竜崎遼児 1987年 集英社ジャンプスーパーコミックス
竜崎遼児短編集って副題にある。
著者の野球マンガといえば、「どぐされ球団」なんだろうが、私は月刊ジャンプは読まなかったんで、断片的にしか知らない。
(整骨院の待合室にあった単行本を読んだ、なんて、どうでもいい記憶がよみがえるから、人間っていうのは不思議だ。)
その前に週刊少年ジャンプに連載してた「炎の巨人」はリアルタイムで読んでたんだけどね。
さて、表題作は、甲子園の狼(ウルフ)と読む。
これも週刊のほうに、たしか短期(全4話)連載されてたんぢゃないかと思う。
妙に記憶に残ってて、後年古本屋でこの単行本を見つけたとき、ああ、これこれ、あったよねえ、って感じで買ってしまった。
主人公は、大阪代表として甲子園出場を決めた高校のエース・日暮。
球は速い、天才投手なんだが、素行がわるい。といっても、本人はそれがふつうの高校生で、そういうことを隠して高校野球にキレイごとを求めてる大人のほうがヘンだろ、と思っている。
野球部を退部した友人に関わる過去のトラブルもあって、監督とは仲が悪い。
ちなみに、実の父親は、逮捕歴のある高校野球賭博専門の元ハンディ師。だからかどうか知らないけど、本人も野球賭博にかかわりあってる。
近所のおっさんに、甲子園の初戦、自分の高校に賭けろという。この試合、日暮のチームのほうが1.6点の「だし」=ハンディを相手にやっている。
9回表を終わって0対0の同点、1点とればサヨナラ勝ちなんだが、1点差で勝っても、野球賭博のほうでは1対1.6で負けになる。賭けてもらった客を負けさせるわけにはいかない、2点とって勝たなくてはいけない。
まあ、そんな話が少年誌にしては物珍しかったんで、おぼえてたんでしょう、私は。
収録作は3つ。
「甲子園の狼」
「ものまね投手」
「不能打者」
竜崎遼児短編集って副題にある。
著者の野球マンガといえば、「どぐされ球団」なんだろうが、私は月刊ジャンプは読まなかったんで、断片的にしか知らない。
(整骨院の待合室にあった単行本を読んだ、なんて、どうでもいい記憶がよみがえるから、人間っていうのは不思議だ。)
その前に週刊少年ジャンプに連載してた「炎の巨人」はリアルタイムで読んでたんだけどね。
さて、表題作は、甲子園の狼(ウルフ)と読む。
これも週刊のほうに、たしか短期(全4話)連載されてたんぢゃないかと思う。
妙に記憶に残ってて、後年古本屋でこの単行本を見つけたとき、ああ、これこれ、あったよねえ、って感じで買ってしまった。
主人公は、大阪代表として甲子園出場を決めた高校のエース・日暮。
球は速い、天才投手なんだが、素行がわるい。といっても、本人はそれがふつうの高校生で、そういうことを隠して高校野球にキレイごとを求めてる大人のほうがヘンだろ、と思っている。
野球部を退部した友人に関わる過去のトラブルもあって、監督とは仲が悪い。
ちなみに、実の父親は、逮捕歴のある高校野球賭博専門の元ハンディ師。だからかどうか知らないけど、本人も野球賭博にかかわりあってる。
近所のおっさんに、甲子園の初戦、自分の高校に賭けろという。この試合、日暮のチームのほうが1.6点の「だし」=ハンディを相手にやっている。
9回表を終わって0対0の同点、1点とればサヨナラ勝ちなんだが、1点差で勝っても、野球賭博のほうでは1対1.6で負けになる。賭けてもらった客を負けさせるわけにはいかない、2点とって勝たなくてはいけない。
まあ、そんな話が少年誌にしては物珍しかったんで、おぼえてたんでしょう、私は。
収録作は3つ。
「甲子園の狼」
「ものまね投手」
「不能打者」