かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

神々の国ギリシャの旅 その9 デルフィ③ デルフィ遺跡

2025年03月15日 | Europe・Middle East・Africa


今日は、ゴルフ。
曇天で、肌寒かったが、どうにか完走。
スコアは、普通。



明日もゴルフが入っていたのだが、雨予報で、キャンセル。
温度も低そう。
ただ、例年比特に寒いわけではなく、平均的な三寒四温らしい。
温暖化になれてきてしまったか。



博物館を見た後、いよいよデルフィ遺跡へ。
下の方には、アテナ・プロナイアの遺跡が見えるが、こちらは割愛。
円形の建物の円柱15本の内3本が復元されているのが見える。
紀元前380年の作と伝えられる。
トロスという聖域を取り囲んでいるが、その目的・用途は不明という。
斜面一面に遺跡は広がっているが、この斜面に大きな建築物を建てるのは、かなり高度の技術だったそうだ。



ズームで撮影。



ローマ時代のアゴラ。
ここで、神殿への貢ぎ物を調達したという。



アゴラの先に、シフノス人の宝庫、シュキオーン人の宝庫が並ぶ。
シフノス人の宝庫の破風、レリーフが博物館に展示されていた。



石垣に残る文字。
捕虜の扱いについての記載という。



アテネ人の宝庫。
唯一、屋根まで復元されている。
1906年にフランスチームが復元した。
紀元前490年~480年頃に建造されたドーリア式の建物。



表彰の記録?
月桂冠が描かれている。



波風には、牛?のレリーフ。



立派な円柱。アテネがマラトンの戦いで、ペルシャ軍に勝利した感謝のしるしとして、アポロンに捧げた宝庫とある。



アテネ人の宝庫の隣は、ブレフテリオン。
4年毎の競技会の祭典の議論がされていたという。



アテネ人の柱廊。
元々7本の柱で屋根を支えていたという。
紀元前478年にサラミスの海戦でギリシャ軍がペルシャに勝利した際の戦利品が並べられていた。



柱頭の展示。



見事な石積みの技術。



メインのアポロン神殿。
長さ60mm、幅23m。
38本のドリア式列柱が、取り囲んでいた。
内室にアポロン像が立ち、前室の地下にあるオンファロスロスの上で、神託が行われていた。
期限前650年頃からここに神殿があったが、現在の土台は、紀元前330年頃の3番目のもの。



この青銅の塔はレプリカで、オリジナルは、イスタンブールで見た。
この後ろに博物館で見た踊る少女達の像が立っていた。



神殿を斜め上から見下ろしたところ。
奥の山々も美しい。



アポロン神殿全景。
堂々としたものだ。



その上にある古代劇場。
ここから先は、さらに山になるので、希望者のみ登ったが、まさに絶景!
5,000人収容できた。



アポロン神殿も全体が見渡せる。



古代劇場とアポロン神殿。
見事。



さらに上に行くと、スタジアムがある。
4年に一度のビューティア祭のスポーツの祭典がここで行われていた。
長さ177.53m、幅26m。
スタートの石板も見える。

すばらしい遺跡らしい遺跡だ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Mike Stern Band | トップ | 櫻井哲夫 with 佐藤竹善 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。