かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

石ころ館

2006年03月04日 | Kamakura ( Japan )

今日また鎌倉に行ってきた。八幡様に行く時の帰りは、大概、小町通を通る。そして、ついいつも寄ってしまうのが、石ころ館だ。
いろんな石ころが楽しく並べられていて、老若男女が楽しめる店になっている。
最近は、ストーンパワーなども流行っているので、ファッションのみならず、ご利益目的で、買う人もいるかもしれない。
今日は、めのうをスライスして染色したもの(早速、三国志の土人形の台にした。小さいものは、コースターにも使える)と、ラピスラズリを買った。
ラピスラズリ( Lapis Lazuli ) は、アフガニスタン原産の石ころだが、シルクロードの壁画の着色にも使われており、誕生石でもないのだが(12月の誕生石)、つい購入。
とにかくきれいな瑠璃色。ツタンカーメンの館や、シュメールのモザイク画や、奈良の正倉院御物にも使われている。アフガニスタンでしかとれない珍しい石なのだが、東西にこれだけ伝わったということは、昔の人々も、きれいな色だと感じていたということだろう。この色は、石に含まれる硫黄によるものだというから面白い。説明書きによると、その効能は、邪念を取り除き幸運をもたらすとのこと。
日本画では、群青という岩絵の具、洋画ではウルトラマリンという絵の具に使用されている。
石を入れる小袋や、ネットも売っているので、入手すれば、身につけて持ち歩くことも、部屋に飾ることも可能。
鎌倉、小町通に行かれた方は、寄られてみてはいかが? いるだけで、楽しいですよ。
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