今日は、吉田拓郎の、本年ラストコンサート。
通常使われていない神田共立講堂で、素晴らしく盛り上がった。
かつては、フォークの殿堂だったが、しばらくパプリックなコンサートには使われていなかった。
私も初めてで、興味深々だったが、小ぶりながら立派なもの。
もちろん、時代が違うから、近代のホールと比べると音は、劣るかも。
座席もこんな感じで小さいが、その中で、前から4列目。
右で、武部さんの目の前だったが、拓郎さんからも近く、素晴らしかった。
開演前だが、メンバーは、ツアーと一緒であることは、すぐわかった。
数本のツアーの為に、凄いリハーサルをするから、 コロコロメンバーや曲を変えるわけにもいかない。
案の定、セットリストは、ほほ変わらず。
最初に、通常舞台裏での儀式" ワン トゥー スリー ロックンロール"を披露。
MCは、本番から、2割ぐらいの変更か?
本コンサートは、ツアー最初から計画されていたが、神田共立講堂に決まったのは、ツアー開始後で、共立講堂ネタも多かった。
2階席が、妙に近いとか、昔の楽屋は、ひどかったとか。
お茶の先生になっていたかもしれないという話で、大黒天云々言っていたが、鳥山さんに、大受けしていた。
そう言うお茶の資格があるのか?
本コンサートのための特別な歌は、初めてDJをやったラジオ番組の、テーマ曲の、バイタリスフォークビレッジ。
初めて聞いたが、拓郎さんのラジオとの縁は、そこから、始まる。
本コンサートも、ラジオ番組がきっかけだし、ぴったりの選曲だろう。
セットリストにも、ラジオ番組への投書がきっかけの曲が入った。
もう一曲が、" やさしい悪魔"。
振り付け師まで雇って、練習したそうだ。
他の歌手に提供した曲は、コンサートでは、ほとんど歌わないが、珍しい。
素晴らしい出来で、アルバム化しそうな勢いだった。
ぷらいべえとは、拓郎らしからぬアルバムだったのだが、フォーライフが財政的に厳しく、急に出したら、めちゃ売れたとのこと。
私も、発売と同時にゲットした口。
拓郎さんも、いつにも増して、口が軽く、会場も和やかな感じ。
全員に、トートバッグと、特製ボトル。
売り上げの一部は、広島の一年前の、豪雨被害の、復興資金に充てられる。
素晴らしい、メモリアルコンサートだった。
神保町の駅は、小学館直結だったんだね。