レイモンド・チャンドラー/清水俊二訳 昭和51年 ハヤカワ・ミステリ文庫
フィリップ・マーロウが主人公の長編。
持ってるのは昭和61年の24刷。
原題「Farewell,My Lovely」は、「大いなる眠り」に次ぐ長編第二弾、らしい。1940年の発表、って戦前だ。
前作にくらべると、話の筋道というか進み具合は単純で追っかけやすい。
大鹿マロイなる大男が、8年ぶりにシャバに出てきて女を探しているんだが、街の様子は変わっていて、いるはずの昔の店もない。イラつくマロイは馬鹿力が余ってるはずみで、人を殺してしまう。
たまたまその場に居合わせたマーロウは警察に事情聴取されて、関わり合いついでにマロイの足どりを追う、カネにもならないのに。
それとは別に、知らない男から、強盗から宝石を買い戻すのに同行してくれという依頼をうけて、うさんくさいなとは思いつつ、商売なので引き受ける。
その結果、ろくでもないことに巻き込まれていくんだが、複数の事件はどこかでつながってることが徐々に明らかになっていく。
フィリップ・マーロウが主人公の長編。
持ってるのは昭和61年の24刷。
原題「Farewell,My Lovely」は、「大いなる眠り」に次ぐ長編第二弾、らしい。1940年の発表、って戦前だ。
前作にくらべると、話の筋道というか進み具合は単純で追っかけやすい。
大鹿マロイなる大男が、8年ぶりにシャバに出てきて女を探しているんだが、街の様子は変わっていて、いるはずの昔の店もない。イラつくマロイは馬鹿力が余ってるはずみで、人を殺してしまう。
たまたまその場に居合わせたマーロウは警察に事情聴取されて、関わり合いついでにマロイの足どりを追う、カネにもならないのに。
それとは別に、知らない男から、強盗から宝石を買い戻すのに同行してくれという依頼をうけて、うさんくさいなとは思いつつ、商売なので引き受ける。
その結果、ろくでもないことに巻き込まれていくんだが、複数の事件はどこかでつながってることが徐々に明らかになっていく。