さらに奥に進むと、開けており、大理石の美しい建物が並んでいる。
一番左にあるのが、貴賓謁見の間。Diwan-i-Khasと呼ばれる建物だ。
美しい建物だ。だが、近くから見るとやや傷みも見える。タージマハールほど保存はよくない。
大理石に貴石が埋め込まれ、植物が描かれていた。動物や、人物が描かれないのもイスラムの特徴だ。
立ち並ぶ装飾を施した柱は、やはり典型的なイスラム様式だ。右奥の警備員らしき人の脇に、玉座らしきものが見える。
建物の奥は、空き地が見下ろせ、その向こうは、通りになっていた。王たちは、ここから下を見下ろしていたのだろう。