16期生の貝井です。二回目の投稿です。よろしくお願いします。
私は現在、コンサルのコンサルにコンサルを受けています。
????????意味がわかりませんね。
人民の人民による人民のための政治、みたいなものです。違うか。
坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた、みたいなものです。もっと違いますね。
さて、中小企業は、「ドメイン」を絞り込んで、「コアコンピタンス」に経営資源を集中して、「オンリーワン」の「ニッチ戦略」をとらなければ、大手に対抗できません。
これは経営学の教科書の3ページ目あたりに書いてあることです。
コンサルタントも中小企業(ほぼ個人商店)である以上、この戦略に従わざるをえない、ということを身をもって実感しました。
そこで、自分のビジネスモデルを作るべく、コンサルのコンサルにコンサルをお願いしたわけです。
「コンサルタントって、そういう相談に応えるのが仕事なんだから、自分で考えればいいんじゃないの?」
という疑問があるかもしれません。しかし、私は二つの意味で違うと考えています。
まず、一点目は、人間は自分のことを客観的には見れません。医者の不養生、というやつです。他人に自分の考えをアウトプットしていく過程で、徐々に客観的かつ合理的なアイデアに昇華していきます。
二点目は、その分野の専門家に頼る方が効率的かつ効果的だからです。餅は餅屋です。多くの経験の中から、ベストプラクティスを提供してくれます。
だいたい、コンサルでやっていこうという人間が、コンサルの価値を信じられないなら、誰がコンサルを受けるというのでしょうか?とか。
コンサルを受けた結果、ニーズも、独自性も、参入障壁もあるビジネスモデルができました。
これにて一件落着、と思っていたら、そうはいきません。
具体的なサービスプランを作り上げるのがまた、一苦労です。これが製品であれば、試作品を作れば目に見える形になるのですが、サービスではそうも行きません。
しかも、独自性がある分、他人がやっていることをそのままパクることもできません。想像力を駆使して、ワークするサービスを作り上げるしかありません。
サービスを商品にするのは、なかなか大変です。
とはいえ、こういう苦労が、コンサルタントとして相談を受けるときに役立つんだろうな、と思う今日この頃。
「そうなんですよねー。経営学の教科書にはそう書いてあるんですけど、実際にはそう簡単にはいかないんですよねー。だから、めげずに頑張りましょう!」