目標売上高と稼働時間を決めるとコンサルティングのスタイルが絞れる

　第１６期生の大石泰弘です。コンサルタントの稼ぎ方は100人100様ですが、自分に合ったコンサルティングスタイルを見つけるにはどうしたらいいのでしょうか。

　独立して3年、出会った考え方のなかで一番しっくりきている結論が表題です。目標売上高と年間稼働時間をきめれば、時間単価と必要企業数と競合状態が具体的になるので、余計なことを考えなくなるということです。

　自分のを考えてみました。
　目標売上高を2000万円、年間稼働時間を1000時間と決めました。コンサルタントは大別して4つのことに時間を使います。①お客様と会っている時間と②事前準備の時間と③定常的な情報収集やスキルアップの時間と④営業時間です。時間配分はビジネスライフの時期やスキルの不足度などによって変化します。

とりあえず４分の１ずつとおきました。お客様と会う時間は250時間になります。お客様はコンサルタントと会う時間と効果で発注するかどうかを判断します。お客様と250時間合うだけで2000万円稼ぐためには、時間あたり4万円のコンサルティングをしなければなりません。すると民民をメインにするしかありません。

1社と毎月２時間半のコンサルティングをするなら年間120万円です。コンサルティングに年間120万円支払い続けられる企業となると売上高は最低でも数億円必要です。その規模の企業を１６社獲得しなければ目標は達成できません。それだけの単価が取れる強みとお客様とそのニーズをみつけようとしています。57歳で診断士となった私の強みは前職の生産計画が最有力です。そこでどう差別化するか、どう集客するか、現在検討中です。遅くともオリンピックの前に集客セミナーを開こうと思います。

独立診断士の方は、目標売上高と稼働時間を決めてみられてはどうでしょうか。

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