かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

国立中央博物館 in Seoul

2006年09月09日 | Korea
ソウル市内に2005年10月にリニューアルオープンした(従来は、景福宮の中にあった)国立中央博物館は、必ず訪れるべき場所のひとつだろう。

駆け足でしか見られなかったが、亜細亜最大といわれるスペースに、韓国のみならず、亜細亜のお宝が勢ぞろいしている。
夏休みシーズンだったせいか、子共、学生も多く、熱心にメモを取る姿が、各所で見られた(日本でも、こんなにまじめに見ているかな?)。歴史の勉強は、国を愛する心に繋がる。

京都の中宮寺のと似ている弥勒菩薩像が有名だが、その他にも、見所はたくさんある。写真は、慶州の天馬塚でレプリカを見た王冠の本物。新羅時代のものとされるが、デザインといい、豪華さといい、息を呑む美しさだ。


博物館に行くと、回りにヘリコプターが多いのに驚かされるが、米軍基地跡地に建設されたそうで、隣は、まだ基地。この基地も数年内には、返還され、市民公園になる予定だそうだ。こんな町中に(日本だったら赤坂ぐらい?)、米軍基地がまだ残っていることも驚きだが、その基地をまとめて公園にするというのは、Good Idea。
ただ、皮肉なことに、急速な米軍の撤退に、北朝鮮の脅威が目の前にある韓国の軍としては、不安も隠せないようだ。
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