服部まゆみ 平成13年発行・平成26年改版 角川文庫版
最近読んだ本。
たしか昨年末くらいに買ったと思うんだが、つい先週ようやく読んだ。
どうにも他の人の評を聞いたりして手にとった本というのは、そのへんのスピードが鈍ることが多い。
帯に「幻の傑作」ってあるんだが、どうも長いこと版が絶えてたらしく、今般改版が出たってことで、ちょっと話題を呼んでるらしいってのを、私も耳にしたんだけどね。
さてさて、
>父はよく私を「光の娘」と呼んだ。
で始まる物語。でも、その直後に出てくる、
>ダフネから最初に言われた言葉は「死にたいの?」だった。
という一行のほうが印象的だな。
物語が始まったとき、その「私」、レイアって名前の子どもは、五歳になるちょっと前ぐらい。
三歳のときに視力を失って、父である王といっしょに別荘に幽閉されている。
父はやさしく、いろんなことを教えてくれるんだが、食事を運んだり着替えをさせたりしてくれるダフネってのは、おとぎ話の魔法使いのおばあさんみたいに怖い。
っつーことで、帯にあるとおりに、どんでん返しが待ってる話なんだが。
なんか私には、ぜんぜん楽しめなかったな。よう意味がわからん。
まあ、ネタバレ禁止、とか前もって言われて、そこをハナっから期待して本読むってのは、あまりよくない態度なのかもしれない。
最近読んだ本。
たしか昨年末くらいに買ったと思うんだが、つい先週ようやく読んだ。
どうにも他の人の評を聞いたりして手にとった本というのは、そのへんのスピードが鈍ることが多い。
帯に「幻の傑作」ってあるんだが、どうも長いこと版が絶えてたらしく、今般改版が出たってことで、ちょっと話題を呼んでるらしいってのを、私も耳にしたんだけどね。
さてさて、
>父はよく私を「光の娘」と呼んだ。
で始まる物語。でも、その直後に出てくる、
>ダフネから最初に言われた言葉は「死にたいの?」だった。
という一行のほうが印象的だな。
物語が始まったとき、その「私」、レイアって名前の子どもは、五歳になるちょっと前ぐらい。
三歳のときに視力を失って、父である王といっしょに別荘に幽閉されている。
父はやさしく、いろんなことを教えてくれるんだが、食事を運んだり着替えをさせたりしてくれるダフネってのは、おとぎ話の魔法使いのおばあさんみたいに怖い。
っつーことで、帯にあるとおりに、どんでん返しが待ってる話なんだが。
なんか私には、ぜんぜん楽しめなかったな。よう意味がわからん。
まあ、ネタバレ禁止、とか前もって言われて、そこをハナっから期待して本読むってのは、あまりよくない態度なのかもしれない。