰が適役と言うと仲々決まらないのが世の常です。
一番考えられる適役は、野田財務副大臣ですが、これは小澤幹事長と間を置く関係
果たして鳩山首相が火中の栗を拾うか疑問です。

仙谷行政刷新会議担当相に白羽の矢が立ちそうですが、是も民主政権に取っては、
今や看板スターです。
政権運営にはなくてはならない人材です。
果たして鳩山首相そこまで冒険するか疑問です。

次ぎに浮上して来るのが、本人も回りも「ポスト鳩山」と認めて居る菅国家戦略室
担当相です。
今の処国家戦略室は名前のみで閑職の嫌いがあって絶好のチャンスと思われますが
その技量には少し疑問が付き余り感心できません。

では誰が適任かそれは是から鳩山首相がお決めになる事だから我々の関知する
処ではないが、大切な国の財務を預かる見識も技量も卓越した人が選出される事
を願いたい。




鳩山首相年頭記者会見

2010-01-05 09:44:53 | Weblog
鳩山首相は昨日官邸で年頭記者会見を開きました。

今鳩山政権の成否を握って居るのが、景気対策と普天間基地移転問題と自身の献金
疑惑等一連の政治資金問題この三点と言われて居ます。

会見で一番力を入れたのが景気対策です。
国民の皆様の命を守る。命をとことん大事にする政治を強調し命を大切にするためには
景気や雇用の創設が先決問題とした。

その為に2009年第2補正予算の早期成立や2010年度予算案の年度内の成立に
全力を挙げる事を表明しました。

特に景気の二番底だけは絶対避けたいと改めて強調した。

普天間基地問題では時間を浪費する積もりはないと言いながら、数ヶ月で沖縄県民
や米政府に理解して貰える回答を出すと約束したが果たしてその様な妙案が出せる
のか疑問です。
日米同盟問題と沖縄県民の願いをどの様に適合させるのかお手並み拝見です。

また政権運営については国民のための政治を作り上げる正念場の1年と力説して、
地方への補助金の一括交付金化等地方主権に力を入れる事を強調した。

公益法人等の抜本改革官僚の天下りの禁止徹底や副大臣増強で政治主導確立のため
関連法案の早期成立も併せて示しました。

そして懸案の永住外国人への地方選挙権付与法案の通常国会での成立に前向きの
姿勢を強調しました。

すべて言葉尻を捕まれない無い様慎重な内容に終始した年頭会見との印象が深い
との専らの噂とか。

この後鳩山首相は伊勢神宮参拝に出掛け北朝鮮拉致問題で機が熟せば訪朝も考えたいが、
残念ながら今はその時期でないと逃げました。

しかし北朝鮮拉致問題解決に強い意欲を見せた事は特記すべき事です。

通常国会はいよいよ18日召集の方針らしい。

これから鳩山政権の真骨頂が試される事になります。
国民は期待して見守って居ます。

鳩山政権閣議等の議事録なしは果たして良い事か?

2010-01-04 09:53:46 | Weblog
何も新しい事ずくめの民主党政権、政治主導で独特のスタイルを貫いて居ます。

その一つが官僚を一切排除した閣議。閣僚懇談会。閣僚委員会。政務三役会議で、
基本的に議事録を残さない方針で進められて居ると言う驚くべき事実です。

議事録作成が前提となれば、政治家同士の自由な意見交換が妨げれると言うのが、
その最大の理由との事です。

自民党政権時代も閣議や閣僚懇談会の議事録は残してなかったが、事務次官会議で
事前発言を調整したりして何らのかの形で記録は残されて来ました。

また閣議や閣僚会議後閣僚等がブラサガリ記者等に内容を公開して比較的に知る事
が出来ました。

処が民主党政権では事務次官会議を廃止し、政治の場から官僚を一切排除して
しまい、また政治の一元化で、閣僚等の記者会見には制約を掛け内容の公開は困難
になって来ています。

政治一元化で官房長官が記者会見で懇切な背景説明して透明性が確保出来誤解が
少なくなるとの説明であるが、それが上手く機能してない点に問題が有る様です。

勿論例外は居て例えば国民新党亀井党首はそれは民主党が決めた事と、閣議内容を
バラス等は日常茶飯事で禁を敢えて破って居ます。

政治主導で官僚を一切排除すると言うスタイルには賛同しますが、余り極端過ぎる
と自らのクビを締める事になりはしないか?

この閣議の議事録作成がその一番の犠牲ではないか?

確かに議事録作成を前提に会議を開くと議員の自由な意見交換が出来難いと言う事
は言えますが、重要政策等の決定のプロセスを残し歴史的に検証する事が出来ない
可能性があります。

言い放し、後で違う事をしても言い逃れが出来、責任のない発言で、全く国の政策
決定の記録が無いと言う事はどう見てもオカシイ。

今まで政策が闇の密議で決まると盛んに批判して居た民主党が同じ事をして居る。
おまけに記録がないので都合の良い様に次々と変えても何ら証拠は残らないと来た
「アリガタイ」システムです。

官僚が支配する政治形態の撲滅には両手を挙げて賛成ですが、もっと上手に官僚を
使いこなして欲しいと思います。

シロウトの我々が言うべき事ではないが、矢張り閣議や閣僚会議での発言等は矢張
り議事録として残し後で検証出来る様にすべきではないかと思えてなりません。

勿論平野官房長官の懇切な解説も大事ですが、どうも都合の悪い事は敢えて触れて
居ない感じがしてなりません。





景気の二番底が来るか?

2010-01-03 09:55:20 | Weblog
共同通信社がこの程、日本の主要企業109社に行った景気アンケート結果を発表しました。

まず現在の景気の現状は企業の56%が横ばいの踊り場にあると認識して居るとの回答。
後の44%は後退もしくは緩やかな後退が拡大と回答があったとの事。

直近の景気観測のデーターの大半が現状は横ばい状態と判断して居るので納得の 
回答かとも思えます。

次に景気がこれ以上、一段と悪化し所謂景気の二重底をつける可能性についての 
回答が、「有るけれど可能性は低い」と52%の企業から返って来た。

しかし37%に当たる企業からは、二重底の可能性は「高い或いは極めて高い」 
と懸念する回答が寄せられた。

企業はこれ以上の景気悪化の可能性はあるかも知れないが、大半はその可能性が 
極めて低いと楽観的に捕らえて居る事が判明しました。

景気悪化可能性が高いと回答した企業のその原因は、円高。景気刺激政策効果切れ
デフレの深刻化等を挙げ、時期は1~3月や4~6月の今年前半の景気失速を警戒
する企業からの回答が寄せられました。

ただ全体の51%に当たる企業は今年後半には本格的に回復するとの予想の回答
を寄せました。

今年も企業側は、設備投資の抑制と雇用等でコスト削減を図る姿勢に、変化はない様です。
しかし出来るだけリストラは避けたいとの回答があった事は喜ぶべき事でしょう。

企業側の鳩山政権に対する評価は極めて厳しいものがあります。

鳩山政権の経済政策は「中長期の成長の道筋が不透明」と言う批判を受け政権は
年末に急ごしらえの成長戦略基本方針を決定しました。

2020年までにGDP名目で3%実質で2%。額で650兆円達成を目指す。
失業率3%までに切り下げるため、環境医療介護農業等に新しい雇用を創設すると
言う方針です。

民主党政権は、今までの大規模公共事業や輸出偏重から脱却し家計重視の政策は
、「正しい発想」だと、自我自賛して居ましたが、残念ながら財源に触れて居らず
「紙に描いた餅」の謗りは免れません。

何時までも決断を先送りにする悪弊は早く改めて貰はなくては、この厳しい経済
状況を乗り切る事は到底無理な話です。

今年こそはその卓越した指導力を大いに発揮し右へ左へと即決して頂きたい。



















今年裁判員制度で死刑判決は出るか?

2010-01-02 10:34:11 | Weblog
昨年5月から始動し、8月に東京地裁で初公判が開かれ判決が出されました。
その後日本全国で次々と公判が開かれその数138件に上りました。

判決も100件を越え実刑判決も80件を越え求刑率は8割と言う好調な滑り出し
です。

是は扱う事件で被告が犯行を認め、後は殺意とか刑の重さが争われるケースが
多かった事によるものです。

司法当局の裁判員制度開始に当たり1年間は比較的判決の出し易い「慣らし運転」
的運用が妥当との親心からの心配りと思われます。

2年目に掛かる今年から検察側もいよいよ本番で、被告が起訴事実を否認し無罪を
主張する事件とか死刑求刑等の重大事件等に着手する予定です。

当然公判回数も増え3日で公判終了の現体制が厳守出来るか、アヤシクなって
来そうです。

裁判員に死刑か無期懲役の判決を出さねばならない事態も出てきます。
恐らくその様な公判が多くなる可能性が多いのではないか?
 
今年早速死刑か無期懲役の対象になる強盗殺人事件の公判が鳥取で行われ、無期
懲役の判決が出されるではないかと言われて居ます。

世の中を騒がせた、パチンコ店放火事件や英国女性殺人事件容疑の市橋容疑者の
裁判が早ければ今年中に行われる予定と言われて居ます。

世間の流れは死刑要求の声が挙がって居ます。
果たして裁判員制度で裁かれるか?そして死刑宣告がなされるか?

今までの裁判員制度における公判の問題点も云々されています。
取り扱う事件対象の是非。特に性犯罪関連の強姦等の事件についての裁判員選出
等や個人の尊厳や秘密の保護の問題等が提起されて居ます。

そして一番懸念された守秘義務既に記者会見で裁判員がマスコミに暴露の疑いが
あると指摘された場面もありました。
今後この問題は大きなスポットを浴びて来るでしょう。
シロウトの裁判員に何処まで守秘義を強制出来るか大きな問題です。

また東京地裁で公判に疑問も持った裁判員が初公判後本人の申し出で裁判員解任
が起きました。
国民の義務とされた裁判員制度何処まで国が強権を発動できるか?
是は今後の課題となりそうです。

又裁判員名簿に通知された後移転し裁判員候補に選ばれた時わざわざ沖縄から元の
居住地まで出向き裁判員候補として出頭せねばならない義務があるのか?
事件の特殊性のため裁判員選定に不選任請求を出して有効なのか?
たった3日間で審理は尽くされたと言えるか?

等様々な問題提起がなされて居ます。

是までの公判を見ると当然の事ながら幅広い判決が出されその軽重は様々です。
裁判所毎に罪の格差が出て来て居るとも言えます。

また判決の執行猶予の7割が保護観察処分になされて居ますが、更生を願った、
裁判員の行為を裏切り、出獄後行方をくらます不逞の輩が続出して、裁判員の
甘さをせせら笑う事件も起きて居るとか。

やはりプロに徹し切れない甘さが指摘されます。

未だに国民の6割から認知されない裁判員制度果たして何時まで続く事が出来るか
今年1年間でその答えが出てきそうな感じです。









明けましておめでとう御座います

2010-01-01 11:41:13 | Weblog
新年おめでとう御座います。
本年もどうぞヨロシクお付き合い下さる様お願い致します。

2010年は今後どの様な展開になるのか神のみぞ知るで、誰にも予測出来ません。

昨年より、より厳しくなる可能性が高いと言える事は間違いない事実です。

国内的には、景気回復。雇用創出。デフレスパイラルからの脱却があります。
年明け早々通常国会、我々の生活に直結する2010年予算案が審議されます。

民主党色を出してこのドンズマリ状態の日本の再生が可能なのか?

討議する事は山積して居ます。

勿論核密約の解明や、鳩山首相の偽装献金疑惑等の釈明も必要ですが、普天間基地
移転問題の早期解決が最大問題だと思います。

国外的には現在米国政府と余り上手く行って居るとは言えません。
中国への急接近や東南アジアへの外交姿勢見直し等、課題を多く抱えて居ます。

ロシアとの北方領土返還問題やエネルギィー関連問題。また北朝鮮との拉致問題
や核施設停止問題等数多くの問題も解決が急がれます。

しかし世界では新興国や後進国が段々力をつけ日本への評価が下がって来た感じがしてなりません。

特に地球温暖化を討議するCOP会議では欧米からと新興国や後進国の両方に
挟まれ大変苦しい立場の置かされて居ます。

GDPで、日本は中国に抜かれ3位転落はいまや時間の問題と言われて居ます。

この外患内憂をどう突き破って行くか?

日出(ひいずる)国として今年こそ力強く羽ばたきたいものです。