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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

普及馬のカガミ、に乗る

2015-06-22 20:34:16 | 馬が好き
いつも月曜日は仕事が休みなんだけど、きょうは午後から出勤しなくてはいけないことになった。
さんざ迷ったんだけど、午前中はやっぱり乗馬してから、午後は午後で仕事に行くことにする。
(若いときは朝練したあとの仕事なんて何とも思わなかったんだけど、いまキツイ。)
さて、あまり体力使いたくないなあと思いつつ、出かけてけば、きょうの馬は天蓬。

うーん、ちゃんと乗れるかなあ、いまいち自信ない。
きょうも大概の馬は1頭に二人乗るんだけど、私とペアを組むもう一人のひとは、聞けば「今日が四回目」だという。
はぁー、そうですかー、ということで馬装。そこはもうちょっとこうしたほうがいいですよ、とか言いつつ、経験値増してもらうべくやってもらうんだが。
私もたいがい「どうぞ先乗ってください」とか言うんだが、さすがに今日は言えず、またがって馬場へと向かう。
そーかー、ぢゃあ私が乗ったあと調馬索かー、これは場合によっては少しやっつけなくちゃいけないのかな、とか思うんだけど、逆にやっつけられるのがオチかなという不安もある。
そんなこと思いながら、常歩で歩かすんだけど、なかなか思うようにはいかない。輪乗りしてるんだけど、だんだんフラフラ内に入ってきそうで、輪になんない。グイグイ歩かすべく、いろいろやる。
そんなことやってると、あとで「練習開始時刻になる前は、手綱とらないで馬に本来の歩きをさせる、勝手に運動始めない」って怒られてしまう、スイマセン。
んぢゃ、部班。前から3頭目というテキトーなポジションにつけることに成功。
最初、軽速歩中心だけど、やがて軽速歩と正反撞、速歩と常歩、って移行を繰り返す。
馬をちゃんと動かしてないと、移行が一歩目からうまくいかないっていうんだけど、なるほど、うまくいかない。
あんまりビシビシやるつもりがなくて、適当に乗ってたんだけど、隅角では内に入ってきちゃうし、第一、内を向かない。巻乗りとか、半巻とか、輪乗りとかでも、内を向かない。
困ったなーと思ってると、隅角で内を回っちゃうとか、半巻でスピードが落ちるとか、とにかく回転でフラフラするとか、内に入っちゃうとかってぇのは、馬がホントに動いてないからだ、と指摘される。
そっかー、前進してないから、回転がテキトーになっちゃうんだ、とは思うんだけど、なかなか思うようにはいかない。
隅角や輪乗りで外向いて回るほうが、よっぽど不自然だと思うんだけど、馬、平気。
なんでだろう、外向いてほうが内に肩から入っていけるからラクなのかな、四つ足で走ったことないから、そのへんのメカニズムがいまいち納得できない。
輪乗りの駈歩は、いまひとつ前進気勢が足りない気がするけど、まあそれなりに走ってくれる。
一回だけパッツンとハネた。ときどきやるのは分かってたんだけど、こういう馬に乗って、ハネられるっていうのは、人間が馬のジャマをしてるからに過ぎない、って自分では理解してるんで、あー、またジャマしちゃってたね、ゴメンね、とは思う。駈歩だしたあとは、ラクーに動かしてやって、それに乗っていきたいのにねー。
そんなこんなで部班は終了。
乗り替わって、っていうんで乗り替わるけど、天蓬の2鞍目は、調馬索ぢゃなくて部班でやるよ、という。
「え?」って顔してる人の顔見て、私は、悪いけど、大笑いする。
自然に立てますかとか聞きながら、アブミの長さ調節してあげて、あとは高みの見物、見学にまわる。
そしたら、私の不安をヨソに、部班4頭の前から3番目のポジションで、天蓬は見事に無難に立ち回る。
私が乗ってるときより、よっぽど動いてんぢゃないかな、と思う。やっぱ私なんかは馬のジャマをしてるだけ?
天蓬、恐るべし。そのあとも、ずっと見てると、私が乗ってたときより、よっぽど動いてる。
終わったあと訊いたら、「馬が勝手に動いてました」っていうんだけど、自発的に動く馬に乗ってくって、それ極意じゃん?
さすが役目をわかってる、天蓬。ムチャクチャほめて、手入れのあとリンゴやる。
残念なことに、右前のツメのとこに、たぶん追突したと思うんだけど、内出血みたいなのこさえてた。きっと俺が乗ってたときだ、ゴメン。

きょう、ほとんど写真撮んなかった。
代わりに、土曜日に撮った、東京競馬場のポニーの写真でも。

コメント
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