many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

チョコレート(って名前の馬)に乗る

2011-11-28 21:24:36 | 馬が好き
あした火曜日は雨の確率がちょっとあるので、今日のうちに乗馬に行く。
日中は17度って予報なんで薄いウインドブレーカーで行くけど、9時前に自転車にまたがったら、息がまだ少しだけ白いよ。けっこう寒いかも。
(でも、やっぱ馬乗るときは、Tシャツの上に長袖シャツ着ただけの格好。)

きょうの馬は、チョコレート。…そういう名前なんです、チョコレートって。

2002年生まれ11歳のセン馬。品種はITALIAN。そう、イタリア生まれ。
イタリアンなんて馬の品種、きいたことないけど、もう驚かないぞ アイルランドならIRISH、オランダならDUTCH、生まれたとこの名前呼んでるだけだろ、どうせ。
ぢゃあ、日本にはJAPANESEとかいないのかねって思うんだが、前に「日本スポーツホース種」ってのを見たことあるよ。白くて、ちょっと小型の馬だったけど。
「何なんですか?」ってきいたら、コソッと「雑種ですよ」って教えてくれたけど
さて、ぢゃあチョコレートも、どーせよくある血統不詳ってやつなんだろうって思ったら、父AHORN Z・母NINFA DI LURIANOって父母名がはっきりしてるよ。由緒正しいかどうかは知らないけどね。
前から興味あったんだよね。初対面のその日から、人懐っこいっていうか、人見知りしない感じで、かわいい。

こーんな顔して、「なんか美味しいものでも持ってませんか?」って寄ってくる。「俺が誰だか知ってんのかよ」って言っても、「知らないけど、ここのひとでしょ、なんか頂戴よ」となついてくる。
イタリア産チョコレート…。フェレロ・ロシェか、おまえは?とか言いつつブラシかける。
(↑ウソです。いま検索かけました。ほんとは「なんとかマルコリーニって、イタリアだっけ?」とか言って(…正解はベルギー)ブラシかけてた。)

鹿毛なんだけど、もうチョコレート色にしか見えない。
そういえば、東京競馬場に「チョコマーブル」って馬いたなあ。あれは試乗会とかに使うポニーで、名前どおり白地にチョコ色のブチだった。
ところで、うちのチョコレートは、カワイイ名前のイメージとは違って、とある「学校」から先月移管されてきた、教育用のお馬サマなのである。
いつも上手な少年たちが乗ってるんで、いいのかなあ、私なんかが乗ってみちゃって。(と言いつつ遠慮なんかしないんだけど。)

さてさて、そんなわけで心して跨る。(乗ったことない馬に乗れるとはしゃぐ
どーでもいーけど、私は飛び乗りができないので、乗るための台のとこまで馬つれてきて乗る。それは反則ぢゃないんだけど、私は、ただ、ジャンプしたりアブミに足かけたりがメンドクサイだけで、台の周辺で馬が動いてても、乗れれば勢いで乗っちゃうんだが、ホントは馬を静止させなきゃいけないらしい。
私はいいけど、ぢゃあフラフラしててもいいってクセを馬につけちゃったら、体験乗馬とかで乗るひと、困るよねぇ、たしかに。馬のしつけって難しいよ
さて、そうは言いつつも、とりあえず何でもいいから、乗ってみると、力強い常歩だ、大きく揺られるよ。(楽しい。)
腹帯とアブミをたしかめたら、さっそくハミを受けてくださいって、やってみる。
んんん、出来てるような気もするんだが、なんか遅くなっただけかもしんない。きょうは、たまたま、拳つかったときの、馬の脚音のリズムの違いが気になって、あれ?踏み込んでなくてブレーキかけてるだけぢゃね?って気づいた。やれやれ。
そういえば、こないだ、少年団の練習を見てた父兄が、「小指に体重かけなさい」ってコーチしてたのを、ふと思い出して、それ意識してみたりする。

んぢゃ、馬場に行って、やりますか。と言っても、いつもどおり、小さい区画のなかで、様子みる。
どんなイイ馬でも、用心してかかる私。だって、アクセルとかクラッチがイタリアン・スーパーカー仕様(こっちが意図しなくてもビュンといく)かもしれないじゃん?(初めて乗る馬の鞍にサドルホルダー(吊り革)ないと、やっぱちょっとだけ不安な私
常歩で蹄跡を歩く。斜めに手前を替えて、斜線上歩度をのばす(つもり)。力、つよいなあ。ときどき拳で引きよせてみるが、負けそう。
んぢゃ、軽速歩。おお、サクサク。どんどん進んでっちゃうよ、エネルギー有り余ってる感じ? ほっぽっとくと速くなっちゃうんで、ときどき引っ張ることになる。基本的に反撞は乗りやすいから、いいんだけど。
何度も手前替えてクルクルと。うわー、歩度を伸ばすどころぢゃないな、まず詰めないと。隅角の手前で、内側から脚で圧し(てるつもり)つつ、手綱少しずつ短くして抑えようとしてみる。
なんか右回りのコーナーのときのほうが、ちょっと馬の後躯が外へ流れる感じがするよ。(人間が押しすぎてる可能性もあり。)
うーん、強いなー、よく子どもたちコレ乗ってるなーと思いつつ、ある程度速歩したとこで、一旦常歩。馬装をチェック。
一度、停める。あれれ?停めたつもりが、途端に二歩くらい下がる。強いのは馬の口ぢゃなくて、おまえの手だよ、ってチョコレートは振り返りもしないけど、馬の背中が語ってる
んぢゃ、速歩発進、ちょっと輪乗りで落ち着くまでやるか、って思ってると、突如駈歩になっちゃう。ホー、まだです、速歩で詰め伸ばしできてからにさせてください。んー、やっぱ元気有り余ってんのかなー、昨日も休みぢゃなかったのに。
速歩で輪乗り。馬の元気は申し分ないから、脚をジタバタ余計なことする必要ない、外の手綱で回るつもりってのに集中する。
歩度詰めて折り合いついたかなって思ったら、すこーし手綱伸ばして、また詰めるのやり直し。(最初思いっきり伸ばしたら、手綱もってかれちゃったから、権威のなくならないようにコンタクトを保つ、つもり。)
うん、どうにかいうこときいてくれる感じになったから、さあ、お待ちかねの駈歩しよかぁ。
もう一度、常歩でストップ&ゴーを確かめてから、輪乗りで駈歩。駈歩の準備ぃ(外の脚ちょっと引いて)ってしただけで、ありゃ、ポンと駈歩はじめちゃった。念じただけで出るとは、いいのかわるいのか。
うん、いいねえ。乗りやすいよ、この駈歩。待ってましたとばかりに走ってくんだけど、決して暴走する感じぢゃないし。むしろ速歩よりコントロールしやすい感じさえする。速くなりかけたとこで、ジワっと拳つかえば、すぐ応えてくれるし。
詰めたり伸ばしたりの繰り返し。どーやらだいじょぶそーだと思ったら、蹄跡に出て歩度伸ばしてみるよ、うん、いいぞいいぞ。
でも、どっちかっていうと、右手前のほうが、ちょっと外にふくらむし、内に傾いてる感じはするかな。(人間がヘンなことしてる可能性もあり。)内に傾いた感じがしても、真ん中にドシッとすわるようにして、馬の耳のあいだから真正面を見てればだいじょうぶ。
駈歩がコントロールできそうなことわかったら、ぢゃあ広いほうへ行ってみるか。

そしたら、また速歩で輪乗りして、あれこれやってみる。ゆずってくれたらラクにー、うん、いいぞいいぞ。
また輪乗りで駈歩してみる。こんどはツーポイントも混ぜて。うん、乗りやすい、乗りやすい。楽しい。
常歩も速歩も駈歩も、フワッフワッて、クッションがきいてて気持ちいい、この馬。
シートして、ジワっとおさえて、詰めてみる。グッと力強く前進してるのを、ジーっと受けてる感触、カンペキにできてないかも知んないけど、私としては、もう絶品!このチョコ!と言いたくなる。
関係ないけど、歩度詰めてグッと力のたまってるのに乗ってる感じって、鉄棒の蹴上がりとかのイメージを思い出しちゃうんだよね、なぜか。ホント関連性ないけど、私の体育にまつわる記憶。
ところで、チョコレート、なぜか「ホー」って掛け声への反応が、いいよ 手綱で止めようとするより、声掛けたほうが一発で止まる・スローダウンする、駈歩でも速歩でも。
そんなこんなで、何度か、いろいろとやりとりして、本日の練習、終了。
障害は、置いてあんの勝手に飛んでみようかとも思ったんだけど、飛んだら、止められなくなるかもしんないんで、やめとく

手入れし終わったら、リンゴ。よろこんでバクバク食う。イタリアより、日本のリンゴ、うまいだろ?



※おまけ

↑「写真撮んないでください、熊みたいですから! 毛ぇ刈ってからでお願いします」
と言われてた、昨日のミニコマ。
(だからぁ、誰も野生の熊なんて見たことないのに、なぜいつも熊が引き合いに出されるかな?)

↑刈られちゃった、きょうのミニコマ。
“クマ”みたいだよ? 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする