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コンサルのコンサルにコンサルを受ける????

2016-07-20 13:08:38 | 16期生のブログリレー

16期生の貝井です。二回目の投稿です。よろしくお願いします。

 

私は現在、コンサルのコンサルにコンサルを受けています。

????????意味がわかりませんね。

人民の人民による人民のための政治、みたいなものです。違うか。

坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた、みたいなものです。もっと違いますね。

 

さて、中小企業は、「ドメイン」を絞り込んで、「コアコンピタンス」に経営資源を集中して、「オンリーワン」の「ニッチ戦略」をとらなければ、大手に対抗できません。

これは経営学の教科書の3ページ目あたりに書いてあることです。

コンサルタントも中小企業(ほぼ個人商店)である以上、この戦略に従わざるをえない、ということを身をもって実感しました。

そこで、自分のビジネスモデルを作るべく、コンサルのコンサルにコンサルをお願いしたわけです。

 

「コンサルタントって、そういう相談に応えるのが仕事なんだから、自分で考えればいいんじゃないの?」

という疑問があるかもしれません。しかし、私は二つの意味で違うと考えています。

まず、一点目は、人間は自分のことを客観的には見れません。医者の不養生、というやつです。他人に自分の考えをアウトプットしていく過程で、徐々に客観的かつ合理的なアイデアに昇華していきます。

二点目は、その分野の専門家に頼る方が効率的かつ効果的だからです。餅は餅屋です。多くの経験の中から、ベストプラクティスを提供してくれます。

だいたい、コンサルでやっていこうという人間が、コンサルの価値を信じられないなら、誰がコンサルを受けるというのでしょうか?とか。

 

コンサルを受けた結果、ニーズも、独自性も、参入障壁もあるビジネスモデルができました。

これにて一件落着、と思っていたら、そうはいきません。

具体的なサービスプランを作り上げるのがまた、一苦労です。これが製品であれば、試作品を作れば目に見える形になるのですが、サービスではそうも行きません。

しかも、独自性がある分、他人がやっていることをそのままパクることもできません。想像力を駆使して、ワークするサービスを作り上げるしかありません。

サービスを商品にするのは、なかなか大変です。

 

とはいえ、こういう苦労が、コンサルタントとして相談を受けるときに役立つんだろうな、と思う今日この頃。

「そうなんですよねー。経営学の教科書にはそう書いてあるんですけど、実際にはそう簡単にはいかないんですよねー。だから、めげずに頑張りましょう!」

 

コメント (2)
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