大気が不安定とかなんとか天気予報はいうけれど、朝から見上げれば夏空、外で乗ったら焦げちゃうか溶けちゃうかするよね、って思いつつ、いつものように乗馬にいく。
きょうの馬は、コクリコ。前に一度ちょっとだけ人のあとに乗ったことある。
遠野生まれの10歳牝馬、ウエストファーレン種だって。もう、遠野っコっていうだけで、かわいい。
ところが、馬房へ行ったら、寝っ転がってて、ひとのこと見ても起きねえでやんの。
そりゃ暑いもんな、運動なんかしたくねえよな。俺だって、乗馬以外の運動はする気になんないよ、この時期。
でも、ふつう無口もって「ほら、仕事の時間だぞ」とか話しかけてりゃ、たいがいは起き上がって寄ってくるもんだが、一向に姿勢を変えない。俺のこと乗り手と思ってないのかもしんない。
しょーがないんで、馬房んなか入ってって、クビとか叩いて(馬を立ち上がらせるには、ほんとは尻けっとばすとかして腰に揺さぶりかけたほうがいいんだけど、狭いとこでは怖いから止した)どうにか起きてもらう。
ブラシかけてたら、なんかシッポが妙にサラサラな気がした、リンスしてんの? とにかく馬装して、「サクッとやって、すぐ終わるからさあ」とか言って乗ってく。
ここんとこ行くたび知らない馬が当たってて楽しい。事前の情報ないんだけど、馬装したとき(前日に使ったであろうままの)アブミの長さが超短かったりすると、ああ昨日は小さい子が乗ったな、なんて思って(=難しい馬のはずないから)安心したりする。
今日のコクリコは、そんな短くなってなかった。私が障害やるんだったらこのくらいかなって長さなんで、子どもでも乗れる馬なのかどうか何ともいえない。そういえばメーター級の障害競技に出てたような気がしたなあと思いつつ、アブミふたつ伸ばしてく。
またがってみたら、意外と馬体の幅がなくて、私でも乗りやすい。
股関節ひらかないから、でっかい馬は苦手。ちなみに練習前の私の馬上体操って、股関節を緊張させないように、前後に脚をブラブラ振ることしかしないんだけど。
馬場に入ったら、すごいぞ、サクサク歩いてく。
さっきまで馬房で動く気まったく無さそうに寝てたとは思えない、たのもしい前進気勢だ。これなら今日は人間は汗かかなくて済みそうだ。
常歩から速歩へ。ちょっと脚つかったらビュンビュン反応するんで、伸ばすぶんには問題なし、きょうの課題は詰めるほうかな。
駈歩も(出そっかなって)念じただけで出る感じ、外の脚引けばそれですぐ発進。あー楽だ楽だ、スピードアップしようと思えばアクセル軽い。
ひととおりウォーミングアップ終われば、いつものように20分経過。よし、ほめまくって、5分休憩。さて、なにしよっか。
馬めちゃめちゃ動いてるから、逆にスローダウンするっつーかそういうことのほうがやりたくなる。
んぢゃ、やるよ。輪乗りで軽速歩、1周したら座って常歩におとす、数歩だけ常歩したら、また速歩発進。
速歩にするときは即反応してくれるけど、常歩にするほうがむずかしい。
そしたら、今度は軽速歩で詰め伸ばし。1周したら、あそこから詰めるぞって場所決めといて、準備して詰める。半周か(引っ張らないで返してやることができるまでってのが目標だ)1周したら、また伸ばしてみる。
次は、駈歩と速歩を混ぜることする。駈歩の輪乗りの円周の一部のとこだけ速歩する。
ついつい引っ張っちゃうのを避けるためにも、速歩になったら片手ですぐ馬のクビをポンポンしてやる。
なんかそんなことしてたら、馬がゲームのルールおぼえちゃったっぽくって、ちょっと抑えればすぐ速歩になる。もちろん駈歩の再発進が軽快なのは前のままだ、いいね、いいね。
そしたら最後、駈歩。輪乗りで歩数かぞえたら、大体25歩ってとこかな、1周。次の1周は2歩か3歩多く入れて、その次は伸ばして25歩より2歩か3歩少なくする、その次はふつうに戻す。これを左右で2セットずつ繰り返し。
乗りやすいなあ。ずっと乗っていたくなるけど、時計みたら練習再開から20分やってたみたいだし、このへんで終了。
腹帯ひとつ緩めて常歩。でも完全休めぢゃなくて、外の手綱で回るの試みたりするのが、意地汚いよね。
頭絡と鞍をとったら、まずは水を飲ませてやる。
そのあとは、私みたいな重たくって、妙に手綱引っ張ったりするやつを乗っけたから、クビとか肩とか背中とか凝っただろと思って、放牧場に放して、しばらく好きにさせてやる。
寝っ転がって、フヒーッとか言ってる馬を見てるのが好きだ。
だったら乗らなきゃいいのにという気がしないでもないが、それを言っちゃあ身も蓋もないよね。
きょうの馬は、コクリコ。前に一度ちょっとだけ人のあとに乗ったことある。
遠野生まれの10歳牝馬、ウエストファーレン種だって。もう、遠野っコっていうだけで、かわいい。
ところが、馬房へ行ったら、寝っ転がってて、ひとのこと見ても起きねえでやんの。
そりゃ暑いもんな、運動なんかしたくねえよな。俺だって、乗馬以外の運動はする気になんないよ、この時期。
でも、ふつう無口もって「ほら、仕事の時間だぞ」とか話しかけてりゃ、たいがいは起き上がって寄ってくるもんだが、一向に姿勢を変えない。俺のこと乗り手と思ってないのかもしんない。
しょーがないんで、馬房んなか入ってって、クビとか叩いて(馬を立ち上がらせるには、ほんとは尻けっとばすとかして腰に揺さぶりかけたほうがいいんだけど、狭いとこでは怖いから止した)どうにか起きてもらう。
ブラシかけてたら、なんかシッポが妙にサラサラな気がした、リンスしてんの? とにかく馬装して、「サクッとやって、すぐ終わるからさあ」とか言って乗ってく。
ここんとこ行くたび知らない馬が当たってて楽しい。事前の情報ないんだけど、馬装したとき(前日に使ったであろうままの)アブミの長さが超短かったりすると、ああ昨日は小さい子が乗ったな、なんて思って(=難しい馬のはずないから)安心したりする。
今日のコクリコは、そんな短くなってなかった。私が障害やるんだったらこのくらいかなって長さなんで、子どもでも乗れる馬なのかどうか何ともいえない。そういえばメーター級の障害競技に出てたような気がしたなあと思いつつ、アブミふたつ伸ばしてく。
またがってみたら、意外と馬体の幅がなくて、私でも乗りやすい。
股関節ひらかないから、でっかい馬は苦手。ちなみに練習前の私の馬上体操って、股関節を緊張させないように、前後に脚をブラブラ振ることしかしないんだけど。
馬場に入ったら、すごいぞ、サクサク歩いてく。
さっきまで馬房で動く気まったく無さそうに寝てたとは思えない、たのもしい前進気勢だ。これなら今日は人間は汗かかなくて済みそうだ。
常歩から速歩へ。ちょっと脚つかったらビュンビュン反応するんで、伸ばすぶんには問題なし、きょうの課題は詰めるほうかな。
駈歩も(出そっかなって)念じただけで出る感じ、外の脚引けばそれですぐ発進。あー楽だ楽だ、スピードアップしようと思えばアクセル軽い。
ひととおりウォーミングアップ終われば、いつものように20分経過。よし、ほめまくって、5分休憩。さて、なにしよっか。
馬めちゃめちゃ動いてるから、逆にスローダウンするっつーかそういうことのほうがやりたくなる。
んぢゃ、やるよ。輪乗りで軽速歩、1周したら座って常歩におとす、数歩だけ常歩したら、また速歩発進。
速歩にするときは即反応してくれるけど、常歩にするほうがむずかしい。
そしたら、今度は軽速歩で詰め伸ばし。1周したら、あそこから詰めるぞって場所決めといて、準備して詰める。半周か(引っ張らないで返してやることができるまでってのが目標だ)1周したら、また伸ばしてみる。
次は、駈歩と速歩を混ぜることする。駈歩の輪乗りの円周の一部のとこだけ速歩する。
ついつい引っ張っちゃうのを避けるためにも、速歩になったら片手ですぐ馬のクビをポンポンしてやる。
なんかそんなことしてたら、馬がゲームのルールおぼえちゃったっぽくって、ちょっと抑えればすぐ速歩になる。もちろん駈歩の再発進が軽快なのは前のままだ、いいね、いいね。
そしたら最後、駈歩。輪乗りで歩数かぞえたら、大体25歩ってとこかな、1周。次の1周は2歩か3歩多く入れて、その次は伸ばして25歩より2歩か3歩少なくする、その次はふつうに戻す。これを左右で2セットずつ繰り返し。
乗りやすいなあ。ずっと乗っていたくなるけど、時計みたら練習再開から20分やってたみたいだし、このへんで終了。
腹帯ひとつ緩めて常歩。でも完全休めぢゃなくて、外の手綱で回るの試みたりするのが、意地汚いよね。
頭絡と鞍をとったら、まずは水を飲ませてやる。
そのあとは、私みたいな重たくって、妙に手綱引っ張ったりするやつを乗っけたから、クビとか肩とか背中とか凝っただろと思って、放牧場に放して、しばらく好きにさせてやる。
寝っ転がって、フヒーッとか言ってる馬を見てるのが好きだ。
だったら乗らなきゃいいのにという気がしないでもないが、それを言っちゃあ身も蓋もないよね。