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ビジネスゲームで学んだこと

2018-12-12 00:25:16 | 事務局からのメッセージ

稼プロ!18期事務局の金岩です。

研修で「ビジネスゲーム」に参加し、楽しく遊びながらも以下の気づきがありました。
この学びは、仕事や日常生活にも活かせるので、皆様にシェアします。

①決して恵まれた条件でなくとも戦略次第で勝利できる。「思い」が重要。
②相手の困りごとに自分の強みを提案する。
③欠点の克服より強みを強化して差別化する。(欠点克服は平均的になるだけ)
④自分が勝手に制約や窮屈なルールを設定してしまっている、常識にとらわれるな!

【ゲームの内容】
 ・数名のチーム単位で世界の各国となり、世界市場でお金を稼ぐ団体戦
 ・国の種類は、途上国(ラオス、フィリピン)、先進国(イギリス、アメリカ、日本)、
  資源国(中国、インド、インドネシア)
 ・ゲーム開始時に、各国に資材が配布される
   途上国の例:折れた鉛筆、ものさし、紙2枚
   先進国の例:鉛筆・はさみ・カッター各2、コンパス・分度器、紙2枚
   資源国の例:鉛筆削り、紙20枚
 ・各種の形状(三角形、円など)に切り抜いた図形を取引所で売買してお金を稼ぐ
 ・形状により、売買単価が異なる
 ・お金は銀行で金利が付く
 ・統制は国連が行う

【私の体験】
 私はアメリカチームでした。資材に恵まれているので、すぐに製品の製造に取り掛かります。
 1枚の用紙から沢山製造できて、売買単価の高い図形を、速く・沢山製造しようと手を動かしていると、
 資材がない国から資材の調達交渉があり、鉛筆などが2セットあるので1セットを紙と交換しました。
 できた製品を取引所に持っていくと、品質が悪いとの事で2割カットされてしまいます。
 資源国から紙を調達できたので、今度はスピードよりも品質を重視して製造しました。今度はばっちり!
 儲かったお金は銀行に預け、金利も得る算段で絶好調です。
 ところが、市場に同じ形状の製品が市場に出回ったので、製造中の形状の価格が急落しました。
 作戦を変更し市場価格の高い製品を製造していると、国連がやってきて「工場火災で完成品は焼けました」と
 製品を没収されてしまいます。さらには、銀行が破綻したとの告知で、預け金が半分になってしまいました。
 泣きっ面に蜂状態ですが、ガンガン製造して稼ぎました。結果は優勝。

【ふりかえり】
 ・講師によると資材に恵まれた国でも勝率は3割以下らしく、ラオスが優勝した回もあるようだ。
 ・商社でこのゲームを実施すると、まずは他国の状況を見て回る事からスタートするらしい。
  経営者の場合は、まずゲームの時間を聞きにくるとか。
  子供にやらせると、鉛筆削りを壊して刃を取り出しカッターとして使用したり
  ものさしや鉛筆は半分に折って、半分を自分が使用し、もう半分を他国に売却した事例もあるとか。
 ・モノづくりだけでなく、困っている国に資材や人材を貸し出し、儲けた事例もある。
 ・私達は製造業らしい動きで、材料を入手して製造して売る事しか頭になく、資源保有国も強みである
  資源(紙)を簡単に鉛筆などと交換した事で、どの国も平均化してしまった。

【学んだこと】
 ①決して恵まれた条件でなくとも戦略次第で勝利できる。「思い」が重要
  ゲーム開始時に配られた資材を見て戦意を喪失するチームもあるようだが、
  情報や人材を活用する戦略で勝利できる。諦めない熱い「思い」が重要。

 ②相手の困りごとに自分の強みを提案する。
  自分と環境を把握し、自分の方から先に働きかける事で優位に交渉ができる。

 ③欠点の克服より強みを強化して差別化する。(欠点克服は平均的になるだけ)
  足りないものを補おうとしがち。持ってる強みで勝負する事を先に考える。

 ④自分が勝手に制約や窮屈なルールを設定してしまっている、常識にとらわれるな!
  子供の発想はすばらしい。業種や立場の違う人の思考を取り入れたい。

コメント (6)
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