かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

筑波山

2023年11月02日 | Other Eastern Japan
今日は、ビートルズの最新曲リリースの日なのだが、まだ聞けていない。



生まれて初めて筑波山に行った。
昔、何故か、ソノシートで(たぶんカルピスのおまけ)、ガマの油の講釈を聴いていたので、知っていたのだが、最近は、やはり関東平野のどこからでも拝める山というとで登ってみたかった。
ちょっと遠いが、つくばエクスプレスのおかげで、鉄道とバスで、手軽に行ける。
ただ、平日なのに、いろいろ混んでいてびっくりした。

最初目指したのは、筑波山神社だったのだが、その前に大御堂があったので、参拝。
空海と縁のあるお寺。
成田山もそう遠くない。



そして、筑波山神社。
立派。
奈良時代の常陸国風土記にも二神の尊き山として載っている。
伊弉諾、伊弉冉をお祀りしているという。



今回は、ケーブルカーと、ロープウェイを活用させていただいた。
平日にも関わらず満員で、積み残しが出るほど。
帰り使ったロープウェイは、71人乗りだったが、ピークで2時間半待ちになることもあるそうだ。
だったら、歩いて降りればと思うのだが。
行きのケーブルカー車内は、こんな感じで、にぎにぎしい。



筑波山頂駅到着。



ほとんど公園。
平和。
幼稚園児のグループも。
見あげているのが、女体山。



まず男体山へ。
たいした距離ではないのだが、坂がきついので、登る人はそう多くなく、そんなに渋滞はしない。
ちょっと山登りらしい所。



男体山、女体山とも、頂上にはお社があり、お参りできる。
御朱印は、筑波山神社で、それぞれいただける。



眺めはいいのだが、天気が良過ぎて霞んでいる。
もっと寒いきりっとした気候の方がよく見えるのだろう。
澄んでいる時は、スカイツリーはおろか、富士山まで拝める。
富士山から見えたのだから、間違いない。



女体山に向かう。
幼稚園児も上るぐらいだから、初心者中の初心者コース。
これは、セキレイ岩。
神話の世界。
セキレイが伊弉諾、伊弉冉に道を教えたというが、そもそもここまで来たのか?



ガマ岩。
ここであのガマの油の売り口上が生まれたという。
この口上は、子供の頃、ソノシートで聞いていて、知ってはいたのだが、そもそも本当なのか?ガマの油が利くのか?と子供ながらに思っていた。
今回、購入しようかとも思ったが、思いとどまった。



女体山の頂上に着いたが、渋滞中。
お参りだけだったら、列に並ぶ必要はないが、頂上で写真を撮りたい人は、並ばなくてはいけない。
岩場が続くところで、頂上も岩場なので、落っこちないかと撮影時もみな緊張気味。
高所恐怖症の人は厳しいかもしれない。



女体山からの男体山の眺め。
結構距離があるように見えるが、大したことはない。



霞ヶ浦方向。
肉眼では、ぎりぎり見えた。



高さは、大したことはない。
独立峰というところに価値がある。
といういとで、高尾山なみに手軽に登れる山だった。



帰りのロープウェイ。
紅葉はまだ始まったばかり。



ロープウェイの影も。
手軽な日帰り観光地としてすばらしい。
霞みがかかっていたのが、残念だった。
リベンジあるか?
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富士登山2日目

2023年08月02日 | Other Eastern Japan


いよいよ本日は、富士山頂を目指す。
まずは、7合5勺にある砂走館からのご来光。
雨も上がり、雲も少なく、絶好のご来光日和?
ご来光前の富士山の様子。



見事期待に応えてくれた。
左下の雲海は、山中湖。
伊豆半島の方も、雲海が多かったが、関東から、静岡県が一望にできる。
絶景とはこのこと?



朝食は、ハムエッグ定食、豚汁付き。
文句なし。



さて、いよいよ登頂開始。
見ての通り、だんだんと坂が急になる。
手前でも、結構急なのだが。



拡大したらみなとみらいも?



これは、愛鷹山方向。
とにかくどちらを見ても絶景だ。
愛鷹山は、いい山だが、周りにいい山がありすぎて、粗末に扱われているとガイドさんが、嘆いていた。
やはり、整備状況が悪いと、登山客の足も遠のいてしまう。



昨日登った宝永山とそれに連なる二ツ塚(双子山)。
奥に見えるのが、自衛隊の演習場。
こう見ると、かなり大きい。



ここが目指す頂上付近。
なかなか距離が縮まらない。



赤色がかった石が転がっていて、歩きにくいことこの上ない。
落石注意で、慎重に足を進めることも大事。
霧が、出たり晴れたり、天気がころころ変わる。



やっと頂上が見えてきた。
あの鳥居をくぐればゴール。



頂上には、浅間神社の奥宮がある。
高級(山小屋値段)御朱印をゲット。
隣の郵便局では、さまざまなデザインの登山証明書をいただける。
夜景の富士山デザインの証明書をゲット。



本当の頂上の剣が峰。
時間の関係で、ここで、ステイチーム、剣が峰チーム、お鉢めぐりチームの3班にわかれ、私は、お鉢めぐりチームへ。



剣が峰は、お鉢めぐりコースの横にあるのだが、人気スポットで、行列になっており、記念撮影のため、長居をする人が多く、時間がかかるのだという。
最後の数十メートルの坂も結構なもの。
ちなみに、今回は、高山病は全く問題なかった。
深呼吸を意識して続けることが大切で、夜中に高山病を発症する人が多いのは、睡眠中に通常の呼吸をして、酸素不足になることが原因とのこと。
チベット行った時は、たいへんだったが、その後のマウナケアや、九寨溝では、なんともなかった。
たぶん慣れる前に寝てしまうのが、最悪。



山梨県側に行くと、南アルプスが広がる。
右下に見えるのは、精進湖。
やはり、富士山頂上まで来たら、お鉢めぐりはマストではないか。



北口登山道の近くにある久須志神社。
ここでも、山小屋料金の御朱印ゲット。
吉田ルートから登ってくる人が、次々にゴールしてくる。



速足で回ったら、結局所要時間48分。
ガイドさんの記録でもあったそうな。



剣が峰の反対側から火口を臨む。
ダイナミックだ。



箱根も雲がとれて、芦ノ湖と、大涌谷がはっきりと見えた。
これで、房総半島、三浦半島、伊豆半島、全てが見渡せた。



登頂後は、砂走館に戻って、置いていった荷物をピックアップ。
ランチに、800円のカップヌードルをいただいた。
そして、最後の難関、大砂走へ。 
ここも途中で、動けなくなってしまうと、救助になってしまうということで、富士宮チームと、大砂走チームに分かれた。
私は、大砂走チームだったが、富士宮チームの内2名は、結局立ち往生してしまったらしく、一緒に帰ることはできなかった。



とにかく延々と、この結構急なだらだら坂が続く。
特徴的なのは、砂利とも砂ともつかないふかふかの道で、一歩進む毎に、数十cm滑ってしまう。
大砂走というほどでもないが、大すべり歩きという感じ。
滑るのに身を任せという感じだが、転ばないように、踏ん張りながらということで、足の負担が大きい。
幸い膝は大丈夫だったが、太ももが、その前に登山したこともあり、パンパンになってしまった。



ここも、霧が出たり、晴れたりだったが、霧が晴れると眼下に御殿場が広がる。
考えてみると、今回のルートは、まさにプリンスルートそのままだった。
来た道を見上げているとこんな感じで、富士山頂上から、2,400mを一気に降りてきたことになる。
所要時間は、登りより、全然短いが、足への負担は大きい。



富士宮チームの到着が大幅に遅れるということで、大石茶屋で、時間つぶし。
のどかな山小屋だが、レストランから、土産物屋から、宿泊所から、フルスペック。
お土産時間がとれなくなりそうだったので、ここでゲットしたが、正解だった。
温泉の時間を45分に短縮したにも関わらず、到着時間は、1時間半ほど遅れた。
ただ、これでも、よくそれで収まったなという感じ。



大石茶屋から見上げた富士山。
数時間前、頂上にいたことが信じられない。

ということで、念願の富士山登頂を果たした1日。
一生の思い出になること、間違いなし!
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富士登山1日目

2023年08月01日 | Other Eastern Japan
今日から、1泊で、昨年台風でキャンセルになった富士登山。
亡父が、富士山に登頂したことをいつも自慢げに話していたので、一度は、行ってみたかった。



富士宮口五合目から、登頂を目指す。
協力金1,000円を支払うと、記念の木札が、もらえる。
かなりの人が協力していると思うが。
強制にしてしまうと、取り締まりとかいろいろたいへんだから、このような形にしているのか。
確かに、富士山を気軽に登山できる山である状態に維持するのは、たいへんなことだろう。



山頂の気温、7.3度。
天気のいい時は、快適だった。
ちょっと風が出たら、レインウェアをあおる程度。



さていよいよ登頂開始。
ガイドさんは、富士山80回以上というベテラン。
静岡側から登るのは、全体の1割ぐらいとのこと。
空いているし、道もいいのだが、たぶん山小屋のキャパが少ないのが原因なのだろう。
弾丸登山者が減らないのは、山小屋のキャパの限界が原因と思われるが、山小屋を増やすと、環境維持が難しくなるので、悩ましいところ。



まずは、宝永山登頂。
下から登ると、何と火口の底に着く。
そこから、火口をひたすら登るという珍しいルート。
まさに、火山らしい姿をしている。



とにかく斜面が急で、そろそろとしか登れない。



荒々しい姿も見せる。



宝永山山頂。
登った後、火口の稜線を進んだところにある。
富士山の山頂も見えるが、宝永山の標高は、2,693mだから、まだまだ先。



このルートは、令和天皇が、皇太子時代に登られたということで、プリンスルートを呼ばれている。
富士宮口ルートと、御殿場口ルートをまたがるようなルートになる。



宝永山から、砂走館に向かう途中、天候が急変。
雹も交えた豪雨になった。
雷も鳴り危なかったが、どうにか宿に到着。
びしょ濡れになったものを、ビニール袋にまとめていれて、倒れ込むように。
まさに山小屋で、鰻の寝床みたいなスペースに雑魚寝。
私は、2階だったが、屋根裏みたいな3階まである。
山小屋は、学生時代以来だったと思うが、慣れていないから、特に夜眠る時にきつい。
8時に消灯だが、寝てるような起きてるような感じで、朝を迎えた。
ご来光を、山頂で見るグループは、夜中に出発するので、どうしても、ざわざわうるさくなる。
このテーブルは、食事時用。



メニューは、こんな感じで、山小屋料金。
どのトイレも、200円から300円。
ペットボトルが、500円。
ただ、そこしかないので、登山者にとっては、ありがたい存在。
ちなみに、砂走館は、2食付きで、1泊9,000円だったが、高いのか安いのかわからない。
シーズンである2か月弱のために、この施設を維持・運用する努力は、たいへんなものだろう。



2階からの様子。
とにかく寝れればいいという感じ。
3階へは、2階を経由しないといけない。
トイレは、外にあるが、男子用1つ、男女兼用2つ。
ただし、男女兼用の内1つは故障中で、実質女子用トイレは、1つしかない。



晩御飯のカレーライス。
メニューは、一つ。
おかわり自由で、おいしい!
地元のビールをいただいたが、飲み物も、値段はともかく問題なし。



ようやく雨も上がった。
ドラム館類は、水だが、宿泊者は使えない。
水が欲しければ、ペットボトルで、購入するしかない。



夜景もきれいで、やはり東京の方が一番明るい。
8時頃から、3か所での花火大会が始まり、内2つは、たぶん、山中湖と芦ノ湖。
本当にちっちゃくて、音も聞こえず。
こんな高所から花火大会を見るのはもちろん初めて。

ということで、豪雨は余計だったが、1日目を無事完了。
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中伊豆ワイナリー

2023年07月16日 | Other Eastern Japan

 
今日も伊豆。
素晴らしい夏空。
いよいよ、梅雨明けか?

何回か行っている中伊豆ワイナリーに行った。
今まで来た中で、最高の天気のように思う。



大きくはないが、よく管理された葡萄畑。
この暑さは、どう影響するのだろうか。



まず、ランチ。
ここでのランチは、味も雰囲気も最高だ。
そしてカジュアル。
もっと細長いイメージが、あったが、気のせいか?
それとも少し小さくしたか。
出る頃には、満席になっていた。



特注すればいただけるのだろうか。
ナパバレーのもののみのように見えた。



この建物には.製造施設と展示室も併設されている。
山梨県で見るワイナリーに比べ、小規模だが、コンパクトに楽しめる。



こちらが、ワインセラー。
厳重に温度管理されているワインセラーに入れるところは少ない。
刑事コロンボを思い出した?



ワインセラーの両脇には、オーパス・ワンを中心としたナパバレーの名品が、年代毎に並んでいる。
1979年から全てあるらしい。
いつ飲むのか?
突き当たりにあったのがこの展示。

プレ・フィロキセラワインといって、今から150年以上前のもので、1870年代フィロキセラ(ぶどう根油虫)の大量発生により、ヨーロッパの葡萄が壊滅状態になる前のワインとして貴重なものというが、いつ飲むのか?
8本で1000万円以上。
1番大きなボトルは、ナポレオン3世のプライベートコレクションからの購入というが、本当なのか?

ワインを手軽に楽しむには最高。
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尾瀬

2023年06月03日 | Other Eastern Japan


今日は、生まれて初めて尾瀬に行った。
昨日も雨が、朝まで残ったが、着く頃には止んで、温度もちょうど良くてラッキー。
ツアーだったので、楽ちんだが、家から日帰りだと、滞在が4時間ぐらいでタイト。
泊まった方がいい。
ガイドの話だと、尾瀬の山小屋は、定員制なので、初心者でも使いやすいそうだ。
行きのバス内で、名物という舞茸弁当を早弁。



バスを、標高1591mの鳩待峠で、小型バスに乗り変えて、200m下った山の鼻に着く。
そこから、湿原なのでいいのだが、そこまでは、結構大変。
足の弱い人は、結構苦労してた。



特に、雨のあとなので、道に川が流れてる。



途中の景色は素晴らしく、途中、何度も渓流を越える。



景色もさることながら、季節の花ばなが素晴らしい。
水芭蕉が見れないのではないかと心配したが、かろうじて間に合った。
成長期してしまうと、白い部分がヘタレて、葉が巨大化し、美しくない。
今年は、平年より2週間ほど早まったそうだ。



尾瀬ヶ原まで行ってしまうと、今の時期、水芭蕉中心だが、そこに行くまで様々な花が楽しめる。
トリカブトも群生していたが、悪用されると大変なので、写真は、割愛。
これは、サンカヨウ?
紫陽花みたいに咲いていた。
 


これは、今が旬の、ニリンソウ。
群生している。



これは、珍しいシラネアオイ。
野生動物から守るために、囲いがしてあった。



ムラサキヤシオ?
色が鮮やか。



ツバメオモト?



オオバキスミレ。
まだまだたくさんあった。
夏になると日光キスゲが,綺麗だそうだ。
元は、日光国立公園の一部だったが、文理したのだという。



尾瀬ヶ原から臨む燧ヶ岳。
尾瀬を、代表する風景。
この燧ヶ岳の噴火で、川が堰き止められて、尾瀬ができたのだという。



この高地にフラットな湿原。
独特の風景。



こちらは、来た方向にある至仏山。
雪渓が残る。



湿原には、旬は過ぎているご、至る所に水芭蕉。



水かさが増していて、水面下になってしまっている花もあった。



夏が来れば思い出す?
ちょっと季節がずれているか?



というとこで、短時間だったが、尾瀬を代表としてする景色を楽しめた。
東京から、ひかくてき近いから、リピーターも多いだろう。
また来れる時はあるか?
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