かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

富豪刑事

2006年04月28日 | Topics
日本でのサービスの良さはつくづく感じるのだが、JRは、まだまだだ。一年前の西日本JRの事故や、今週の山手線のトラブルは、論外だが、私の毎日利用しているJRでも、マイナートラブル(新聞に小さく出る程度)が、頻発。今月は、2回も歩かされている。
今日は、JR線S駅から、K線S駅まで、徒歩15分で15分遅刻。月初には、JR線I駅から、M線M駅まで、やはり徒歩15分ですべり混みセーフ。トラブルが多いのも困ったものだが、起こった後の、対応もなっていない。
今日は、動くのか動かないのかさっぱりわからず、20分待った後、結局あきらめて、K線S駅まで歩くことに決めて、JR線S駅の改札で振り替えの券を貰おうと思ったら、数百人並んでいる。定期券一枚一枚に記録を入力している。1枚20秒としても、出るだけで、1時間以上かかってしまう。ばかげているが、それに文句も言わず並んでいる人達も偉すぎる。罵声を上げている人もいたが、文句を言わず並んでいる人の方が異様だ。私は、そのまま定期で振り替え輸送券を貰わず出て、15分歩いて、お金を払ってK線に乗ったが。トラブル時の対応体制の不整備と、社員教育の不足が明らかで、本当の民間企業だったらありえない。
K線から、途中でまたJR線に乗り換え直したのだが、K線では、全部改札を開放して、定期を持っている人もいない人もフリーで、どんどん出入りしている。駅がごったがえしていたが、駅への入場制限も整斉と行われている。こうなった責任は、JRにあるのに、そういったそぶりも全くみせない。JRが旧態依然であることを思い知った次第。
共産主義国で、時々感じる光景だ(一見資本主義的になったように見えるが、根っこが変わっていないことがちらほら見える)。

富豪刑事というバカバカしい番組をご存知だろうか。たまたま、先週、今週と見たが、刑事ものというよりは、ナンセンスファンタジーといった方が近い。
あのぉーっと右手をあげて、深恭がとうとうと推理を述べたり、奇想天外な作戦をぶち上げたりするたびに、○○万歳の上司があたふたする様子は、かなり現実味があるので、それはそれで面白いのだが、犯人を捕らえるために、豪華客船を貸しきったり、スペインの町のセットを作ったりというファンタジーの世界の方が、あまりにも馬鹿げていて、私には、面白い。
富豪刑事の実家の神戸家はとんでもない金持ち(CG映像を見る限りビルゲイツ並)だ。こんなのありえない!先週のラストシーンの豪華客船の甲板のシーンでは、バックにマリンタワーが見えたので、大桟橋に停泊中の客船でロケしたのだろう。それとも神戸家は、横浜にあるのだろうか。
展開がマンガチックなので、てっきり漫画のドラマ化と思ったら、筒井康隆さんの小説のドラマ化だそうだ。かつ、原作の主役は、男性だという。筒井康隆さんも登場したりして、製作者の遊び心が、あふれる番組だ。
異色の刑事ものとして、面白い。といっても見る時間は必要なので、暇のある人向き。
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