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名コーチと診断士

2018-10-03 12:00:00 | 18期生のブログリレー
稼プロ!18期の石川 健です。

全米オープンテニスでの大坂なおみ選手優勝は大きな話題になりました。彼女のチャーミングな人柄もあり、連日テレビやネットで取り上げられています。
その大坂選手の躍進に大きく貢献したのが、皆さんもご存じ、ドイツ人コーチのサーシャ・バイン(ベイジン)氏です。
彼が大坂選手のコーチに就いたのは2017年12月です。当時の大坂選手の世界ランキングは68位でしたが、今回の全米オープン優勝の結果、今や自己最高の6位にまでジャンプアップしています。力量はあるがメンタルが弱く、安定した成績を残すことが出来なかった彼女はサーシャコーチと出会い、わずか10か月で世界のトップ選手に大変身した訳です。これって凄いことですよね。


そういえば、今年開催された平昌冬季五輪でも一人のオランダ人コーチが話題になりました。日本の女子スピードスケートを前回2014年ソチ五輪のメダルゼロから金3、銀2、銅1、計6個のメダル獲得へと大躍進させたヨハン・デビットコーチです。
同コーチはオランダ流のトレーニングのほか、フィジカルトレーニングの数値をスケート大国オランダのトップ選手と比較させつつ見せることで、選手のモチベーションを大いに高めました。

さて、この二人のコーチに共通する指導方法があります。皆さんお分かりになりますか?

それは、選手へのポジティブな言葉です。
有り体にいえば「ほめる」ことです、それも根気強く。

テレビでも、弱気になる大坂選手をサーシャコーチが励まし続ける姿がよく映し出されていました。ヨハンコーチにそのような印象はなかったのですが、彼も選手の変化も見逃さず、ポジティブな言葉をかけ続けているそうです。

先日の稼プロ!合宿の懇親会の際、独立一年目から成功を収められている診断士の方とお話する機会がありましたが、その方いわく「喜んでもらえるので、よく社長をほめている」。
社長は普段、取引先からも従業員からもほめられず、自分はこんなに頑張っているのになぁ…と一人寂しく思っている存在だそうです。どんな人でもほめられれば嬉しいですが、(孤独な)社長の皆さんの心には特に響くのでしょう。

サーシャ、ヨハン両コーチもお話を伺った診断士の方も、ポジティブな言葉により、相手を勇気付け、行動を起こさせています。

私も早く(孤独な)社長さん達を勇気付ける名コーチ(診断士)になりたいなぁ、と思った今日この頃です。
コメント (4)
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