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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

立冬の乗馬は懐かしの馬と

2016-11-07 17:56:59 | 馬が好き
乗馬にいく。
なんでも暦のうえでは立冬だそうで。
予想最高気温は16度、なんだ、まだまだ全然あったかいじゃん。
しかし、それなりに肌寒いので、シャツの袖はまくらずに乗ることになったけど。
きょうの馬は、おっ、栄燐ちゃん。
なんか、すげえ久しぶりーな気がする。今年初めてだし、去年乗ったっけー、記憶ない。
帰ってきてから調べたら、おととしの6月の試合で落馬して以来、乗ってないことが判明した。
そうかー、あれ以来かー。私のほうで嫌ってたわけぢゃないんだけどね。
むしろ、私は乗んないときでも、いつもカワイイカワイイって、馬房の前とおったりして居るの気づけば撫でてやってるくらいだし。
馬割はおまかせなので、たまたまなのか、理由があったのかは知らないが、とにかくご無沙汰。

(↑今日も、お出迎えのポーズが、すでに「なんかちょうだいよ」である、カワイイ。)
んぢゃあ、さくさく馬装する。カワイイねえ、栄燐ちゃんはとかいちいち言いながらやってると、「でも、反撞すごくないですか」とは、私のあとに乗るひとの意見。
そうだっけー、忘れちゃったなー、とにかく久しぶりだし。でも、ファイターのイメージはある、障害練習ではけっこう大変だった。
ぢゃあ、できたら跨って馬場へ。あー、元気よさそう、いい歩きだ、楽しくなりそう。
馬場に入ると、いつもと配置が違ってるけど、部班用の一画は作られてるので、そこ入ってく。
始まるまで常歩でズンズン歩く。脚に反応したらホメる。隅角では内の脚をピタッとつけて奥までいかせる。
前出ることは大丈夫そうなので、ちょっと8の字など描いて操縦性を確かめる、ブレーキ効くかどうかのほうが大事かもしれない。
んぢゃ、部班やります、先頭に立ちなさいということなので、しかたなく先頭に。しかたなくというのは、本当に動いてくれるか、久々でまだ不安なので。
でも、前の私の知ってる栄燐ちゃんだったら、後ろのほうにつけたら、前の馬めがけて抑えるのに大変なくらい突き進んでいくはずなんだけど。
ぢゃあ、速歩スタート、軽速歩中心で蹄跡を。あれれ、ちょっと、なんかリズム出てこない。
もうすこしだけ動いてって、脚ドンドン。最初から隅角で押し込もうとすると、馬窮屈そうになるかもしれないんで、ゆるーい感じでいいことにして、スピード落とさないように通過、歩きのリズム重視、とにかく前進。
動いてくると、あーたしかに反撞大きいかも、って気はする。
だけど、栄燐ちゃんはゴツンゴツンと鞍に当たるとこっちの尻が痛くなるような硬い感じぢゃないんだよね、そういう意味ではキツくはない。
独特の揺れだなあと思いつつ、馬に遅れをとってジャマしないように、意識して自分も前に動く。
脚に反応させてっていうんで、使ったら前に、反応しない使い方はしないようにと、ときどきドンとやるんだけど、動き出した栄燐ちゃんはさぼったりはしない。
むしろ、そろそろブレーキのほうが心配だなと思うし、手綱ゆるいとすこしアタマ高くて乗りにくいような気もするので、ちょっとずつ丸くなってもらうようにはたらきかける。
もう、この時点で、うしろの隊列のことは気にしてないんだから、悪い先頭だ。隅角の出口からいきなり前に出してみたり、ときどき詰めてみたりと、適当にひとりのペースで乗ってる。それでも後ろに渋滞ができないほど速いけど。
ぢゃあ、長蹄跡で歩度を伸ばせ、思いっきり伸ばして、っていうんで、隅角からエンジンかけといて、直線でペースアップ。
歩度伸ばしたとき、つい手をゆるめてコンタクト外れちゃうのが私の悪癖なんだけど、栄燐ちゃんはなんかうまい具合に引っ掛かったまま勢い出してくれる感じがする。
ほんとにストライドが伸びてるかどうかは怪しいけど。まあ、メリハリはあるほうだ、明確に伸ばしてる感はでてるでしょ。

そうやって反応してくれる関係をつくっといてからの駈歩。
ポンと出る、ちょっとパランパランな感じもあるんで、とにかく何歩か前に進むこと優先、やがて駈歩らしくなってくる。
駈歩でも、片方の長蹄跡上で歩度伸ばす、ほかの辺ではすこしおさえるけど、いつでも反応してくれることを確かめるような感じで乗ってく。
駈歩って、動きが大きいな、この馬って思う。なんとなく体型がコロンとして見えるから、スーッと動きそうな先入観が私にはあったんだけど、なかなかついてくのが大変なくらい揺られる。
とくにクビの動きがなんか大きく感じるし、伸ばしたときコンタクトを失いかけると、とたんに背中がバタンバタン揺れるような気がする。あくまで揺られてるときの印象にすぎないけど。
だから、腕の開閉を思いっきり意識して、下半身の関節も一歩ごと開閉を意識して鞍にはまり込んでいくようなつもりでグイグイ乗ってく。
駈歩の半巻きで、蹄跡から速歩。斜線上で勝手に速歩に落ちるようなことはない、どこまでもグイグイ進んでく栄燐ちゃん、頼もしい。
反対のこんどは右手前での駈歩、素軽く発進したので、うれしくなってホメる。
乗ってるうちに気づいたけど、右手前のほうが乗りやすい、左手前はすこしパランパランな感じもあるし内にささる。
右手前の駈歩は、とても乗りやすい、バランスがいいのかな。歩度伸ばしたときも、弾むような躍動感あって、とても楽しい。
しばしやったら、こんどは地上横木が二本ばかり用意される。長蹄跡の中ほどに三歩くらいの間隔で置かれる。
横木あることあまり意識せず、同じリズムで入って駆け抜けること、やってくうちに自分の馬のストライドを伸ばすか縮めるか考えろと。
回転を強くって意識して、直線では元気のいい駈歩することだけ考えて、あとは馬におまかせ、下を見ないで遠く前方を見たまま、駈歩を維持して跨いでく。
こういうのになると栄燐ちゃんはファイターだから、なんの心配もない。最初だけちょっと歩幅が足りてない感じだったので、次からもうすこしだけいい駈歩を反対側の助走のとこから作ってけば、あとはポンポンと駆け抜けてくれる。
ただ、やっぱ右手前のとき外側である左に傾いたかな、横木の真ん中を通過できなかった。
左手前では内に倒れないよう意識すれば真ん中につれてけるんだけど、右手前で左に逃げちゃうのが防げない、障害だったら飛べてないな。勢いにまかせたままで、外の壁が弱いんだろうか。
何度か繰り返して、終了。ほかの馬がまだやってるあいだは、ゆっくりとした速歩をしてる、栄燐ちゃんに揺られてるのは、とても楽しい。

おわり、二鞍目のひとに乗り替わり。あー、楽しかった、と私が言うと、まだ「でも反撞が」とか言ってるけど。
ひとが乗ってるの見てると、やっぱイメージより動き大きいわ栄燐ちゃん、って思う。駈歩なんか遅れずに乗ってくには、相当おへそが脚を追い抜いてくイメージで動いてかなきゃいけないって気がする。
練習おわって、手入れが済んだら、馬房入れてやってから、リンゴやる。
おぼえてるか? 試合で飛んでくれるようにって、2年前に、乗るたびにリンゴやってたの、俺だぞ?

コメント
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