かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ロックのウラ教科書

2019年07月08日 | Books



本書は、ネットで見つけたのだが、結構個性的な本。

数あるロックアルバムの録音技術の洞察に徹した本。
著者は、お若い方だが、まさにウラ教科書。
知らない話がほとんどだった。

かつてジョージマーティンに認められた方の話を聞いたことがあったが、バスドラの録音法の話だった(日本は、全然遅れていたという話)。
本書は、ドラムから始まるが、全ての録音技術の話に広がる。
何げに聞いている曲がこれだけの技術者の努力の賜物だとは。

特に残響の処理についての苦労がこれだけ深いものだったとは。
そしてそれがギターにもボーカルにも。

ライブとスタジオの違いも興味深い。

ここ数十年の音に興味のある方には是非ご一読を。

コメント
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