日の出は6時40分ころ。7時には十分明るいけど、屋根の下に置かないクルマの窓は、バリッと凍ってるよ。
しかし、天気はいい。とてもいい。なので、9時から乗馬に行く。
きょうは、ミラノ。なんか、ひさしぶり。
(しかし、眠そうな写真しか撮らせてくれないんだよね。)
そろそろ乗りたいと、思ってたころだったんだよ。何がって、ほかの馬でできること、ミラノでできるかどうか試したいんだな、私としては。
んぢゃ、馬装したら目も覚ましてくれたようなので、馬場へ。
さーて、そろそろというか、たまには障害でも飛んでみるかなー。ここんとこ何週間か、馬場にはコンビネーションが置いてあったから、フラットワークがよければ、あれに突入してみるかなー。
と思いながら、馬場に行くと、ありゃ?ガランと広いよ。なーんにもない。障害も柵もぜーんぶ、どけてあって、キレーになってる。
ホホホ、しょーがない。しかし何もないと、広いね。どうやって乗ろう。
常歩で二周くらいしたら、速歩は輪乗りで始める。一辺50mを超える四角形のラチ沿いで運動したってしょうがない、マスターしたいのは内方姿勢なんだからねー。
鏡の前でラチに接するポジションをとって、直径20mくらい(←テキトーに言ってる)の大きな輪をぜいたくに描く。
最初は、あんまり詰めないで、ウォーミングアップのつもり。左手前で始めて気になんなかったけど、右手前に替えたら内に入ってくる気がする。気になりだすと、また左手前にしたとき、外へ行く気がしてくる。
はい、それぢゃ、ボチボチいきますか。ハミうけてちょうだいよ。
ミラノとは前に、引っ張りたおして力比べになっちゃったような記憶があるんで、拳を断続的に使うことを意識する。
ちょうど、ここのところ練習しているテーマのひとつだしね。内側をギューッと握っては、放す、馬の反応みて、繰り返し。
なんか分かりにくいんだよね、ミラノ、前に出てるのか、ゆずってくれてるのか、そのへんの感覚が。気がつくと引っ張りっぱなしになってる恐れがある。
左手前で外へふくれてっちゃう。あわてて内の手綱引っ張ると、クビが内に向くぶん逆に肩から外へ行っちゃう。壁ぇ作んなきゃ、って外の手綱をジタバタすると、馬の背を超えて内に持ってきちゃう。
あわてんな、れーせーに、真ん中に座って、馬の両耳のあいだから前をみて、深呼吸して(←気持ち)、最初からやりなおし。
それでも、以前に乗ったときよりは、なんとかなってる気がする。んぢゃ、駈歩やりますか。速歩でフワッと受けてアタマ下がってきたようなとこで、駈歩出してみる。もともと、念じただけで駈歩出るような馬なんだけどね、ミラノ。
駈歩で歩度を詰めたり伸ばしたり。それはいいんだけど、左手前でやっぱり外へふくらんでっちゃうよ。外のカベ、内をギュッ、とかやってるうちに、左右の拳がバラバラになっちゃった。
輪乗りから、真っ直ぐ広いほうへ出てって、踏歩変換。あれれ?不正駈歩だぁ? 前肢は入れ換わったけど、うしろは変わってないぞ、これ、気持ち悪ぃー、っていうか大丈夫?こんなことやってて馬の脚とか壊れない?
何回か繰り返し。前はミラノ乗ってて踏歩変換すると、不必要に脚の力入ってるらしく、ダダダって走ったもんだけど、いまはそれはないよ。でも、キレイに一発で入れ替えらんないし、変わったあとのコントロールができてない。
「手綱、放しちゃダメ!」 どうやら、替えるまでは、詰めといてぇとか意識してんだけど、脚の位置変えたときに手の力抜いちゃってるらしい。そりゃコンタクト失うわな。
ややあって、速歩からやり直し。内側の指の握りウニウニすることにこだわんないで、基本にもどって左右の拳を均等に使う。
馬がゆずったら、かえす。いつものように手綱伸ばしていくと、ミラノにはビュンって下に引っ張られちゃいそうなので、放さないで手を少し前に出すだけにする。
なんとなくできたら、駈歩。輪乗りのなかで、詰めたり伸ばしたり。ゆずったら、かえす、そのとき、馬の背中の動きがよければOK。
んぢゃ、何にもなかった馬場の片隅に、やっぱり一組だけ障害を持ちこんで、飛んでみる。
飛んでみるったって、輪乗りのなかで飛ぶ。さっきと同じリズムで、輪乗りの駈歩して、その路線上にある障害を、ひとつ飛ぶだけ。
簡単そうにいうけど、むずかしいよ。飛ぶ前と、飛んだあとと、真っ直ぐ進んぢゃって、すぐ楕円になる。
最初、左手前、わりとスムーズ、低いクロスをポンとまたぐ。でも飛んだあと、真っ直ぐ行っちゃう、っていうか外(右)へ膨れてっちゃうまである。
それでも、クロスは低いし、ミラノはあまり猛然と障害に向かってくわけでもないので、なれてくれば輪乗りは自然になってくる。
こんど右手前、なんか少ーし内に入る気がする。輪乗りのなかで、出して、受けて、かえして、仕掛けず追わず、飛ぶ。
できたら障害の前、減却するようにして、一歩入れて、ポッコンって感じで飛びたいんだけど、ゴチャゴチャやってるとリズムが狂うだけ。
障害を垂直にして、同じことする。また左手前から。なんか馬が元気になってきたんで、一度停止して後退してから、駈歩スタート。速くなんないようにして、輪乗り。あー、ちょっと近いかな、ありゃりゃ?停まっちゃったよ。
ミラノはときどき停まる、っていう人もいるんだけど、私はミラノに障害で止まられた記憶がほとんどない。ふつうに向かってけば、100センチくらいまで、シュパーンと飛ぶ、単発の練習では。
それが今日は都合2度ほど、障害直前で止まっちゃった。原因は私が(駈歩の輪乗りと変わんないつもりでも)先飛びしちゃってるから。輪乗りのなかで姿勢直す、前傾ぢゃなくて頭が前に突っ込んでる(馬の肩にのしかかってる)だけになってるし。
手前替えて、駈歩の輪乗り、そのなかにある垂直を飛ぶ、繰り返し。強くなりそうだったら、輪乗りの残りの半周のなかで、指ギュッとやって、かえして、なんとかする。そこで戻せないようぢゃ、飛んだあと戻すなんて、ムリ無理。
はい、練習終了。それにしても、おとなしいなー、ミラノ。きょうは途中で動かなくなることもなく、よく付き合ってくれた。次回までに私ももう少しだけうまくなるようにしとくんで、またよろしくお願いします。
しかし、天気はいい。とてもいい。なので、9時から乗馬に行く。
きょうは、ミラノ。なんか、ひさしぶり。
(しかし、眠そうな写真しか撮らせてくれないんだよね。)
そろそろ乗りたいと、思ってたころだったんだよ。何がって、ほかの馬でできること、ミラノでできるかどうか試したいんだな、私としては。
んぢゃ、馬装したら目も覚ましてくれたようなので、馬場へ。
さーて、そろそろというか、たまには障害でも飛んでみるかなー。ここんとこ何週間か、馬場にはコンビネーションが置いてあったから、フラットワークがよければ、あれに突入してみるかなー。
と思いながら、馬場に行くと、ありゃ?ガランと広いよ。なーんにもない。障害も柵もぜーんぶ、どけてあって、キレーになってる。
ホホホ、しょーがない。しかし何もないと、広いね。どうやって乗ろう。
常歩で二周くらいしたら、速歩は輪乗りで始める。一辺50mを超える四角形のラチ沿いで運動したってしょうがない、マスターしたいのは内方姿勢なんだからねー。
鏡の前でラチに接するポジションをとって、直径20mくらい(←テキトーに言ってる)の大きな輪をぜいたくに描く。
最初は、あんまり詰めないで、ウォーミングアップのつもり。左手前で始めて気になんなかったけど、右手前に替えたら内に入ってくる気がする。気になりだすと、また左手前にしたとき、外へ行く気がしてくる。
はい、それぢゃ、ボチボチいきますか。ハミうけてちょうだいよ。
ミラノとは前に、引っ張りたおして力比べになっちゃったような記憶があるんで、拳を断続的に使うことを意識する。
ちょうど、ここのところ練習しているテーマのひとつだしね。内側をギューッと握っては、放す、馬の反応みて、繰り返し。
なんか分かりにくいんだよね、ミラノ、前に出てるのか、ゆずってくれてるのか、そのへんの感覚が。気がつくと引っ張りっぱなしになってる恐れがある。
左手前で外へふくれてっちゃう。あわてて内の手綱引っ張ると、クビが内に向くぶん逆に肩から外へ行っちゃう。壁ぇ作んなきゃ、って外の手綱をジタバタすると、馬の背を超えて内に持ってきちゃう。
あわてんな、れーせーに、真ん中に座って、馬の両耳のあいだから前をみて、深呼吸して(←気持ち)、最初からやりなおし。
それでも、以前に乗ったときよりは、なんとかなってる気がする。んぢゃ、駈歩やりますか。速歩でフワッと受けてアタマ下がってきたようなとこで、駈歩出してみる。もともと、念じただけで駈歩出るような馬なんだけどね、ミラノ。
駈歩で歩度を詰めたり伸ばしたり。それはいいんだけど、左手前でやっぱり外へふくらんでっちゃうよ。外のカベ、内をギュッ、とかやってるうちに、左右の拳がバラバラになっちゃった。
輪乗りから、真っ直ぐ広いほうへ出てって、踏歩変換。あれれ?不正駈歩だぁ? 前肢は入れ換わったけど、うしろは変わってないぞ、これ、気持ち悪ぃー、っていうか大丈夫?こんなことやってて馬の脚とか壊れない?
何回か繰り返し。前はミラノ乗ってて踏歩変換すると、不必要に脚の力入ってるらしく、ダダダって走ったもんだけど、いまはそれはないよ。でも、キレイに一発で入れ替えらんないし、変わったあとのコントロールができてない。
「手綱、放しちゃダメ!」 どうやら、替えるまでは、詰めといてぇとか意識してんだけど、脚の位置変えたときに手の力抜いちゃってるらしい。そりゃコンタクト失うわな。
ややあって、速歩からやり直し。内側の指の握りウニウニすることにこだわんないで、基本にもどって左右の拳を均等に使う。
馬がゆずったら、かえす。いつものように手綱伸ばしていくと、ミラノにはビュンって下に引っ張られちゃいそうなので、放さないで手を少し前に出すだけにする。
なんとなくできたら、駈歩。輪乗りのなかで、詰めたり伸ばしたり。ゆずったら、かえす、そのとき、馬の背中の動きがよければOK。
んぢゃ、何にもなかった馬場の片隅に、やっぱり一組だけ障害を持ちこんで、飛んでみる。
飛んでみるったって、輪乗りのなかで飛ぶ。さっきと同じリズムで、輪乗りの駈歩して、その路線上にある障害を、ひとつ飛ぶだけ。
簡単そうにいうけど、むずかしいよ。飛ぶ前と、飛んだあとと、真っ直ぐ進んぢゃって、すぐ楕円になる。
最初、左手前、わりとスムーズ、低いクロスをポンとまたぐ。でも飛んだあと、真っ直ぐ行っちゃう、っていうか外(右)へ膨れてっちゃうまである。
それでも、クロスは低いし、ミラノはあまり猛然と障害に向かってくわけでもないので、なれてくれば輪乗りは自然になってくる。
こんど右手前、なんか少ーし内に入る気がする。輪乗りのなかで、出して、受けて、かえして、仕掛けず追わず、飛ぶ。
できたら障害の前、減却するようにして、一歩入れて、ポッコンって感じで飛びたいんだけど、ゴチャゴチャやってるとリズムが狂うだけ。
障害を垂直にして、同じことする。また左手前から。なんか馬が元気になってきたんで、一度停止して後退してから、駈歩スタート。速くなんないようにして、輪乗り。あー、ちょっと近いかな、ありゃりゃ?停まっちゃったよ。
ミラノはときどき停まる、っていう人もいるんだけど、私はミラノに障害で止まられた記憶がほとんどない。ふつうに向かってけば、100センチくらいまで、シュパーンと飛ぶ、単発の練習では。
それが今日は都合2度ほど、障害直前で止まっちゃった。原因は私が(駈歩の輪乗りと変わんないつもりでも)先飛びしちゃってるから。輪乗りのなかで姿勢直す、前傾ぢゃなくて頭が前に突っ込んでる(馬の肩にのしかかってる)だけになってるし。
手前替えて、駈歩の輪乗り、そのなかにある垂直を飛ぶ、繰り返し。強くなりそうだったら、輪乗りの残りの半周のなかで、指ギュッとやって、かえして、なんとかする。そこで戻せないようぢゃ、飛んだあと戻すなんて、ムリ無理。
はい、練習終了。それにしても、おとなしいなー、ミラノ。きょうは途中で動かなくなることもなく、よく付き合ってくれた。次回までに私ももう少しだけうまくなるようにしとくんで、またよろしくお願いします。