きょうから11月。でも、なんも変わんない私。とりあえず乗馬に行く。
でもなー、今月は出来たら乗馬強化月間にしたんだよなー。思ってはいるものの、実際どうなるか分かんないが、できたら週2で乗りたい。
夏から秋にかけてサボってたせいで、去年の秋から自分で守ってたラインから、約1キロ体重も増えちゃったし。
(夕方計ったら正確には0.8キロオーバー、今日のところは。まったく、来年になって馬に乗らなくなったりしたら、どうなるか、今から不安。)
ところで、全然関係ないけど、きょう馬乗る前に、こないだの野球の試合を見たって人から、いいピッチングだったって誉められた。
まあ、野球は唯一ひとなみにできるスポーツとか、野球は乗馬の10倍は自信あるとか、ふだんから言ってるところではあるけれど。
だいたい私は、スポーツできるようには見えないらしいんで、野球(特にピッチャー)やると、意表を突くらしく驚かれるんで、必要以上に評価されるって点はある。
でも、ただでさえ、おだてには弱いのは置いといても、何より今日うれしかったのは、何気に言われた二点。
「チカラ入れてるように見えないのに、球が速いですね」
「なんかボールを放すのが、遅くないですか」
最初のやつは、まさに私の目指す野球。
ピッチングのメカニズムについては、けーっこうウルサイです、私。このブログでも採り上げた「科学する野球」の理論に従ってます。どこから力発生させてどう伝えるか、それさえわかってれば、力入れてるように見えないでボールは投げられます。(でも、けっこう瞬間的には力入れてんのよ。)
ムダにマウンドの上で跳ねたりしゃがんだりしないで、静かなフォームで速い球投げるの目指してんで、御世辞でも「チカラ入れてるように見えないで球を投げる」ことが或る程度できてると言われると、それが褒め言葉としては、一番うれしい。
もうひとつの「ボールを放すのが遅い」については、意識してやってるポイントではないけど、同じように、正しい投げ方を目指すと、そうなるのは当然なんで、そう見えたんだったら、それもまた喜ばしい。
運動は物理法則に沿うんで、真実はひとつ、あとは身体の大きさ(骨格とか手足の長さとか)、筋力、関節の可動域等々の要因で個人差がでるだけ、合理的な動きをこころがけるべし、ってのが私のモットー。
って、野球だとできんだけど、乗馬だとできないよ。なんで? ムダな力、ムダな動きばっか。
さて、本日乗る“フウイヌム”は、おなじみのフラヴォン。
あれ? でも、いつものとこに居ないよ?
代わりに居たのは、こやつ。
↑ 名前は、チョコレート。(おいおい、それが本名?)
先週の水曜日に来た馬。氏素性は詳しく聞いてないけど、どうもベルギーとかそこらへんの(つまりは私の好きな)乗馬ウマらしい。期待大
代わりに、最年長だったセルスコールが、30日の日曜日に乗馬苑を去った。彼には、教わったことが多いので、感謝している。
ちなみにセルスコールのいなくなった馬房には、ウインストラテジーが入ってた。
(どーでもいーけど、私は乗馬の顔ぶれを数えあげるとき、五十音順でもなく年齢順でもなく、馬房の並びの順に挙げていくことが多いんで、むやみに動かれても困る。)
さてさて、フラヴォンは、どこいった? あ、いたいた、裏の別棟に移動してた。
居たはいいけど、おしりと壁の間に、飼葉オケ挟んで、押し付けながら「かいーの」してるよ。
呼んでもこっち向かないで、恍惚としてる。ヘンなやつ
ようやく引っ張り出したら、乗り出してから馬場で座りこんだりラチでお尻掻いたりされたら堪らないんで、念入りにブラッシングしてやる。
馬装したら、厩舎のまわりで常歩。たらたらしないように、どんどん歩かせる。
だいぶせっせと歩いてくれるようだったら、手綱短く持ってハミを受けるか確認する。受けたら手綱伸ばす、ポンポン。また繰り返し。
乗馬に関する記事は、毎回同じことの繰り返しだから、簡潔にしようと思ってはいるんだけど。乗るたび、いろいろノートしといたほうがいいことが発生するんで、またまた長くなっちゃうのは、しょうがない。(基本このブログの乗馬関係は、自分のためのメモ。)
今日も、乗ってるうちに、自分のおかしなとこに気付く。
たとえば。
手綱伸ばすと、馬がそれまでセーブされてたのを外されるから、大きく動くような感じして歩いてくんだけど、そうすると私の腰も揺れる。
それに比べて、拳使ってギューって引っ張り気味のときって、私の背中から腰から尻から脚にかけて、ガチガチに固まっている。
馬の動きについてってない、鞍に自分の体重圧しつけて馬の動きの邪魔してる感じがする。
手も同様、拳ではたらきかけようとすると、ただただ腕から手首から指から固まってるだけ、はたらきかけても馬のクビは歩くたび動いてんだから、ついていかなきゃいけないんぢゃないかと思うんだが。このへんが、障害とか飛びだすと随伴できないで、身体がドアみたいに一枚板になってる原因ぢゃないかと。
とりあえず、拳を使っても、腰は馬の背中の前後左右の揺れに柔らかくくっついていくように心掛ける。
もうひとつ。
馬の進む道を左右寄らせようとするとき、かたっぽの脚でグイっと圧すんだけど、それが無意識に後ろに引いて使ってる。
逆ぢゃないかな? 後ろに引けば強く使えると思ったら大間違い。通常の位置ではたらきかけたほうがいいはず。反対の、推進かけないほうの脚こそ、引いて馬の後躯が余計に横に行かないように微調整すんぢゃないのかな。
やれやれ、馬場に行く前に、常歩で厩舎回ってるだけで、課題いっぱい。
馬場に出たら、常歩して、ときどき巻乗り。強い常歩してみたいんだけど、なかなかうまくいかない。
そしたら速歩スタート、軽速歩で、最初手綱伸ばし気味でクルクルと。
そのうちまた手綱短く持って、前に出てる馬を受けるように心掛ける。
ちゃんと受けてるかどうかは、歩度を伸ばしてみれば、すぐわかる。なんかイマイチ勢いよく出ないなー、口がこっち来てるような気がするけど、カッコだけなのかも。
軽速歩で輪乗り。内側の脚でどんどん押すと、フラヴォンは、わかりやすく外へふくらむ感じする。外側の拳というか手綱というか、そのへんしっかりするようにする。
そしたら駈歩。まあまあ勢いよく出てるような気はする。
それでも強く脚を使おうとすると、ヒザが上がってアブミが踏めてない。何度かガタガタする、重心の一致どころぢゃないよ、ちゃんと坐れてない。
そう言えば、先週あるところで「騎座の安定が重要なのは、拳を自由に使うため」って聞いて、かるく目からうろこが落ちた。
そう、座るために座るんぢゃないよ、座って何をするかが大事。駈歩の背中に座って手は馬の口についてこうと努力する。
駈歩で広いほうを回ってみる。歩度を伸ばして、また詰めて、前に出る勢いを失わないようにして巻乗りして、そんなことの繰り返し。
うん、フラヴォンのやる気を感じる、ほんと付き合いのいい奴だ、だから好きなんだ、こいつ。
また軽速歩で、こんどは地上横木を通過。
「もっとヒザの裏を伸ばすように」と言われて、一歩ずつ踏み下げるように意識する。カカトを上に蹴るように使わない、ふくらはぎで馬体に密着するように圧せってーの。
んぢゃ、障害。軽速歩でクロス。
横木通過するときと同じように、大きく回りながらなんだけど、障害の反対っ側にいるときに、いちど歩度を伸ばすようにして、それからおさえる、おさえたまま強い勢いを保つように回転して、障害を正面に見据えたら何にもしない、そんな戦略。
ハミ受けを意識して乗りだしてから、フラヴォンに乗ってもコンタクトを失って障害直前で止まるようなことはしなくなった。あとは油断すると、障害直前でダダダって勢いよく行かれちゃうから、最後までペースを守るようにジーッとしてる。
でも、ジーッとしてると、また上半身がついてってないまま飛んぢゃう。「もっとヒジから前に動かす感じで」と言われて、手をフリーに動かすようにする。あんまりやると、ハミをガチャガチャといじっちゃいそうなんで、そーっと。
だんだん高くなる。だけどフラヴォンにやる気があるんで、もう向ければ飛んぢゃう。回転して一歩か二歩いくと、ターゲット発見!とばかりに勢いよく出てくんで「速い、速いよ、おまえ」とか声かけながらジッと待つ。
どーでもいーけど、フラヴォンは人語を解するんで、ホーとか言わないで、私はちゃんと話しかけるようにしてる。
冗談ぢゃなく、「速歩」「駈歩」「すすめ」「とまれ」は、間違いなくわかってる、フラヴォン。それどころか「歩度を伸ばせ」がわかってて、なんにもしなくても号令でスッと出る。ただし、一瞬だけで元に戻るとこが、ズルではあるけれど。
クロスの向こう側に垂直懸けてオクサー状にする。そしたら駈歩。
もう勝手に飛んでくれちゃうんで、ムダに動かそうとかする必要もない、先飛びだけにはなんないようにして、随伴をテーマに繰り返し飛ぶ。
助走でいちど強く出して、そこでおさえて、強さ保ったまま回転、ってのは変わらず、障害向いたら、待って待って、踏み切ったら馬の動きについてくように飛ぶ。
はい、練習終了。あー、楽しかった。
調子に乗ってガンガン走ってたら、フラヴォンが汗びっしょりなんで、丸洗い。
朝は秋らしいけど、昼にはまだ20度くらいまで上がるんで、日向ぼっこさせながら拭いてたら、わりとすぐ乾いた。
(ほかの馬が通らないのをいいことに、馬房の外で前後逆に、屋根の外に出るように繋いで陽を当てるという手を使った。)
※おまけ
お預かり馬=エルアルト、福島行き。
※11月2日付記
きのうの障害練習のときの写真を、ひとからもらった。
↑ どー見ても、止まってるよう(拒止)に、見える。
きのうは一度も止まったりしてないんだけど。(つまり、ここから飛んでる。)
一方、こちらはプロフィール欄にも使っている、上出来の一瞬をとらえたお気に入りの写真。
(私は、よくこの写真のことは「百回飛んで、この一枚、ですから」と言う。)
(2009年2月23日、ところは札幌、馬はトウショウクリーム〔…白老へ移ったんだってねぇ〕)
これらだけ見ると、この3年で、うまくなってはいない、としか言いようがない…
でもなー、今月は出来たら乗馬強化月間にしたんだよなー。思ってはいるものの、実際どうなるか分かんないが、できたら週2で乗りたい。
夏から秋にかけてサボってたせいで、去年の秋から自分で守ってたラインから、約1キロ体重も増えちゃったし。
(夕方計ったら正確には0.8キロオーバー、今日のところは。まったく、来年になって馬に乗らなくなったりしたら、どうなるか、今から不安。)
ところで、全然関係ないけど、きょう馬乗る前に、こないだの野球の試合を見たって人から、いいピッチングだったって誉められた。
まあ、野球は唯一ひとなみにできるスポーツとか、野球は乗馬の10倍は自信あるとか、ふだんから言ってるところではあるけれど。
だいたい私は、スポーツできるようには見えないらしいんで、野球(特にピッチャー)やると、意表を突くらしく驚かれるんで、必要以上に評価されるって点はある。
でも、ただでさえ、おだてには弱いのは置いといても、何より今日うれしかったのは、何気に言われた二点。
「チカラ入れてるように見えないのに、球が速いですね」
「なんかボールを放すのが、遅くないですか」
最初のやつは、まさに私の目指す野球。
ピッチングのメカニズムについては、けーっこうウルサイです、私。このブログでも採り上げた「科学する野球」の理論に従ってます。どこから力発生させてどう伝えるか、それさえわかってれば、力入れてるように見えないでボールは投げられます。(でも、けっこう瞬間的には力入れてんのよ。)
ムダにマウンドの上で跳ねたりしゃがんだりしないで、静かなフォームで速い球投げるの目指してんで、御世辞でも「チカラ入れてるように見えないで球を投げる」ことが或る程度できてると言われると、それが褒め言葉としては、一番うれしい。
もうひとつの「ボールを放すのが遅い」については、意識してやってるポイントではないけど、同じように、正しい投げ方を目指すと、そうなるのは当然なんで、そう見えたんだったら、それもまた喜ばしい。
運動は物理法則に沿うんで、真実はひとつ、あとは身体の大きさ(骨格とか手足の長さとか)、筋力、関節の可動域等々の要因で個人差がでるだけ、合理的な動きをこころがけるべし、ってのが私のモットー。
って、野球だとできんだけど、乗馬だとできないよ。なんで? ムダな力、ムダな動きばっか。
さて、本日乗る“フウイヌム”は、おなじみのフラヴォン。
あれ? でも、いつものとこに居ないよ?
代わりに居たのは、こやつ。
↑ 名前は、チョコレート。(おいおい、それが本名?)
先週の水曜日に来た馬。氏素性は詳しく聞いてないけど、どうもベルギーとかそこらへんの(つまりは私の好きな)乗馬ウマらしい。期待大
代わりに、最年長だったセルスコールが、30日の日曜日に乗馬苑を去った。彼には、教わったことが多いので、感謝している。
ちなみにセルスコールのいなくなった馬房には、ウインストラテジーが入ってた。
(どーでもいーけど、私は乗馬の顔ぶれを数えあげるとき、五十音順でもなく年齢順でもなく、馬房の並びの順に挙げていくことが多いんで、むやみに動かれても困る。)
さてさて、フラヴォンは、どこいった? あ、いたいた、裏の別棟に移動してた。
居たはいいけど、おしりと壁の間に、飼葉オケ挟んで、押し付けながら「かいーの」してるよ。
呼んでもこっち向かないで、恍惚としてる。ヘンなやつ
ようやく引っ張り出したら、乗り出してから馬場で座りこんだりラチでお尻掻いたりされたら堪らないんで、念入りにブラッシングしてやる。
馬装したら、厩舎のまわりで常歩。たらたらしないように、どんどん歩かせる。
だいぶせっせと歩いてくれるようだったら、手綱短く持ってハミを受けるか確認する。受けたら手綱伸ばす、ポンポン。また繰り返し。
乗馬に関する記事は、毎回同じことの繰り返しだから、簡潔にしようと思ってはいるんだけど。乗るたび、いろいろノートしといたほうがいいことが発生するんで、またまた長くなっちゃうのは、しょうがない。(基本このブログの乗馬関係は、自分のためのメモ。)
今日も、乗ってるうちに、自分のおかしなとこに気付く。
たとえば。
手綱伸ばすと、馬がそれまでセーブされてたのを外されるから、大きく動くような感じして歩いてくんだけど、そうすると私の腰も揺れる。
それに比べて、拳使ってギューって引っ張り気味のときって、私の背中から腰から尻から脚にかけて、ガチガチに固まっている。
馬の動きについてってない、鞍に自分の体重圧しつけて馬の動きの邪魔してる感じがする。
手も同様、拳ではたらきかけようとすると、ただただ腕から手首から指から固まってるだけ、はたらきかけても馬のクビは歩くたび動いてんだから、ついていかなきゃいけないんぢゃないかと思うんだが。このへんが、障害とか飛びだすと随伴できないで、身体がドアみたいに一枚板になってる原因ぢゃないかと。
とりあえず、拳を使っても、腰は馬の背中の前後左右の揺れに柔らかくくっついていくように心掛ける。
もうひとつ。
馬の進む道を左右寄らせようとするとき、かたっぽの脚でグイっと圧すんだけど、それが無意識に後ろに引いて使ってる。
逆ぢゃないかな? 後ろに引けば強く使えると思ったら大間違い。通常の位置ではたらきかけたほうがいいはず。反対の、推進かけないほうの脚こそ、引いて馬の後躯が余計に横に行かないように微調整すんぢゃないのかな。
やれやれ、馬場に行く前に、常歩で厩舎回ってるだけで、課題いっぱい。
馬場に出たら、常歩して、ときどき巻乗り。強い常歩してみたいんだけど、なかなかうまくいかない。
そしたら速歩スタート、軽速歩で、最初手綱伸ばし気味でクルクルと。
そのうちまた手綱短く持って、前に出てる馬を受けるように心掛ける。
ちゃんと受けてるかどうかは、歩度を伸ばしてみれば、すぐわかる。なんかイマイチ勢いよく出ないなー、口がこっち来てるような気がするけど、カッコだけなのかも。
軽速歩で輪乗り。内側の脚でどんどん押すと、フラヴォンは、わかりやすく外へふくらむ感じする。外側の拳というか手綱というか、そのへんしっかりするようにする。
そしたら駈歩。まあまあ勢いよく出てるような気はする。
それでも強く脚を使おうとすると、ヒザが上がってアブミが踏めてない。何度かガタガタする、重心の一致どころぢゃないよ、ちゃんと坐れてない。
そう言えば、先週あるところで「騎座の安定が重要なのは、拳を自由に使うため」って聞いて、かるく目からうろこが落ちた。
そう、座るために座るんぢゃないよ、座って何をするかが大事。駈歩の背中に座って手は馬の口についてこうと努力する。
駈歩で広いほうを回ってみる。歩度を伸ばして、また詰めて、前に出る勢いを失わないようにして巻乗りして、そんなことの繰り返し。
うん、フラヴォンのやる気を感じる、ほんと付き合いのいい奴だ、だから好きなんだ、こいつ。
また軽速歩で、こんどは地上横木を通過。
「もっとヒザの裏を伸ばすように」と言われて、一歩ずつ踏み下げるように意識する。カカトを上に蹴るように使わない、ふくらはぎで馬体に密着するように圧せってーの。
んぢゃ、障害。軽速歩でクロス。
横木通過するときと同じように、大きく回りながらなんだけど、障害の反対っ側にいるときに、いちど歩度を伸ばすようにして、それからおさえる、おさえたまま強い勢いを保つように回転して、障害を正面に見据えたら何にもしない、そんな戦略。
ハミ受けを意識して乗りだしてから、フラヴォンに乗ってもコンタクトを失って障害直前で止まるようなことはしなくなった。あとは油断すると、障害直前でダダダって勢いよく行かれちゃうから、最後までペースを守るようにジーッとしてる。
でも、ジーッとしてると、また上半身がついてってないまま飛んぢゃう。「もっとヒジから前に動かす感じで」と言われて、手をフリーに動かすようにする。あんまりやると、ハミをガチャガチャといじっちゃいそうなんで、そーっと。
だんだん高くなる。だけどフラヴォンにやる気があるんで、もう向ければ飛んぢゃう。回転して一歩か二歩いくと、ターゲット発見!とばかりに勢いよく出てくんで「速い、速いよ、おまえ」とか声かけながらジッと待つ。
どーでもいーけど、フラヴォンは人語を解するんで、ホーとか言わないで、私はちゃんと話しかけるようにしてる。
冗談ぢゃなく、「速歩」「駈歩」「すすめ」「とまれ」は、間違いなくわかってる、フラヴォン。それどころか「歩度を伸ばせ」がわかってて、なんにもしなくても号令でスッと出る。ただし、一瞬だけで元に戻るとこが、ズルではあるけれど。
クロスの向こう側に垂直懸けてオクサー状にする。そしたら駈歩。
もう勝手に飛んでくれちゃうんで、ムダに動かそうとかする必要もない、先飛びだけにはなんないようにして、随伴をテーマに繰り返し飛ぶ。
助走でいちど強く出して、そこでおさえて、強さ保ったまま回転、ってのは変わらず、障害向いたら、待って待って、踏み切ったら馬の動きについてくように飛ぶ。
はい、練習終了。あー、楽しかった。
調子に乗ってガンガン走ってたら、フラヴォンが汗びっしょりなんで、丸洗い。
朝は秋らしいけど、昼にはまだ20度くらいまで上がるんで、日向ぼっこさせながら拭いてたら、わりとすぐ乾いた。
(ほかの馬が通らないのをいいことに、馬房の外で前後逆に、屋根の外に出るように繋いで陽を当てるという手を使った。)
※おまけ
お預かり馬=エルアルト、福島行き。
※11月2日付記
きのうの障害練習のときの写真を、ひとからもらった。
↑ どー見ても、止まってるよう(拒止)に、見える。
きのうは一度も止まったりしてないんだけど。(つまり、ここから飛んでる。)
一方、こちらはプロフィール欄にも使っている、上出来の一瞬をとらえたお気に入りの写真。
(私は、よくこの写真のことは「百回飛んで、この一枚、ですから」と言う。)
(2009年2月23日、ところは札幌、馬はトウショウクリーム〔…白老へ移ったんだってねぇ〕)
これらだけ見ると、この3年で、うまくなってはいない、としか言いようがない…