かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

これがビートルズだ

2016年10月23日 | The Beatles
今日は、ゴルフだった。
いい季節になってきたが、練習絶不調。
本番は、そこそこの結果でよかった。
いい季節の内に、いいスコアを出したいのだが。



急逝された中山さんの本は、相当読んだが、恥ずかしながら、本書は、まだだった。
初版は、2003年、ゲットしたのは、2013年第10刷。長く、読み継がれている。

まさに、ビートルズの1曲1曲について、網羅的に中山流で解説している。
この中山流が病みつきになる。
主観モロ出しで、斬りまくるが、不思議と頭に来ない。微笑んでしまう。
大筋で共感できることも、一因だろう。

特に、本書で非難しているのは、ジョージのインド指向と、ヨーコのでしゃばり。

今から13年前の本だが、その後、明らかになったことも多い。
中山さん自身が発見した(本書の内容と異なる)新事実もあると思う。
たとえば、Revolverのタイトルは、日本公演の際に警官の持っていたリボルバーから来ていると断言しているが、最近は、無限のループのイメージから来ていると言われている。

Fool on the Hillの制作風景も、現場にいた星加さんが、その後、細かく再現してくれている。

ということで、中山さんの著作がすばらしいことと、ビートルズ論は、今まさに現在進行形であることを再認識した。

ビートルズファンは、是非読むべし。

ディランの本も復刻されて、売れているみたいだ。
天国で、微笑まれているだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする