こんにちは。18期の木村祐介です。
このブログの公開日には、私は夏季休暇(既に夏ではないですが…)で、タイのバンコクにいます。三大寺院やアユタヤなどの主要な観光地は回りますが、ホテルでゆっくり過ごすことをメインにしたいと考えています。20年前、学生時代にも行ったことがあるのですが、街並みがどのように変わっているかを確認するのも楽しみです。
タイの基本情報。東南アジアに位置し、人口は6,898万人、面積は51万3,115㎢で日本の1.4倍あります。一人当たりGDPは5,899米ドル。通貨はバーツ、現在のレートは1バーツ=3.4円程度。首都バンコクの正式名称は「クルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロ ム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」です。間違っていたら申し訳ないですが、とにかく長い・・・。現地では最初の1フレーズだけでクルンテープと言っているそうですが、それは「天使の都」という意味です。一方、バンコクの語源は、バーンマコークから来ていて、「マコークというウルシ科の樹木がたくさん生えている水辺の村」を意味するということです。クルンテープの方がロマンチックな気がしますね。
さて、タイと日本とはどのように関わってきたのでしょうか。古くは14世紀に興ったアユタヤ朝に日本人町が作られていました。16世紀末の朱印船貿易では、取引が盛んに行われていたようです。17世紀にタイで活躍した日本人として山田長政の名前をご存知の方もいるでしょう。
その後、日本の鎖国などもあり国家的な交流は一時途絶えていましたが、近代に入り、二度の戦争を経てからの日泰(タイの漢字表記)関係は良好に進んでいます。経済的な繋がりも深く、タイの国際貿易に占める対日割合は、2016年度で輸出9.5%、輸入15.8%であり、中国に次いで第2位です。観光面でも日本を訪れるタイ人が年々増えています。
あまりイメージがなかったですが、自動車部品などの製造業のタイ進出も進んでいるようです。診断士として、何か携わる余地はあるでしょうか。今後も文化、経済それぞれの分野において友好関係が続いていけばいいですが、とりあえず今回は難しいことは考えずに「天使の都」でゆっくりと極楽気分を味わってきたいと思います。