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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

ネオ・ボーダー

2012-11-15 19:30:55 | マンガ
作・ひじかた憂峰 画・たなか亜希夫 2012年9月1・2巻同時 双葉社アクションコミックス
きのうからアクションつながりというほどのことでもなく、こないだ書店で衝動買いしたマンガ。
平積みされてるなかから目に止まったのは、第2巻の帯の「忌野清志郎を叫ぶ!!」にほかならない。
ふつうだと、「俺の神様の名前を無断使用して安売りしてるよ」って通り過ぎるところだろうけど、タイトルと作者の名前が、さらに私を引きとめた。
ひじかた憂峰ってのは、「湯けむりスナイパー」の原作者として名高い、「椿屋の源」こと狩撫麻礼に決まってる。
その狩撫とたなか亜希夫のコンビによる「ボーダー」は、私がアクションを定期購読してたころに連載されてた作品で、よくわかんないけどインパクトのあったマンガだ。
ってことは、その続編か? しかも帯みると「LIVE in 平安時代」とか書いてあって、どーやら平安の御世に舞台を移してるけど、あの「ボーダー」っぽい世界らしいことはわかる。
で、ちょっと迷ったけど、2冊同時に買ってみた。
一読して、あいかわらずというか、やっぱりわけわかんないんだけど、退屈はしない独自のノリ。
一応、平安時代ってことになってるけど、出てくる人間たちは現代のまんま。
平安の今様=いまのJ-POPって感じで、フラフラしてた主人公・蜂須賀がミュージシャンの道に進んでく有様が描かれてくんだが、最終的に何がどうなるかはわからない。
(元のボーダーでは、主人公がなぜかブルーハーツに心打たれて、やがてラスタマンになってく、ってとこがあったような、ボンヤリとした記憶がある。)
忌野清志郎を叫ぶ云々ってのは、第2巻で、主人公が天啓にうたれたかのように、キヨシローの後期の名曲といっていい、かの「JUMP」を歌うとこからきてる。
コメント
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