東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

「名前を呼ぶ」ということ

2016-07-09 09:18:41 | 16期生のブログリレー

16期生の中嶋です。

2015年度に合格し、まだ実務ポイントも足りない(あと5ポイント)、ヒヨコ診断士です。どうぞよろしくお願いいたします。

テーマの「名前を呼ぶ」ということですが、私が人とのコミュニケーションで気を付けていることです。

特に初めて会う人、友人ではないがコミュニケーションをとらなければならない人との関係を良くする手法として思っていることです。これは知識と実体験に基づきます。

 

私が初めてタイで生産ラインの構築を行ったときのことです。

それまで中国や東南アジアなどの海外での経験が有ったため、外国人作業者を味方に付けることの重要さを知っていた私は、あることを行いました。

それは、タイ語で名札を作ったことです。他の日本人技術者たちは、恥ずかしかったのか私が薦めても名札を作りませんでした。タイはご存知のとおり「微笑みの国」と呼ばれていますが、その名の通り、製造現場に行くとみんなこちらを向いて微笑んでくれます。その際、私の名札を見て「ナカジマ」と呼んで、喜んでいました。

「アルファベットでもいいじゃないか」と思うかもしれませんが、現地語にしていることがミソです。これにより、私が現場を歩いていると(結構広い工場でした)、周りから「ナカジマ」「ナカジマ」という声が聞こえてくるようになりました。おそらく「あいつはナカジマという名前だ」と教えあっているのだと思います。わからないタイ語の会話の中で「ナカジマ」という言葉だけがはっきりと聞こえてくるため、とても不思議な感じがしました。

現場を歩いていると皆、微笑んでくるので、私も嬉しくなって近づいていきます。そして「クンチュー、アライナ」(あなたの名前は?)と聞いて笑いあって、友達になりました。後日、その工場から日本に来たタイ人留学生が、「ナカジマが一番人気が有った」と言ってくれました。

こういったコミュニケーションを取っていたことから、生産ラインの立ち上げもなんとかなりました。私が日本に帰国していた間では達成できなかった、1日の目標生産台数も、私が現地メンバーに協力をお願いしたことで達成できたときがありました。

なんか自慢話のようになってしまいましたが、言いたいことは「名前を呼ぶ」ことがコミュニケーションを取るときに重要なポイントの1つだということです。相手を認めることになるので、距離が短くなるのでしょうね。ここまで書いてネットで調べてみましたが、「名前を呼ぶことで、相手を大切に思う感じ、認めている感じが伝わり」、「相手との距離が縮まる」ようです。ちなみに、恋愛にも有効なテクニックとか。

ということで、16期生の中でも、お互いにニックネームで呼び合うことに「高年齢層メンバー」の中で決まっております。「ひろみちゃん」「コイちゃん」「プリンス(!)」といったところが決まっています。まだ決まっていない人は、次回決めましょう(酔っぱらってから)。

どうも私は最高齢に近いようなので、このくらいのワガママは許してくれることでしょう。これにより16期生は史上最高の団結を目指します。

今後ともよろしくお願いいたします!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする