かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

クメール王国その7 プノンペン国立博物館

2005年10月29日 | Cambodia・Myanmar・Laos


横浜そごうで、大アンコールワット展が始まった。東南亜細亜がお好きな方は、足を運んでみてはいかがだろうか。何せ、鎌倉時代頃には、東南亜細亜のほとんどを支配し、”全ての道はアンコールに通ず”と言われたような、クメール巨大帝国のお宝が、わざわざプノンペンから来てくれているのだから(石像が多いから、さぞ重かったに違いない)。
思えば、私の亜細亜歴訪も、2001年1月の、プノンペンからスタートしたと言ってもいい。カンボジア初日のその日は、王宮や、トゥール・スレン博物館(ポルポト派の刑務所跡)などいろいろ行ったのだが、何と言ってもすごかったのが、プノンペン国立博物館だった。冷房も効いてないし、照明も暗いし、屋根裏ではこうもりが鳴いているし、お世辞にもきれいな博物館とは言えないが、中の展示物には、圧倒された。流石に、日本には、でかいのは持って来れていないが、有名な像もたくさんきれいに展示されている。
その後は、アンコール地方しか行っていないので、今は、現地では、レプリカでしか見れないバンテアイ・スレイの守護神達の像や、アンコールトムに入る橋の欄干で、蛇の綱引きをしている阿修羅の像などに、特に親しみがわいた。クメール王国最盛期の王であるジャヤヴァルマン7世の頭部の像は、あまりにも有名だが、見れば見るほどすばらしい顔している。まさに神と一体となった王だ。これだけでも、見る価値がある。
クメール王国の石像達に魅せられて、我が家の公式模造品(レプリカ)の石像も、ジャヤヴァルマン7世(今回来ていない坐像の方)、ガネーシャ(シヴァ神の息子で、象の頭を持つ)、ナーガ(たくさんの頭を持つ蛇の神さまで、中国では竜神のような存在)の3つとなっている。

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