かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ダライ・ラマ自伝

2005年10月20日 | Books
ダライ・ラマ自伝を読了した。
別に氏がノーベル賞を受賞してるから言っているわけではないが、ダライ・ラマ氏は、やはりすごい人物であると思ざるを得ない。
Kundunや、Seven Years in Tibet は見てたから、粗方は知ったつもりでいたが、自伝の重みには、負ける。かつこの自伝は、よくある成功者の栄光を振り返るタイプの自伝ではなく、もっと率直な悲痛な現在進行形の自伝である。でも、ユーモアも忘れない氏の姿勢には、誰もが感動するのではないか。氏の資質の高さには、敬服するしかない。
チベットを語るには、絶対かかせない一冊と言える。これからチベットを訪れる人も、(私のように)映画だけではなく、この一冊を読んでから行くと、ずいぶん違った見方ができると思う。
コメント
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