

今日も、過ごしやすい天気。
家事に集中。
昼、久しぶりにラーメン屋に行ったら、メニューの表紙が。
この意味わかる人、何割ぐらい?

日が変わって、オリンピア観光。
オリンピックの採火式で有名。
このクラデウス川を渡ったところから、聖域になる。
伊勢神宮の五十鈴川みたいな存在か。

いきなり遺跡が広がるが、時間の関係で、あまり奥まで踏み込まず、主要なところのみ観光。
手前の方は、ギムナシオンと呼ばれる練習場のあったところ。
あまり残っていないが。

アイリスか?

神殿方向を臨む。

ギムナシオンの先には、パレストラと呼ばれる闘技場(ローマのように殺し合いはしなかったという)がある。
1辺19本のドーリア式の列柱が残る。

さらに先には、フェイディアスの仕事場と呼ばれる建物があるが修復中だった。
紀元前400年代に、巨大なゼウス像を作った大彫刻家とのこと。

そこから奥には進まず左折するとゼウス神殿が見えて来た。
実際の素材を一定比率使わないとユネスコが認めないそうで、慎重に作業が進められていた。柱は、ほとんど崩れているが、1本のみ再建中だった。
ドリア式で、高さ10mあったという。
当時、金と象牙でできたゼウス像があり(世界の7不思議の一つ)、ローマ時代の末期にコンスタンティノープルに運ばれて、焼失したという。
その製作時の破片は、博物館に展示されていた。

周辺には、崩れた柱がごろごろ転がっている。
紀元前470年~456年頃に完成。
長さ64m、幅27m。
6世紀の大地震で崩壊。
中には、黄金と象牙で装飾されたゼウス神像が安置されていた。
世界の7不思議に数えられていたが、コンスタンティノープルに移動後、焼失した。

ゼウス神殿の奥には、ニケの像が立っていた柱が立っている。

ゼウス神殿の向かいには、宝庫群が並んでいる。
ポリスや、植民地がゼウス神に捧げた奉納品の宝庫で、祭の際には、宿泊所としても使われたという。

ゼウスの妻を祀ったヘラ神殿。
オリンピックの採火が行われる場所。
紀元前7世紀のもので、ギリシャに残る神殿の中で、1番古い。
高さ5.21mの40本の円柱で区切られていた。
ヘラ神殿の右に見えるのは、ニンパイオンと呼ばれる給水施設。
紀元前160年頃奉納された。

その先に、スタジアムがある。
アーチが残っているが、元は、このアーチがトンネルのようにつながっていたという。

トンネルの壁の部分は、遺されている。

古代オリンピックの競技場。
紀元前4世紀に作られ、2万人が収容できた。
直線192m、幅30mのトラックを往復したという。
競馬場は、アルフィオス川の氾濫で流されて、残されていない。

スタートラインは、大理石で、できている。

フィリペイオン。
マケドニア王のフィリッポ2世(お墓を、ヴェルギナで見た)が、戦争の勝利を記念して建てた。
紀元前4世紀のもの。