稼プロ18期生の清水祐樹です。最近、温かくなってきましたので船に乗るのには、すごくいい季節になってきました。先日の稼プロのプレゼンの時にもお話ししましたが、今月の頭に小型船舶操縦士免許の一級を取得してきました。
小型船舶には、一級、二級、特殊の3種類の免許があります。特殊は、水上バイクにのるための免許で、一級と二級は、20トン未満か、24m未満の船舶を操縦するためのものになり、操縦できる船に差はありません。
一級と二級の違いは、海岸からどれぐらい離れることができるかで決まっており、二級は、海岸から5海里(1海里:1.852m)約9kmまでの範囲しか行くことができません。一級は特に制限がありませんが、100海里以上を航海する場合、6級海技士の乗船が必要になります。
小型船舶の試験は、筆記と実技を午前と午後で行い、どちらも合格すれば取得できます。 一級を取得する場合は、二級の問題に14問追加され、海図を使った問題や天気図の問題も出題されますので、対策を行う必要がありますが、小型船舶のことをまったくしらなくても、1日の実技講習と筆記講習、筆記対策で2~3日独学の時間があれば取得できるものとなっています。そのため、非常に敷居の低い免許です。
どれくぐらい免許所持者がいるかは、国土交通省の資料からわかります。
免許の種類 | 人数 |
一級+特殊 | 863,152 |
二級+特殊 | 2,041,572 |
一級のみ | 127,106 |
二級のみ | 332,228 |
特殊のみ | 174,039 |
免許取得者は、総計で350万人ぐらいいることになります。国民換算で、30人に一人ぐらいでしょうか?だいたい学校のクラスに一人は持っていることになりますね。
また、二級+特殊免許の所持者が、ボリュームゾーンになっています。私自身も、最初は小型船舶の一級しか取得する予定はありませんでしたが、小型船舶の免許を取得するためのスクールでは、一級か二級と特殊の同時取得をすれば費用が安くなるキャンペーンをやっていたりしますので、どうせとるなら両方とろうか、といった人が多いのではと思います。
ただ、免許の取得は容易なのですが、船そのものの取得は容易ではありませんね。乗船人数や実装されている設備、船の目的別に種類や値段はピンキリとなっていますが10人~15人程度のれるクルーザーは、3,000万~15,000万円ぐらいいたします。さらに、船を止める場所や船のメンテナンス費用、燃料代などのコストもそれなにするので、一般的な人がクルージングを楽しむ場合、レンタルするケースが多くなっています。
そのため、今後の目標として、船を購入できるぐらいの会社を作っていきたいと思っております。
気が付けば、中小企業診断士や稼プロ!とは全然関係ないブログばかりを上げているような気がしますので、次回はちゃんとしたテーマの内容のものを上げようと思っています。