16期生の大石泰弘です。
前回は、コンサルティング業で目標売上高を1千万円以上にするなら、稼働時間の限界から
民民契約の時間単価が不可欠であることが明確になるという話をしました。
民民契約を持っている方の中にも、その単価を上げられなくて苦労されている話も聞きます。
どうすれば、時間単価を上げられるのか、諸先輩方に伺った話は以下の通りです。
①人気が出て忙しくなると自然に上がる。(逆に人気が出るまではあらゆる機会を利用して稼ぐ。
余力があるのに安いからと言って仕事を断るべきでないそうです。)
②業界の最新情報など、経営者が知らない有益情報の引き出しをいつもたくさん持っている。
(そのために専門分野の情報のシャワーを浴び続ける必要があるそうです。)
③売上高が数億円以上の企業と成約する。(年間3百万円のコンサルティング料を販管費に計上
できる売上高と考えればあたりまえですが。)
④経営者が解決しようとして解決できないでいる原因となっている考え方の間違いを指摘し、
解決できる方法ではなく考え方を示す。(思考の前提となっている考え方を見出す方法は?)
⑤設定時間内でのサービスを追加する。(月1回3時間の訪問で提供する有効なサービスが追加に
なれば、追加料金を請求しやすいですよね。でも仕込みの時間は増えそうです。)
以上5つを列挙しましたが、最近自分で感じていることがもう一つあります。
飲食店のご支援をしていて、お客様のお得感を上げるためには、お客様の期待値を上回ることが
不可欠だと実感しました。期待値はおいしさでも楽しさでも驚きでもいいのです。
そして、誠意・熱意・創意も、どれかがお客様の期待値を超えて実感できれば、値上げにつながると
思いました。上記の②とか④は、その1例ではないかと思います。
お客様の期待値を超える三意をいつも心がけようと思います。