稼プロ!18期の佐々木晋です。先日会社の研修でマシュマロチャレンジというゲームを行いました。皆さんご存知ですか?TEDでも紹介されたチームビルディングのゲームで、概要は以下の通りです。
(用意するもの)
・乾燥パスタ20本
・マスキングテープ 90cm
・ひも 90cm
・マシュマロ 1個
・ハサミ 1本
(ルール)
・4人1チーム
・自立可能でできるだけ高いタワーを立てる
・テープで足場を固定してはいけない
・タワーの上にマシュマロを置く(刺してもオッケー)
・パスタテープ、紐は貼ったり切ったりして使う
・マシュマロは切ってはいけない
・プレイ時間は18分間(作戦タイムも含む)
・時間終了後、第三者が高さを計測する
研修では6チームがタワーの高さを競いました。パスタをうまく組み合わせれば高くなることは想像できるのですが、強度が弱いので想定通りに自立しません。「どうすればいいんだろう!?」とみんなで悶絶してるうちに時間だけが刻一刻と進んでいきます。私のチームはなかなかうまく立たなかったのですが、土壇場で奇跡的に立ち、2位になることが出来ました。最後にマシュマロが座った瞬間は思わずみんなでハイタッチです。これがチームビルディングの醍醐味ですね。
TEDではチームビルディング以外にも更に面白い発見が紹介されています。色々なチームにこのゲームをやらせたところ、ビジネススクールの卒業生の成績が一番悪く、幼稚園児の成績がとても良かったそうです。理由は、ビジネススクールチームはRight Single Planを遂行するため、なかなかマシュマロを載せようとせず、最後に載せた瞬間に崩れるケースが多いそうです。一方幼稚園児は最初からマシュマロを載せたPrototypeをなんども作るので、成功する確率が高いそうです。成果を分けるキーワードはPrototype です。このゲームはパスタの強度やマシュマロの重さなど不確実性が高い要素が多く、Prototypeで何度も問題を修正しながら完成度を上げていくことが重要だからです。
新規事業等の不確実性が高い時は、このことを知っておくことは大事ですね。私自身もかつて新規事業に携わったことがあり、その時にこのゲームの教訓を知っていれば、もっと違うアプローチができたかもと思いました。診断士としてクライアントをサポートする際も参考になるケースがあるかもしれません。興味のある方は是非、TEDのプレゼンテーションをご覧ください。
https://www.ted.com/talks/tom_wujec_build_a_tower/transcript?language=ja
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