かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

山形周遊DAY3 最終日

2024年11月12日 | Tohoku ( Japan )


早くも、山形周遊最終日。
今回は、米澤、蔵王、山寺など、行ったことがあるところを外して回った。
特に、銀山温泉は、行きたいと思っていたので、この紅葉シーズンど真ん中に行けて、ラッキーだった。
朝食後、散歩したが、素晴らしい。
温泉街だけでは、もったいない!
これは、昨夜ライトアップされていた滝。



滝を取り囲むように、またさらに上流へと遊歩道が整備されていた。
但し、16時以降は、暗くて危ないので、立ち入り禁止になっていた。
これは、少し上から眺めたところ。
紅葉が見事。



滝の上の方も渓流が続いていた。



引き返した河鹿橋。
この少し上流に銀山跡があるそうだが、熊も出るらしいので。
銀山は、発見されたものの早々に枯渇し、温泉地として生まれ変わったとのこと。



そこから上流は、流れも少し穏やかになっているようだった。



ということで、素晴らしい遊歩道。
特に、この紅葉の季節は。



10時ぐらいから、団体客も増えてきた。
旅館は、10部屋ぐらいのところが多いので、泊まらない客も多いのだろうか。

お土産に、伊豆さんのこけしを2本ゲット。
父が収集していた頃の伊豆さんは、2代目で、今は、3代目とのこと。
内1本は、おしんこけしと呼ばれているもの。
橋田壽賀子さんが伊豆さんのこけしを気に入ってドラマに使ったのだが、そのまま使うと、伊豆さんこけしの宣伝になってしまうので、おかっぱ頭をより短くしたデザインを創案し、おしんこけしの誕生となったそう。
おしん人気が継続していることもあり今も売れ筋1番のようだ。



名残惜しかったが、帰らなくてはいけないので、山形市へ。
まず訪れたのは、文翔館。
旧山形県庁の建物が、歴史博物館のようになっている。
建物がまず素晴らしい。
無料だが、気合いの入った展示で、明治以降の輝かしい?山形県の歴史が、よくわかった。
特別展示で、明治から大正にかけての写真が展示されており、貴重な記録になっていることがわかる。
失われた風習、失われた街並み、建物、軍人さんの様子などが、見事に残されていた。



次に訪れたのが、山形美術館。
1階は、常設展だが、その内、フランス近代絵画の展示が素晴らしかった。
一通り揃っているが、特にシャガールが多い。
山形県が発祥の吉野石膏さんの寄贈。
フランス絵画好きの方は、是非訪れて欲しい。
2階3階は、三瀬夏之介氏の特別展だが、予備知識がなく、面白いが、いまいちピントがわからない。
東北を主題にすべく、様々な手法に取り組んでいる?



その展覧会で、数多く描かれていたのが、済生館。
今は、山形市郷土館になっているが、今日の最後に訪れた。
木造洋風建築で、松本の開智学校の流れを組む。
中は、日本に西洋医学を持ち込んだ、ロレッツ氏を中心とした医学関係の展示になっていたが、医学に興味のある方は、ご覧になってはいかが?

ということで、山形県の空白を埋める旅?を無事完了。
天気にも恵まれ、紅葉も楽しめて、素晴らしい旅だった。
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