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「リベラル・アーツ」を勝手解釈してみます

2016-07-24 22:12:58 | 16期生のブログリレー

16期生 鯉沼です。こんばんは。
早くもブログネタに困ってしまいましたが、ひねり出して書いてみます。

前回のブログでも触れたのですが、私は「相手に興味を持っていただく」話題を会話の中でパッと組み立てたり、同様にブログ等のコンテンツを作り上げることに苦手意識があります。
特定のテーマが決められていればまだ良いのですが、自由に踊れと言われたときに何をすれば良いのかを考え出すことが大の苦手なのです。

「これって話題の引き出しの無さが大きな原因だよな。。。もちろん頭の回転の鈍さもあるけど」と、深刻にならない程度ですが考えていた折、以前よりネット記事でお見かけして興味を持っていたネットライフ生命CEO 出口治明さん著の『人生を面白くする本物の教養』を手にする機会がありました。

この書籍全体の内容と私の引き出し不足解消への取り組み(笑)は別途、ブログに書いてみたいと思いますが、心に留まったのが「リベラル・アーツ」という言葉です。

著作の中ではそれについて少し触れられているだけなのですが、最近、まったく別の場で友人の勤務先の社長が、「新規事業へ取り組むためにも、社員の皆さんとともにリベラル・アーツの価値観を大切にしていきたい」と言っていたと聞いていたため、印象に残ったのだと思います。
(ちなみに、友人との会話の中では二人とも言葉の意味を知らず、「なにそれ?ピーター・アーツとかマーシャル・アーツとかの類?」などとさほど格闘技に興味がないのにトンチンカンな会話をしていました)

出口さんによれば、リベラル・アーツとは

  • ギリシア・ローマの時代以来の概念であり、一人前の人間が備えておくべき教養を表す言葉である。
  • 「算術」「幾何」「天文学」「音楽」「文法学」「修辞学」「論理学」の7分野で構成されている。
  • これらは人間を奴隷ではなく、自由人にするための七つの学問であり、自由七科と訳されている。
  • 欧米に受け継がれる教養に対するスタンスは、その伝統に則っている。(ゆえに残念ながら日本の学生はもちろん、企業のエグゼクティブの教養レベルも相対的に低くならざるを得ない)

とのことでした。

リベラル・アーツを学問としてとらえてしまうと私にとってハードルが上がってしまうので、著作の中で共感できた出口さんの「教養」の定義とともにこれを勝手に解釈することにしました。

【出口さんの言葉を乱暴にまとめたもの】
「教養とは人生を楽しむためのツールであり、目的。知識はそのための手段であり、それに加えて自分の考えを持つことが大事」
「ビジネスの現場で大切なことは人間力。この人と仕事をしたら面白そうだと思ってもらう属人的なものから構成されるもの。その基礎として教養がある」

【私にとってのリベラル・アーツとは】

  • 自分が興味を持ったものは、損得を深く考えずに続けてみよう。
  • その時点で思いつく損得なんて、その時点での制約の中でしか思い浮かばないから。
  • 大切なことは、興味を持つ対象を勝手に絞らないことなんだな。
  • 得られた知識は自分の考えを付加しみよう。そうすれば、きっと他の方にも興味ある内容として伝えられるに違いない。 と思い込むこと(笑)


実践編は、、、次回以降にて!

鯉沼和久

コメント (2)
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