many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

類語国語辞典

2009-01-25 23:51:45 | 好きな本
大野晋・浜西正人 角川書店 平成6年第8版
好きな本っていうか、愛用の辞書。
改めて見たら平成6年の版だったし、かなり以前から使ってるかな。
悲しいことに、いつの頃からか、むかしに比べて、文章がスラスラと書けなくなっちゃって、とくにすぐ同じ言葉が出てきちゃうことがあるんで、そんなときに参考にしています。
もうちょっと難しい言い回しの単語なかったっけって探すときとかにも便利。

なんでバカになっちゃったのかなー?
ワープロ・パソコン使うようになってから、字を書くときと違って、手と脳がバラバラになってしまって言葉が自分のなかから出てこなくなったような気がする。

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放送禁止歌

2009-01-24 20:38:11 | 好きな本
2003年 知恵の森文庫版 森達也
(こないだ帰省したときに探したけどなかった。また誰かに(以前から持ってたのも文庫版)貸しちゃったのかも。そんなわけで、古本屋で見かけたので買ってしまった。)
これ、おもしろいです。
おもしろいっていうのは、エンターテイメントとして大笑いしちゃうとかぢゃなく。
知的好奇心を刺激、っていうのとも、ちょっと違うか。
えーと、自分の知っていそうでホントは知らなかったことを、違う角度から鮮やかに見せられて、興奮させられたのち、かなり考えさせられてしまう、といった感じか。そーゆー場合、読んでよかった!って感想が残りますね。
そもそもは、タイトルと、パラパラとめくったときに書いてあった歌の曲名なんかに興味をもっただけで、買いました。忌野清志郎のファンなんで、発売禁止とか、けっこう関心あるんですよね。あと当時、自分より少し上の世代の人と音楽の話なんかしてて、高田渡とか、それこそ竹田の子守唄の話をしてたこともあったんで。
で、この本は、放送禁止の歌詞を並べることで、面白おかしがるとか、そういう企画ぢゃありません。
どーして放送禁止なのか、誰がどこでダメっていったのかとかを、キチンと調べていく(この本の執筆ぢゃなくて、ドキュメンタリー番組の作成が、本来の仕事)と、実は放送禁止歌って、リストになって決まってるものとかぢゃないってことがわかってくるとこが書かれている。
簡単に言っちゃうと、これ流したら抗議とかきてヤバイかもしれないからヤメとこ、ってメディアが勝手に思い込んで仕舞い込んぢゃうのが、放送禁止。(簡単に言い過ぎか)
で、誰かがちょっとそういうこと言うと、ほかのひとも深く考えずに、なんとなくそういう流れに追随してっちゃう。
そんな放送に関する実態、自主規制っていえばカッコイイかもしれないけど、実は思考停止ってことを暴いていくのが、なんともスリリングでおもしろいんです、この本。
ちなみに、そのドキュメンタリー番組(観たかったなー)では、そんな共同幻想により放送禁止といわれている曲を当然のことながらオンエアしちゃいます。で、どこからも抗議なんか来なかったと。

偶然この本を手にとったのが、作者を知った最初だったんだけど、その後も一貫して“みんな自分の頭や言葉で考えて、自分で判断しようよ”ってメッセージを送ってくる著書がけっこうあるんで、ときどき読んでます。

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落馬脳挫傷

2009-01-23 19:39:24 | 読んだ本
石山衣織 2008年エンターブレイン
サブタイトルは「破壊された脳との闘いの記録」
2007年2月の阪神競馬で落馬して負傷した石山繁騎手の夫人が、事故のあった日から約1年間を中心に、日記をもとに綴った闘病の記録。

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pink

2009-01-21 18:53:13 | 岡崎京子
岡崎京子 1989年 マガジンハウス
唐突ですが、岡崎京子が好きです。
特に「pink」は好きですねえ。
もう20年くらい前になっちゃうのかな、岡崎京子を知ったすぐ後くらいに、
この単行本が出て、読んでブッ飛びました、おもしろくて。
ワニを飼ってる、こらえしょうのない女の子と、
彼女と出会ってしまった、作家志望の学生の男の子の話。

数々の名フレーズが散りばめられてるんで、
いつかネームをデータベース化できないかと考えたりすることもあります。

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たまとBIGIN

2009-01-20 20:07:03 | CD・DVD・ビデオ
先日から、ひまなときに、DVDに録り溜めたテレビ番組のエアチェック(っていうのか?)を整理してたりする。
で、2007年の12月末に放送された「イカ天」の総集編みたいな特番があったんだが、これが何回見ても面白い。

特に「たま」が気になっちゃって気になっちゃってしょうがない。
審査委員長の萩原健太が、「演奏がうまかった、今まで出たバンドのなかで一番だった。行間のような、音と音の間がすごい」みたいなことを言ってて。
20年前にリアルタイムで見てたんだけど、そう言やぁちゃんと聴いたことなかったなーと思うと、ついついCDを買わざるをえなくなっちゃった。
ついでにと言っちゃあなんだけど、BEGINも。「恋しくて」が気持よかったので、ちょっとまとめて聴いてみるかと。

うーん、「たま」は、いま聴いても、よくわからんなー。
正直CD聴くより、映像があるほうがいい、メンバーのビジュアルが面白いもん。

あと、いつみても、審査員の吉田建と村上ポンタ、かっこいいです。(泉谷しげるとLOSERやりはじめたのもあのころかな?LOSERかっこいいです)
そして、なんといっても、相原勇。40歳になっても可愛いです(私は当時公言してたけど、かなり好き)

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