雑事遂行のためのゴールデンウィーク2日目は、最高の天気だった。外出された人は、大満足だったろう。
今日は、オフィシャル・バスケットボールなるものを買いに、スポーツ・オーソリティに行った。モルテンというメーカーのだが、やたらに高い。バスケットボールは、貧乏人のためのスポーツだったはずだったのに.....それと、モルテンというのは、グローバル仕様なのだろうか。アメリカではスポルディングを皆使っていたような気がするが。
午後は、庭の雑草とり。ドクダミとタンポポが特にひどい。ドクダミは、見かけは悪いが、案外柔(やわ)。それに比べ、タンポポは、しぶとい。シカゴ時代もひどい目にあっていて、タンポポ抜きに一日費やして、翌日朝起きたら、また、タンポポの花が満開だったりした。タンポポ抜き専用の道具があったのだが、根っこを全部抜くのは至難の業だ。根が太いし、深くまで、伸びているので(大根の仲間らしい)、ほとんど途中で、折れてしまう。今日は、抜いた後、一応除草剤をまいておいたのだが、効果があるだろうか。シカゴ時代、結局自分でやったのは、一年だけで、あとの5年は業者に一回20ドルで任せた。薬の使い方が絶妙で、さすがプロだと思ったが、どれくらい強い薬だったのか、ちょっと怖い気もした。でも、芝には全然影響ないのには、感心した。
HMVに予約しておいたものに、The Beatles の The Capital Albums VOL.2 というのもあって、先週届いたので、聞きながら書いている。イギリスの本物?は、当の昔に、オリジナル・プロデューサーのジョージ・マーチンの手によって、CD化されているのだが、当時、アメリカや、日本では、全く違ったレコードがまことしやかに販売されていて、そのアメリカ版のCD化が進んでいる。第一弾の4枚組は、2年ぐらい前に、そして、第2弾の4枚組が、この度発売になったというわけ。たぶん2年後ぐらいに第3弾が出るのだろう。
すでに、すべてCD化され発売されている曲で、かつ同じアルバムのステレオ版とモノ版の両方が入っているというマニアックなものだ(要するに同じLPが2回続けて一枚のCDに入っている)。私の買ったのは、ヨーロッパ版なのだが、アメリカ版は、ステレオ版をモノにフォールドしただけのものを間違って製作販売してしまい(ホンマかいな?)、新しく作り直しているらしい。ただ、既にアメリカ版を買った人は、音楽的価値は低いが、レア度で、値が将来上がるかもしれない。日本版は、6月以降の発売になるらしい。アメリカ版を当時聞いていた人にとっては、アメリカ版の方が、本物ということになるのかもしれないので、どっちがいいとか悪いとかは言えないのかもしれない。
とにかくこのアメリカ版というのは、本家のイギリス版から見るとめちゃくちゃで、例えば、アルバムが、シングルの寄せ集めではなく、トータルに作られ始めたラバーソウルでさえ、イギリス版と同じ曲は、ノルウェーの森など14曲中10曲で、順序もバラバラ。曲数も12曲なので、アメリカのファンは、余計に、LPや、EPを買わざるを得ない仕組みになっていたのである。何と安易。キャピタルレコードのH/Pを見ると(CDの説明書にも書いてある)その辺の背景が、言い訳がましくタラタラ書いてあって面白いが、たぶん本当なのだろう。ミキシングなどがイギリス版と違うので、今は、アメリカ版を求めるファンも多く、この度CD化が進んでいるという訳。エコーのかかり方、ステレオ化の仕方など、全体の印象もずいぶん違うし、細かいところも、多くの箇所で異なっている。
日本で発売されていたものも、イギリス版、アメリカ版、日本独自版が入り乱れているが、日本独自版LPも人気が高く、高額で取引されており、少なくとも、日本独自版のCD化はお願いしたいところ(CCCD版じゃないものを)。
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