シンコーさんから、またまた出たBeatles本。
PMの来日とは、別のビッグイベントである”On Air Live at the BBC Volume 2"の発売に合わせた ムックだ。
前作のVol 1からもう19 年経ったという。びっくりだ。
11/11のCD発売と同時に、内容の解説本を出せるよう相当苦労したらしいが、とりあえず成功しているようだ。Deepとまではいかないが。
記事の中では、本CDのエンジニアのインタビュー記事が一番興味深い。
マスターテープは、BBCの倉庫に、ばらばらに眠っていたそうだが、テープがよれたりしていものもあり、また内、いくつかのマスターは、トランスクリプションディスクがベースになっているという。
マスターと言っても、すでにコピー品も含まれており、相当の修復が必要だったことは、想像に難くない。
作り方は、基本的には、3ステップで、まず音源をデジタルデータに取り込み、ハム・ノイズ、音の欠損を修正し、プレイバックすることに行われるのだという。当たり前か。
3年かかったというから、The Beatlesのオフィシャル版のリマスター作業が終わってから、こつこつ取り組んでいたことになる。ご苦労さま。
ついで記事も多いが、松崎しげるの若かりし写真にびっくり!PMのぱくりが彼の原点だったらしい。
その他、ブリティッシュロックの大御所たちのBBCライブ情報も。
音源を持っているものもあるが、持っていないものもあり、ちょっとゲットしてみるかと思わせる魅力あふれる顔ぶれだ。
ということで、目新しい情報もあり、まぁ、ファンだったら、ゲットしてもいいかも。
実は、CDやアナログ盤もゲット済で、聴きながら、本書を読んでいるところ。
やっぱり、聴かないとだめという感じもするが、そこのところは、別途ご報告したい。
CDの方は、絶対お勧めできるとだけは、言っておきたい。
明日から、いよいよPMの東京公演だ。